◆4 見どころが変化した代表戦
先日、サッカー日本代表の試合が、オーストリアにてパナマ戦・メキシコ戦の2試合が行われた。感想を含め、自由気ままに私の意見を書きたいなと思います。
●全体の感想
全試合をしっかりと見ることはできていませんが、全体的な感想としては、テストをしている感じが見られた。といった感じでしょうか。
LSBやCFなど、後継者がなかなか見つからないといわれているポジションの選手(今回でいうと鈴木選手や中山選手といったところでしょうか)を試している感じが強かったイメージです。それもあって、特に格上のメキシコ戦は、ベストメンバーでの試合を見たいと感じる人も多かったのではと思います。私もその1人ですから(笑)
しかし、今回の2連戦は遠藤航選手の活躍が目立ったと思います。彼が日本代表の悪かった流れを変えてくれました。ブンデスリーガでデュエル勝率1位の実力が見られた気がします!
●新たな戦術
今の代表は、3バックをはじめとする、多くの戦術を試している段階だと思います。選手のレベルをテストしているだでなく、戦術も試しておりチームの構想がまだ定まっていないのかなとも感じもします。
ところで…
私が、最近好きな攻撃の戦術はクロップ監督率いるリヴァプールの得意とするものです。何より魅力を感じるのは、サイドバックがアシストし、サイドサイドバックが点を取るというところです。
そのためには、SBの選手には、攻撃の参加が求められ、守備だけでなく、点を取り、アシストもしなければなりません。欠点としては、SBの負担が大きくなることと、CBにはより守備力の高い選手が必要になることかなと思います。
また、MFの存在もかなり重要になります。DMF(アンカー)に対人スキルが高く、パスの配給もできる選手が必要です。そしてCMFには、攻撃的なパスの配給に加え、自ら得点奪うことができる安定感のある選手が必要です。
つまり、攻撃時は3バックで攻撃の厚みを出し、守備時は5バック気味になり、守備にも厚みを出すということです。その分SBの選手には特に負担がかかってしまうことになりますが…
しかし、今の日本代表にはこのフォーメーションができる人材が揃っていると思います。
●鍵を握るメンバー
前述したと通り、DMFやCMF、SBやCBはとても重要になってきます。
(※もちろん前線の選手も重要ですよ!)
今回の代表戦で活躍した「遠藤航選手」は、1人目のキーマンになります。守備的なポジションをこなせる上に、パスの配給も安定感があります。私の中では、彼は必要不可欠な選手だと思います。
CMFのキーマンとしては、やはり「柴崎選手」ではないかなと思います。彼がいないとどうも攻撃的なパスの配給が減り、まったりとした試合に見えてしまいます。パスの精度や配給が素晴らしいことはもちろんのこと、彼の良さは、ゴール前での勝負強さではないかと思います。代表では、アジアカップで本田選手からのお落としで決めたゴール、レアル戦やバルサ戦のゴールは記憶にまだ新しいにのではないでしょうか。振り返ると勝負どころでその強さが表れていると思います。
DFの選手も重要になるのですが、吉田選手と富安選手の安定感は、歴代最高クラスではないかなと思います。彼らがいれば3バックになった際に遠藤選手と共に固いディフェンスラインを築いてくれると思っています。吉田選手の後釜も気になるところではありますが、私は板倉選手だと安定感が出るかなとも思い、期待しています。
そして、最後になりましたが、最も重要であるSBですが、現状では酒井選手と長友選手なのかなと思います。場合によっては、伊東選手や原口選手などを起用し、より攻撃的な配置でも良いかなとも思います。ですが、安定的な4バックも築けるという面でやはり、酒井選手と長友選手は固いのかなと思います。
というのも、私の考えではありますが、日本のSBの選手は世界から見ても誇れる選手が多くいるのかなと思います。SBは攻守にわたり安定感のある堅実なプレーが求めらることが多く、日本人の真面目という特性と相性がいいのかなと思います。
その象徴が、前述した両選手に加え、引退した内田選手などがあてはまるのかなと思います。富安選手もSBでの出場も多いですし、他には菅原選手や安西選手、室屋選手なども海外でSBとしてプレーしていますよね。
ですから、日本のSBは世界にも通用する選手が多いのかなと思います。
●この戦術の理想のために
前述の通りに、メンバーを組むと以下が現段階でのベストメンバーではないか考えています。
GKシュミットダニエル(権田)
DF酒井 富安 吉田 長友
MF柴崎 遠藤 南野(橋本)
FW大迫 久保 原口(南野・鎌田・伊東)
こんな感じですかね、、FWは豊富すぎて迷いましたし、大迫選手以外に絶対的な選手がいないのも何かさみしいですけどね…
●今後注目したい選手
ありきたりですが、一応注目している選手を挙げたいと思います。
(※ここまでで触れていない選手を挙げたいと思います)
・森島選手(サンフレッチェ広島)
・三苫選手(川崎フロンターレ)
・上田選手(鹿島アントラーズ)
・染野選手(鹿島アントラーズ)
・井手口選手(ガンバ大阪)
・江坂選手(柏レイソル)
・坂元選手(セレッソ大阪)
・岩田選手(大分トリニータ)
・橋岡選手(浦和レッズ)
・旗手選手(川崎フロンターレ)
・齊藤選手(湘南ベルマーレ)
・谷選手(湘南ベルマーレ)
・安部選手(バルセロナB)
・久保選手(FCシンシナティ)
・宮市選手(FCザンクトパウリ)
挙げすぎるとキリがありませんのでこれくらいにします(笑)
●最後に
ここまで、戦術のことから注目選手まで、書いてきましたが、結局何が伝えたいかというと、かつてのように、海外でプレーしているから、この選手に注目したらいいというのがなくなり、どの選手をみても面白い代表になったということです。
数年前までは、海外にいる選手が珍しく、プレーしている姿もなかなかみることができませんせした。今は簡単に海外の試合も見ることができますし、強いチームに移籍する選手が増えましたよね。
ですから、これからはどういった意図を持ったメンバー構成なのか、選出されたメンバーではどういう結果が求められるのか、このメンバー同士ならこのような感性が生まれるなどイメージすると、また一味違う楽しみ方ができるのではないでしょうか。
(すでにしているし!って方はすみません(笑))
とりあえず、森保監督にはチームの大きな方向性(戦術)を定めて明確にしてほしいなと思います。「組織は戦略に従う」という言葉があるくらいですからね。
直近の大きな大会と言えば、オリンピックですよね。開催は怪しいところではありますが、注目選手の多い今大会には期待はしたいと思います。次回サッカーのことを書くときはオリンピックのメンバーについて何か書きたいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。これからも、サッカーが好きな人だけでなく、そうでない人たちも魅力を感じわくわくするような試合をしてほしいなと思います。心から応援しています。
ここまで書いた内容はあくまで個人の意見ですので、ご了承ください。
もし、時間がありましたら前回の記事も合わせお読みください。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
\MI-HA/
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