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ヘルプマークについて思うこと。
これは、かなり偏った『私の』考えです。
不快に思われる方もいらっしゃると思います。
それは違うとおっしゃる方もみえるかと思います。
あくまで、『私はこう思う』という記事です。
最近、ヘルプマークをよく見掛けるようになりました。
自分がお世話になっているクリニックでもたくさん見掛けます。
自分に障害や持病があることをアピールするのは大切なことではあります。
ときとして、命に関わりますから。
実際にヘルプマークをつけた人がうずくまっていたら、私は声をかけてきました。
それでもひとつ引っかかるのは、
『いや、見た目で障害者だとわからないなら黙っていたほうがいいことがあるんだよ』という私の経験です。
見る人が見ればかなりショッキングな内容です。
(犯罪にあった旨が書かれています。
苦手な方はお戻りください。)
私にはかつて男性に乱暴をされた経験があります。
当時はヘルプマークというものはありませんでしたが、私自身精神的に追い詰められすぎて、『喋り方が精神やられてる人』でした。
見た目だけではわからなかったでしょう。
被害を受けたあとに、被害内容を話しても『妄想だ』と片付けられてしまいました。
もう10年以上経っているので、これらは罪にすら問えません。
当時の私の身分証明書は障害者手帳だけでした。
(そりゃ、運転免許なんてとらせてもらえませんよ)
……。
わかりにくいなぁ。
要点だけを申します。
『障害があるから周りから相手にされない女性だろう』と踏んで乱暴をする悪い人たちがいるんです。
『被害の証言を真に受けてもらえない障害者』をターゲットにする悪い人たちがいるんですよ。
あまり、思い出したくないことです。
だけど、同じ思いをする人がいたらもっとイヤだから私は言います。
もう、見た目はフツーになったね〜なんて自分に対して思えるようになったら、一度ヘルプマークの必要性を考えてみてほしい。
世の中には残念だけど悪い人もいます。
自分の身を護るって本当に難しい。
少なくとも、この記事読んで『ゾッ』としたり『怖いな』と感じたら一度考えてほしい。
もうすでに痴漢にあっていたり、声掛けにあっていたりしたら本気で考えてほしい。
世の中には乱暴される側に非があるというひともいるから今まで黙っていました。
自分が非難されるのは怖いから。
だけど、やっぱり『気をつけて!』『考えて!』って言いたい。
あくまで私の考えですから、「ヘルプマークをはずしてください」と強要しているわけではありません。
万一、具合が悪くなったときにヘルプマーク以外にアピール方法があるなら、そちらにチェンジしてみるのも手だと私は思うんです。
もちろん、具合が悪くなったらすぐ救急車が必要なひとはヘルプマークを外そうなんて考えないでくださいね。
巷にあふれるヘルプマークをみて、複雑な気持ちになっている女性の素直な文章です。
※※追記(1/25)※※
ちなみに喋り方や雰囲気などでは障害者だとわからなくなっても、人づてで「〇〇さんってメンタルの病院のひとなんだって」と漏れることもあります。
それ自体は「悪いこと」とは思いませんし、「防ぐ」のは至難の業ですから、仕方のないことだと思います。
しかし、『ねずみ講』に誘われやすかったり、宗教の勧誘を受けがちだなぁという感はは否めません。
「御しやすい」と思われるようです。
まぁ、「心が弱っているならコントロールしやすいな」とか「心が弱っているならつけ込んでやれ」といった悪い人もいます。
だから、安易な気持ちでヘルプマークをつけるのはおすすめしません。