奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ
《2014 マリー・カスティーユ・マンシオン・シャール》
フランスの映画。
フランスの貧困層にある高校で、アウシュビッツをテーマに歴史コンクールに参加する物語。
歴史の背景を知ること、様々な角度から物事を捉えること、当事者からの言葉の重みを感じること。
あぁ、学ぶってこういうことだよなって改めて感じる作品。"学び方"を学べる。
大きな展開があるわけではないけれども、そのぶん、生徒たちの変化や差別に立ち向かおうとする姿、皆が一致団結していく様子が鮮明。
自由の国フランスが差別や偏見をテーマに取り上げてるのが個人的には印象的だった。
色んな人種、信仰、貧富の差があるクラスっていうのがリアルで良かった。
映画を通してでもアウシュビッツに向き合うのはやっぱり辛くて、でも目を背けられない事実だよなって思う。