HOCAメソッドは狂気と堕落の中で生まれた。もう誰にも習いたいことはない。

HOCAメソッドは狂気と堕落の中で生まれた　あれから5年目の春

2020年2月17日に　HOCAのテキストを書き上げたようです。
昨日、事務局スタッフ　ユキちゃんとしみじみ
この数年のお互いの苦労を労いました。
「長谷さんは本当に変わりましたね」と言われて
あの立ち上げ時の誰にも止められないぶっ飛んだ
エネルギーも私は好きですが、
最近は本当に淡々と　感情を切り分けて
静かに　日々を丁寧に暮らしている感じですね
そう、なにしろ自宅がとても綺麗（笑）
掃除をよくやっている。
早寝早起き　リズムを崩さない。つまらない
と言えばつまらない繰り返しが出来るようになった。

こんな穏やかな　ある意味、ちゃんと人間らしい
毎日の中で、新しいメソッドは生まれない。

HOCAを書き上げたときは狂気と堕落の中で
いつからが朝で夜なのか
ごはんもコンビニでなんか買ってきて
掃除もしない、テーブルには書類の山が
雪崩れを起こしていました。

45歳で大学で学んだ心理学、仏教学
様々なセラピー、温熱療法の本は数え切れず
でも一切、それを手に取って見なかった。

「もう誰にも習いたいことはない」
私が書く。頭の中を吐き出す。
嚙み砕く。
一つの言葉を噛み砕き続けると

ハッと気づく瞬間が何度もあり
鳥肌が立ち　また執筆が進む。

こんな風にしか新しい何かって
生まれないのだ。

あれから5年目
たくさんの方に私の書いたテキストが
届き、これからも届き続けると
思うと　喜びで

ともするとまたあの狂気と堕落に
戻りそうな自分がいる。

いま、とても穏やかで
きちんとした暮らしをしているのに。

人間というのは不思議な生き物。