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梅しごとって一石二鳥
私が住む鎌倉の山側に住む人たちは、この季節になるとあちこちで庭先の梅の収穫と梅仕事でにわかにそわそわしている。
今年は梅の実が黄色くなるのが早かったようで、6月初めからご近所さんの間でも何やらにぎやかだった。
私もご他聞にもれず、ご近所さんが梅を収穫している最中に通りかかって、お声かけていただき、ちゃっかり青梅をおすそ分けしていただいた。
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大事にちびちびと食べてきた
お酒が好きな彼女は青梅で梅酒を作るので早めに収穫するとのこと。
私も今年はその綺麗な青梅で梅シロップを作った。
その数日後、また別の方に黄梅を譲っていただいたので、今度はジャムに。
梅ジャムに関しては、「白ごはん.com」さんのレシピを参考にしている。
この方の他のレシピもとても分かりやすく作りやすくて好き。
果肉感たっぷりの梅ジャムのレシピ/作り方:白ごはん.com (sirogohan.com)
梅のあくを取りながら一回湯でこぼしをするのだけど、その湯がいたお湯をシンクに流すと、クエン酸のおかげでシンクと排水口がピッカピカになるのだ。(少し冷ましてからか、水を流しながらで配管を傷めないように注意)
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昨夜掃除したはずのシンクなのに、断然輝きが違う。
レモンを切ったり、柑橘ジャムを作る時もこの効果が期待できるけど、
恐るべし、梅のクエン酸の強さ。
圧倒的な輝きだった。
そりゃ、一粒で元気100倍なわけだ。
これはいい。
「梅ジャムを作る」だけで、キッチンシンクのお掃除も出来ちゃうなんて。
掃除の道具も洗剤も要らず流すだけ、時間も短縮。おまけにお鍋もつるんとしてる。
最後には美味しいジャムが待ってる。
一石二鳥な梅しごとは、断然「梅ジャム」。
面倒なこともあんまりなくて、「梅しごと」の中では火入れをする分一番失敗なく簡単な気がする。
この季節だけの、数回のチャンスだけど笑。
ジャムがいい香りで美味しく作れるのもうれしいけれど、あのピカピカになるんだよね~♪とお鍋のお湯を流すのもうれしい瞬間。
まだチャンスがある方、ぜひ。
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小瓶に3つくらいのジャムになった
ちなみに、「梅干し」なら紫蘇があってもなくてもいい、黄梅でも青梅でも、気負いなくのびのびと作りたいなら、石田紀佳さんの「魔女入門」が好き。
ページを開くたびに、日本らしい季節感を感じられるような眩しい文章と優しい写真。
自然の声を聴ける魔女になった気分で手仕事や草木の観察が楽しくなるので、梅への愛情も増し増しで楽しく「梅しごと」ができるはず。