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チャリティハッカソン「do_action」でShifterに出会った話

この記事は、Shifter Advent Calendar 2020 の13日目の記事です。
そしてはじめまして!NPO法人ACEの山下と申します。
アドベントカレンダーに参加するのは初、noteの投稿も初めてだったりします。そんなはじめて尽くしの記事、せっかくなのでdo_actionの感想もまとめておきたいと思ったら、ながーい記事になってしまったのですが、最終的にShifterでつながる世界ありがとう、に戻ってきますので(予定)、よろしければお付き合いくださいませ。

きっかけはTwitterの投稿

Shifterを使うことになったのは、タイトルにもあるdo_actionというイベントに参加したからなのですが、そもそも私がdo_actionを知ったのは、伊藤さんのこの投稿を偶然目にしたところからでした。

これをつぶやき、その後も参加への後押しをしてくれた伊藤さんには、感謝しかない!ありがとう!!!

で、何故私がこの投稿を目に留めたかと言えば、私が働いているACEというNPO法人のウェブサイトでもWordPressを使っていて、そのサイトに諸々の課題があることを認識していたから、なのです。

ACEとは

ACE(エース)は、「子ども、若者が自らの意志で人生や社会を築くことができる世界をつくるために、子ども、若者の権利を奪う社会課題を解決する」ことをパーパス(団体の存在意義)に掲げ活動しているNGOで、世界で1億5200万人、世界の子どもの10人に一人がしていると言われる「児童労働」をなくすため、日本、インド、ガーナで活動しています。

で、ここでACEのサイトを見に行ってくださった奇特な方はお気づきになったかもしれないのですが、ACEの本体サイトは、スマホ対応しておらず、情報も蓄積しているがゆえにサイト内で迷子になってしまう懸念があったり、その他にもサーバーメンテナンスが後手になりがちなど課題を認識しているけれど、今のACEのスタッフだけではすぐに対応できない・・・とのジレンマを感じていたので、WordPressに関わる何かでそれを解決できるのではないか!と期待をしたのでした。

チャリティハッカソン「do_action」とは

今回、開催する do_action は、その WordPress のコミュニティが主催するチャリティハッカソン※です。サイトが欲しい非営利活動をしている人たちと、WordPress を使ってサイトを作成することができる人たちを繋ぎます。そして2日間でサイトを完成させます。

引用:do_action Japan 2020 https://doaction.org/ja/event/japan-2020/

まず、驚いたのは、2日間でサイトを完成させること、7名ものチーム(ディレクター、ライター、開発者2名、デザイナー、SNS担当、テスター)を編成いただけることでした。そして、プロダクトスポンサーとして、Shifterが参加していることもこの時に知りました。

2日間でどこまで行けるのか?まったく未知の世界でしたが、これだけのメンバーがいるならば、きっと大丈夫だろうと、団体として優先度の高かった、支援者(子どもの権利サポーター)を募るランディングページをつくっていただくことを依頼内容として決定し、当日を迎えたのでした。

あっという間の2日間!

do_action Japan 2020は、2020/5/16(土)-17(日)に開催されました。今でもこの時のことを思い出すと、胸がほわっとあたたかくなります。

以下、2日間のことを、私目線でざっと振り返ります。
1日目:
10時から開会式(オンライン)。今回が日本初開催で、オンライン開催のdo_actionは世界でも初めてだということを知る。ここで共有されたdo_actionの行動規範に胸が熱くなる。参加団体の自己紹介も無事終えられ、ホッとする。
11時からACEチームのみなさまとのミーティング。メンバーの自己紹介に、それぞれ「児童労働」や「国際協力」への想いを思ってACEを選んでくださったことを知り、胸が熱くなる(本日2回目)。オンラインでお互いの姿が見えない中でもあるので、それぞれどれくらいの時間稼働できるかの確認、デザインチームと開発チームで分かれて進めること、今日のゴールはここまで行けたらOKという共通イメージの提示など、ディレクターの和やか、かつ的確な進行に、これは行けるのでは!?との確信をもつ。

