推しチョコ2021🍫 #バレンタインは児童労働のないチョコを
2月といえばバレンタイン。今年も盛り上がりましたね。
いや、世間的にはこのような状況で、かつ2/14は日曜日だったので、業界全体の売り上げは厳しかったのではないかと思うのですが、個人的には、推せるチョコレートが増えた、とっても嬉しいチョコシーズンでした。
2/14を過ぎると「あれ、まだ2月だった?もう3月じゃ?」と言いたくなって、私もチョコ好きの端くれなんだな、なんて思います。
書き始めたら長ーくなってしまい、もはや来年の自分への手紙のような感すらありますが。以下、今年私が推したチョコの記録!
チョコに興味を持ったきっかけ
前からチョコは好きだったけど、より特別な存在になったのは、NPO法人ACEで仕事を始めて、チョコレートの裏側に児童労働(チョコの原料カカオを作る畑で、子どもたちが学校に通うことができず、今も働き続けている現状)があること、その解決のために協力してくださるチョコレートメーカー・ショコラティエの方がいることを知ったことから、でした。
ちなみに、今年のACEからのメッセージは、こちら!
わたしの推しチョコ2021!
上の動画でもお伝えしていますが、児童労働をなくすことにつながっていたり、カカオ生産者のことを想って作られたチョコレートが増えています。
ということで、私の独断と偏見で選んだ推しチョコをご紹介!選考基準は、どんな原材料をつかっているか、カカオ生産者・生産地への還元があるか、魅かれるか、あたりです。
【注】ここで紹介しているチョコレートは、2021年2月時点で販売されていたものです。
*動画で見た方が楽という方は、こちらからどうぞ!以下のリンクから開くと、ACEの推しチョコ紹介から再生がはじまります。(動画とnoteの説明内容はちょっとずつ違いますが、紹介しているチョコは同じです)
では、満を持して。
①フェリシモ「幸福のチョコレート」
https://www.felissimo.co.jp/choco/
もう、バイヤーのみりさんがすごい。インスタライブやブログでのチョコ解説もぜひ見てみてほしい。みりさんのお話を聞いてからチョコを食べると、その味わいが何倍にもなる体験をして、「そうか、カカオも人が作っているけど、チョコレートも人が作っていて、その生き方とか土地柄お国柄が表れるんだな」と気づかされてから、チョコを食べるのがもっと楽しくなりました。
ちなみに、今回の推しチョコラインナップの中で、昨年一番最初に目にしたのはフェリシモのカタログだったのですが、表紙の「それでもチョコは来る!」の文字に励まされたのをよく覚えています。ちなみに、みりさんがチョコバイヤーになったのは、配属がきっかけだったって、すごくないですか!
②ショコラティエ パレ ド オール「ガーナスマイルカカオプレミアムシリーズ」
http://www.palet-dor.com/
ビーントゥバー ホワイトチョコレート
ザ・プレミアムガトーショコラ
*支援地カカオ使用+ACEへの寄付つき
*唯一現品の写真なし・・・上記サイトで(こことかここでも)ぜひご覧くださいー!
ショコラティエ三枝シェフのお店。一粒単位で売られているような高級チョコは、ACEでつながりができるまであまりご縁がなかったんだけど、食べてみたら、どのチョコも本当においしい。まさに至福。高級ラインで推せるチョコレートがあるよろこび。ギフトにもぜひ!
ただ、実は私の一番のお気に入りは、パレドオールのカフェで飲めるカカオの味がする透明な水「ショコラ ネスパ?!」。今は行けていないけど、以前定期的に大阪出張があった時のご褒美は、これとチョコ一粒のセットでした。これを飲んでいて新幹線を逃したのは、良い思い出です(大阪駅と新大阪駅を勘違いしていただけなんだけど、リラックスしすぎた)。
③カルディコーヒーファーム:フェアトレードチョコレート「オレンジピール」
https://www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/1/4515996933769
みなさんのお近くにカルディはありますか?もしお店に行かれる機会があったら、チョココーナーでぜひ探してみてください!ないなーと言う方はオンラインショップでも買えます。185円でフェアトレードチョコレートを楽しめるなんて!以前からカルディのフェアトレードチョコは販売されているけれど、この味は今シーズン新登場ですよ!ビター×オレンジピールの組み合わせにもばんざい!
