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日々是紅茶㉒「オレンジ×〇〇の鉄板」

日々是紅茶、日々紅茶を飲んではメモメモしているくせに、それを改めて文章にしたり、パソコンに写真をアップしたりすることにブレーキが。
もっと気負わずに書けたなら。
小さくとも日々の紅茶をアップして自分の視覚的にも備忘録としてここに集めていこう。

先週のカカオティーが気に入ってしまって、最近はカカオティーにちょい足しをしている。
実際に紅茶は甘くないけれど、香りがほろ苦甘いチョコレートを想像させるので、チョコレートを作る気分でちょい足しすると大体大きく失敗はしていない。

人間の脳センサーは不思議なもので、チョコレートの材料であるカカオ自体は全然甘くないのに、砂糖で甘味をつけた「チョコレート」を食べ続けた結果、その記憶が「甘い香り」と認識させる。
香りと記憶の紐付けに想像以上に人は影響されているのかも。

さて、前回「ディンブラ」さんでカカオティーに開眼し、カカオシェルと検索したら、ハワイのチョコレート屋さん「HAUOLIOLA CHOTOLATE」さんで購入できた!
カカオシェル(ハスク)はカカオ豆の外皮でアーモンドやピーナッツの皮みたいに軽くカサカサしている。そのままでもほんのりカカオの香りがするし、お湯に浸出してもくせがなく美味しかった。

それを紅茶とミックスして、オレンジフルーツティーにした。
「オレンジとカカオ」、鉄板の組み合わせでしょ。
ただ、オレンジも国産のもので甘さがさっぱりしていたので酸味もあり、紅茶の渋みとバッティングする危険も潜んでいる。
とても濃厚に甘いオレンジなら、香りと心地よい渋みとコクを持つ「ディンブラ」でもいいかもしれないけれど、今回は優しく渋みの少ない「サバラガムワ」で保守的に。
そして、もう一つの鉄板、「オレンジとクローブ」。
クリスマスティーやポマンダーでよく知られるクローブは、オレンジなどの柑橘と相性がいい。(私は柚子ジャム作る時も保存性を兼ねて少し入れることもある)

オレンジをカップに忍ばせる

<実験>
・サバラガムワ紅茶(メーカーや茶葉の形状にもよるけれど、今回は4gに対してお湯300㏄)
・カカオシェル(ハスク)ティースプーン1杯くらい
・クローブ2,3粒
を一緒にしていつも通りに紅茶を淹れた。

昔の磯淵さんの本にあったように、カップの底にオレンジくし切りとグラニュー糖を少しまぶして仕込んでおく。グラニュー糖がオレンジのジューシーさを引き出してくれる。

出来上がった温かい紅茶をカップに注いで、少しオレンジをなじませて出来上がり。

<結果>
とても美味しくできた♪
苦味も酸味もバッティングせずに、ほろ苦い雰囲気がすこしアメリカンコーヒーのようだったので、コーヒー派の人も気に入るかもしれない。

サバラガムワのストレートティー自体が、優しく香ばしいココアのような風味も持っていたので、3者が同じ方向性で調和した印象。
今度は冒険もしてみよう。

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