孤独な呼吸
誰かに何かを求めるのではなく
自分の確立のために自分を律することを
意識して生きているつもりでも
人を不快な思いにさせてしまうことってあって
その度に自分は変われないんだなと
落ち込んでしまいます。
はじめから、素直に喜べる人間だったら
はじめから、しっかり甘えられていたら
はじめから、あの人みたいに生きていられたら
そんなことばかり、考えています
他人が羨ましく見えるのではなく
自分が情けなく思うのです
愛されて育ったはずだ
その愛さえも、否定してしまいそうな自分に
とてつもなく嫌気がさすのです
それでも生きていかなければいけない
理不尽でも、不運続きでも、恋がうまくいかなくても、
全部自分で折り合いつけて
生きていかなければいけない
何のせいにもできない
もちろん他人のせいにも
そして世界のせいでもない
ただ自分の人生として噛み締めて
踏ん張って腐らずに自分を律し、生きていかなければ
いつか訪れる幸せを願うとかではなく
いまがどんな幸せに満たされているのかを
ただ考える、感じる
孤独は強い
孤独な人は、みんな強くて、みんな優しい