今も、このnoteを書きながら、ぱくぱく食べています。
④Dari K:チョコレートドリンク「シトラスカカオ」
https://www.dari-k.com/news_post/information210127_01/
京都のチョコレート屋さん、ダリケー。以前から気になっていたのですが、この記事を目にして、これは飲まなくては!とセブンイレブンをはしごして、出会えました!
ダリケーでは、インドネシアのカカオ農家と直接つながって、カカオ栽培や発酵技術の指導を通じてカカオの品質を上げ(それがカカオ農家の収入向上にもつながる)、そのカカオをつかってチョコレートをつくっているそうです。でもって、このチョコレートドリンクは、とってもフルーティー。「何故?」と思ったら、カカオを発酵させる時に果物を一緒に発酵することで、フルーツの香りをまとったカカオを使っているとのこと。発酵、深い。。。
ちなみに、お昼休み放送室の配信をしていた時、インドネシアからリアルタイムで参加してくださった方がいらっしゃって、インターネットってすごい!と思いました。
⑤ピープルツリー:フェアトレードチョコ「ラム フィリング」
https://www.peopletree.co.jp/choco/index.html
フェアトレードといえば、ピープルツリー。毎度おなじみチョコレート以外にも、ファッションアイテムも販売されています。私も今年手袋を新調しました。ぬくぬく。
昨シーズンまでの、ピープルツリーのチョコの中の私のイチオシは、ビターレモンピールだったのですが、今年はラムが来ました。何でだろう?家にこもる時間が増えたからかなぁ。なんかちょっとエネルギーが欲しい時とか、自分をよしよししたい気分の時に寄り添ってくれるフィリング入りチョコレートです。ちなみに、私はよくいく本屋さんで売っていて、すてき!と思って買って食べてみたら、何これおいしい!→追加購入という感じではまりました。
ちなみに、ピープルツリーのチョコレートは秋冬しか買えません。なので、もし街で出会ったり、オンラインショップで在庫があったら、買いですよ!次のシーズンに向けて、試してみてくださいね。
⑥チョコレートデザイン/VANILLABEANS:「ショーコラ マイルドカカオ」「スノーボール・ココア」
http://chocolatedesign.co.jp/shopbrand/ct2/
これもまた、語りたいことがいっぱいある、チョコレートデザイン/VANILLABEANSの商品たち。
どなたにも安心しておすすめできる「ショーコラ」。クッキーの間にガナッシュが挟まった商品です。(使われているのはフェアトレードチョコレート!)
そしてそして、私が特に推したい「スノーボールクッキー」!なかなか買いに行けないから、成城石井の「ポルボローネ」を買ったりもするけれど、やっぱりこれがすき。
今一時休業中の「バニラビーンズ鎌倉店」にも、早く行けるようになるといいなぁ。。。(みなとみらいと川崎のお店はやってます!)神奈川が遠いという方は、オンラインショップからぜひお試しを!
おまけ
●今回のラインナップには入ってないけどブラックサンダーのおいしさにも、日々助けられてます。思わずポチってしまった「至高の超生ブラックサンダー 」をどうやって食べるかが、目下の悩み…(栄養価が高すぎる)。
●まじめな話も少し
カカオのサステナビリティ―に、日本の企業が一社だけで取り組むのは本当に大変なこと。だからこそ、参考記事に挙げたような原料メーカー(製菓用チョコレートや、チョコレートを作るときに必要なカカオマス、カカオバターなどを製造するメーカー)がサステナブルな原材料を供給する動きを歓迎したいし、応援したいと思っています。
<参考記事>
2025年までにサステナブルなチョコレートを標準に。チョコレート業界を代表する各社がサステナブル宣言!|バリーカレボージャパン株式会社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000039056.html
児童労働撲滅、森林破壊防止に向け、サステナブル調達コミットメントを策定|2020|ニュースリリース|不二製油グループ本社株式会社
https://www.fujioilholdings.com/news/2020/1198316_2533.html
来年は、もっとサステナブルなチョコが増えているといいなぁ!ハッピーバレンタイン!