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チャイもそれぞれ

寒い日はチャイ気分に♪

あったかい飲み物でほっこりしたいな。

でも、ミルク(牛乳や豆乳)はアーユルヴェーダの食事の観点からすると、実は「冷性」にあたる。

単純に身体を冷やすというと、少し乱暴な言い方かなと思うけど、その一面はある。

とは言いつつも、本来の牛乳は滋養のあるオージャスたっぷりの飲み物。

牛乳のタンパク質分解は体質によって合う合わないがあるようだが、私は体調やタイミングなどに合わせて時々摂るようにしている。

そんなわけで、私は冬のこの時期にチャイを作る時は、温め素材のスパイスや食材と一緒に合わせることが多い。

以前は極度の冷え性だったので、ある食べものを食べた後に冷える、という事は体感的に分かっていた。

スパイスはスパイスでも、すべてが温めてくれるわけではない。

苦味や渋みを持ち合わせているスパイスの中では、冷性のものがいくつかあるので、使う場合も温めるスパイスと組み合わせて使う。(漢方の調合みたい)

たとえば、コリアンダー(パクチーの種)。

スーッと清涼感のある香りでカレーには欠かせない主力のスパイス。アーユルヴェーダでは、冷性の特徴を持ち、利尿作用と共に余分な熱を取ってくれるので、夏場にはありがたいが冬場は料理でも控えめにするようにしている。逆に夏場の紅茶にブレンドすると爽やかで素敵なデトックスティーに♪

さて、チャイに話を戻して。

チャイはそもそも「お茶」の意味なので、世界各国いろんなチャイがある。

トルコのようにミルクは入っていないチャイもあるし、スパイスなしの砂糖で甘~くしたチャイもある。

日本で多くイメージされている生姜やシナモンの効いたチャイは、マサラ(=スパイス)が入った「マサラチャイ」。

王道的なスパイスは、「シナモン、ジンジャー、カルダモン、クローブ」

大体この辺りは、いろんなチャイミックスを見ると入っている。

自宅でオリジナルチャイを作るときもこれらを組み合わせると意外と簡単に奥深い美味しいチャイが作れてしまうから、ぜひお試しあれ。

セイロンシナモンを贅沢に使うと、お砂糖を控えめにしても自然の甘味が広がって、おすすめ♪


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