午後から具体的な作業スタート。私はデザインチームのみなさんによるヒアリングを受ける。ここでFigmaを知り感動する。またSlackもスタンプの使い方(スタンプの複数個使い)でこんなに熱量を持ったやり取りができるんだ!ということを知り、スタンプを押しまくる。
16時にさくっと進捗共有。(トップ画像はこの時にチームメンバーのみなさまと撮影したもの。お一人写っていない方がいて残念!)
このタイミングでShifterの採用を決める。コミュニティ支援プログラムを通じ、今後も無償でShifterを使い続けられることを知り、「なんと!」と手を合わせる。

2日目:簡単なミーティングを行った後、作業スタート。私はライターの方が書いてくれた内容を確認したり(いつもは内部で対応することが多いので、外の目での活動の切り取り方に学びが深い)、テンプレートでここまで出来るんですか!?と感動したり(これまたスポンサーとして参加されていた「Snow Monkey」さんのおかげ!)、ほぼはじめましてのみなさんと、オンラインでのコミュニケーションのみで(基本的にはSlack、必要なタイミングでZoomで話す)こんなにチーム感をもって動けるんだ!ということに感動したりしながら、時間を過ごす。

当初の依頼内容の対応を終えたメンバーのみなさまは、その時間を余すことなく、「できたらいいな!」項目に挙げていたABテストについて調べてくださったり、SNS運用のポイントをまとめてくださったり、ACE本体サイトのちょっとした変更方法の相談に乗ってくださったり・・・
ここに書いていない内容でも、チームのみなさんが動いてくださったことが多々あると思われるのですが、私の体感としては、気付いたらすべてが終わっていた!でした。そう動いてくださったチームのみなさんに、そして、こういう機会と場をつくってくださった、do_action運営メンバーのみなさまに、改めて感謝申し上げます。

16時からの閉会式を経て、その日のうちに、無事ランディングページは公開されたのでした!!!

(以下は、2020/12/13時点のLPです)

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do_actionに関心持たれた方は、下記もぜひご覧ください!
do_action Japan 2020 公式のレポート
https://ja.wordpress.org/team/2020/05/21/974/
do_action 公式 SNS
Facebook : https://www.facebook.com/doactionjp/
Twitter : https://twitter.com/doactionjp
Shifterのdo_action Japan 2020 参加レポート
https://www.getshifter.io/ja/do-action-japan-2020-report/

この体験にどんな意味があったのか、そして今

まず、2020年5月のゴールデンウィーク明けのタイミングで、「オンラインでもこんな場が実現できるんだ!」を体感できたことは、その後のACEの活動を考える上でもプラス材料になりました。
また、以前ACEとして「社会にとってどんな存在でありたいか」を話した際「社会を良くしたいと思う人が集いつながる場」という言葉が出たことがあるのですが、まさにdo_actionは、私にとってそういう場でした。
そういう意味で、まだまだ先が見えなかった中、5月にこの希望を見れたことは、その後の活動の原動力にもなったと感じています。

現在は、ACE内で、ランディングページへのキーワード広告の内容を変更したり、その反応と合わせてトップのコピーや写真、ページの掲載内容や並び順を変更したりしながら、コンバージョン率(支援のお申込み)が上がるよう、トライアルを重ねています。こういうトライができるのも、ベースとなる、細かな改善がしやすいページがあるからこそ、だと感じています。

Shifterを選んでよかったこと

「ページはできた!でもその後の運用はどうする?」というところまで、十分なリソースを割り当てられない現状がある中で、サーバーサイドのメンテナンスが不要でセキュリティの心配もすることなくサイトを使い続けられる環境を得たことは、コンテンツの内容のみにリソースを集中することができるのだということに、ページの本格的な運用を始めてから改めて気づかされました。

ACEのより詳しい導入事例は、Shifterのページでも紹介いただいているので、ぜひご覧ください!
do_action Japan 2020 支援レポート: 特定非営利活動法人 ACE 様
https://www.getshifter.io/ja/do-action-japan-2020-acejapan/

そして、上記の事例掲載も含め、ACEという団体や「児童労働」のことをみなさんに知っていただく機会を設けてくださっていることにも、Shifterのみなさんに感謝をお伝えしたいです。ありがとうございます!!!

最後に

ということで、ながーい記事をお読みくださり、ありがとうございました。振り返ってみて、改めて、do_actionに、そしてShifterに出会えてよかった!と感じています。
来年はGet Shifter!ともっと胸を張って言えるよう、ひきつづき、サイトの改善に取り組んでいければと思っています。

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