ティーゼリーを美味しく作るコツ①
「ティーゼリー」。
とくに夏場たっぷり作って冷蔵庫に入れておくと、胃にやさしい軽やかなおやつになる。
緑茶やウーロン茶、ジャスミン茶などどんなお茶で作っても美味しいけれど、私はやっぱり「紅茶」でつくるゼリーがお気に入りだ。
・・・といっても「アールグレイ」のようにフレーバーが着いた紅茶でなくとも、茶葉の違いによって味わいも結構変化するから、毎回新しい発見があり作り甲斐がある。
色も透明感のある紅茶の赤みが美しく、炭酸水に浮かべても存在感あり。
後味にしっかり茶葉本来の味わいと香りが感じられるような「紅茶ゼリー」。
実は美味しい作り方にはコツがある。
急冷する
ゼラチンをしっかり混ぜとかす
タンニンカフェインの少ない茶葉を選ぶ
お砂糖を入れる
などなど。
紅茶ゼリーがうまくいかないケース
紅茶ゼリーを家で作ってみたけれどあまり上手くいかなかったという場合、もしかしたら「味が薄すぎた」「上手く固まらなかった」「色が透明にならなかった」という現象ではないだろうか。
①味が薄い
これは単純に紅茶を濃いめに淹れればOK。
ゼラチンを入れる分薄まるのと、またゼリー自体が冷やし固めて時間を置いてから食すデザートである分香りが消えやすいので少し濃いめでゼリーの中に香りを閉じ込めたい。
ただし、ここで言う「濃さ」に注意!
抽出の時間を長くしてじっくり蒸らすのではなく、茶葉を増やして作るのがポイントになる。
(その理由については③でも出てくるので後ほど)
②上手く固まらない
これはよく混ぜるだけ。
熱々の濃いめの紅茶を淹れて一旦ボウルか何かの容器に移し、冷めないうちにゼラチンと適宜お砂糖を加えて、よくかき混ぜる。
ここでゼラチンの塊が完全に溶けていないと、ゼリー全体に行き届かずにムラができてしまう。すると、冷やした後に、固まっている部分とお肉のドリップみたいな水分が出てしまう部分が出来てしまうことも。
これは紅茶ゼリーに限ったことではないけれど、慌てるとムラになりがちなので注意。(実体験あり)
長くなったので、③「色が透明にならない」はまた次回に。