娘の誕生日プレゼントがエライことになった。(カメラの話です)
6月は娘の誕生月。我が家はサンタクロースが中学生以降来ないかわりに誕生日プレゼントはOKな制度。なので子供が誕生日にかける想いは強いのだ。
ということで先日、高校2年になった娘の要求はどんなもんか聞いたんですけど、これが思いも寄らない方向にいってしまったので今回紹介したいと思います。
娘の要求
自分の予想はブランドの洋服やファッション関連。女子高生ともなれば美意識も高くなるもの。予算的には1〜2万あたりかなと思っていました。
自分「誕生日プレゼント何狙ってるの?」
娘「・・・コンデジ・・・」
そうか、コンデジか・・・何!コンデジだ・と・・・!
娘いわく自分のミラーレス一眼を見てカメラに興味が湧いたとの事。ただミラーレスカメラは高いのでコンデジなら買ってもらえるかもと考えたらしい。修学旅行にもコンデジなら持っていける。
狙うコンデジは?
コンデジってどのくらいするんだろうかと価格.COMで調べてみる。
大体2万~8万ってところ。お高い。そして娘が要求するコンデジはSONYのZV-1F。約65,000円。これは誕生日プレゼントで納まる額ではないのではないか?
費用について娘と交渉
娘には正直に誕生日としては高い買い物だと伝える。すると費用の半分をお年玉貯金から捻出するとの事。このくだり、まるでα6700を購入した時の自分を見ているみたい。やっぱりお前は俺の娘だな。
そこまでして欲しいというなら、自分も鬼ではない。子供の趣味への可能性を数万円で潰すのも何かもったいない。わかった娘よ。費用の折半にて考えてみようかと前向きに娘に伝える。そして、これからが本当の交渉だぞとも娘に伝える。・・・いざ行かん、嫁のいるリビングへ。
嫁さんと交渉
最大の難関と向き合う。人生は楽しい事ばかりじゃない。いくつもの壁にぶち当たるものだ。そして娘には全力で壁に挑戦して乗り越えていってもらいたい(大げさ)。ここはストレートに意向を伝える事にする。
自分(娘)「・・・どうでしょうか・・・?」
嫁「・・・」
嫁「どうせお金出すなら、ミラーレス一眼じゃなくていいの?」
・
・
自分(娘)「え?」
嫁の意向はこうである。ここでコンデジを買うのもいいけど、娘にとって大事なお年玉貯金をどうせ使うのであれば、多少お金はかかってもちゃんとしたミラーレス一眼の為に使った方が将来的にもリセール的にもいいのではないか。
意外な結果にビックリした。おい嫁よ。うちの家庭で一番男らしいぞ!
娘の顔に安堵と嬉しさがこみ上げている。こんな方向になるとは思わなかったけど、とりあえず良かった。
ということで、ミラーレス一眼を買う事になったわけです。
娘のカメラ選び
ミラーレス一眼を娘と折半で買う事になったわけだけど、さすがに予算は決めないと、という事で予算を20万円に設定。この金額で購入できるミラーレス一眼を探すことに。ちなみに20万というのはカメラ以外に必要な道具等もふくんだ費用。
カメラに求めるポイント
娘がこだわったポイントが以下です。
イメージセンサーはAPS-C
ファインダーが欲しい
見た目
出来れば幅広く撮れるレンズがいい。
スマホより断然大きいイメージセンサーがいいという事で、APS-Cのカメラで探すことに。フルサイズは当然無理なので。あとはファインダーは覗きたいらしい。やっぱりカメラの醍醐味ですからね。
あとレンズは用途別に買い足すような事は費用的にも無理なので、なるべく幅広い焦点距離のものがあるカメラを選ぶことに。
そして候補にあげたのが次に紹介する2機種。
キャノン EOS R10
キャノンのAPS-C機で、RF-S18-150 IS STM レンズキットが魅力的。価格が170,000円程度。焦点距離が広いレンズで幅広く使えて、軽い。
ニコン Zfc
ダイヤル操作がわかりやすそうなのがいい。見た目もクラシカルでカッコいい。レンズもNIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRがある。価格はボディ、レンズ含めて160,000円くらい。
娘が選んだのは・・・
最終的に娘が選んだのは・・・ニコン Zfc。
とにかく最後は見た目だったらしい。見た目は大事。使ってて楽しいカメラが一番いい。
これからは娘とカメラライフ
というわけで、ニコンのZfcをポチりまして、現在は納品待ちです。
かかった費用の総額は、カメラ、レンズ、レンズフード、グリップマウント、液晶保護シート、レンズペンで約180,000円弱。娘は90,000円の手出しに二つ返事でOK。お前そこまで写真が好きだったんだな。
今回の件、自分としても結構うれしくて、娘と一緒に一眼カメラで写真を撮りに行くというのは、もうちょっと先に思い描いていた自分の夢でもあって、それがこうも唐突にかなってしまうとは思わなかったわけで。
とりあえず、これからは娘と一緒にカメラライフを楽しんでいこうかと思っております。Zfcについても今後レビュー記事を上げてみたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
※お時間あればコチラも覗いて見て下さい。
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