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イチョウ舞うここで君が舞う

以前の記事でこの写真を載せたところ、#フローレンスアウトプット部 でCFOのよこやん
「次回のお題はこの写真で」
と、テーマに取り上げてくれました。

それぞれ、同じ写真からインスピレーションして書いたお話し。
みんな千差万別。
それぞれの想いが舞うnoteたち。

よこやんは「孤独な舞い」と題し、2018年の仕事の振り返りを。

よこやんの周りではたくさんのイチョウがよこやんの舞いを支えていますね。

くにさんは、踊りといえば…と別の社内部活動から派生した"ピロフェス"というイベントのことを。

Perfect Human、チームの踊り指導してる社員が指導してたらしく、さすがの仕上がりでした。遊びも全力で。楽しい会社ですね。笑

ばすたは「心踊る瞬間」として、ばすたの好きで得意なことへの想いを。

好きと得意は別、はじめて続いたこと、挑戦する人を支えること、とか、共感することばかり。

私は写真に出会い、こうして踊る人たちの魅力を伝えていきたい、表現者の人たちを支え続けていきたい、という想いに出会うことができました。そんなことを、改めて感じさせてくれたばすたのnote。

真理子さんは「自由に舞う」とし、子育ての振り返りを。

私にはまだまだ想像もつかない自由な舞。
きっと、真理子さんが自由に舞う姿を見ながら、私はどう舞えるのか…と考えるんだろうな。と何年か先のことに想いを馳ました。

同じ1枚の写真からなのに、それぞれ思い浮かべることがまったく違っていて、とても楽しい今週のテーマになりました。

さて、私は…?というところですが、得意ではないというのもあるけど、そもそも撮っている立場なので、そこからインスピレーション働かせて書く、というのも難しい……。

なので、この撮影についての話から。

今回撮った数百枚のなかの、お気に入りの1枚。
構図が、水平が、色味が、背景が、なんて小手先のごちゃごちゃしたことは置いといて、この写真に惹かれた理由はなんだろう。
先日の記事に載せる写真に、この1枚を選んだのはなぜだろう。

彼女に出会ったのはたしか約5年前。

応援しているチームに現れた、背が高く、やたらダンスが上手い、カッコ良い美人さん。
その踊り舞う姿にやべぇかっこいい!!と惚れつつ、話しかけると可愛い。

いつしか、そのチームを撮るとき、彼女を収めることがミッションのひとつになっていた。

そんな時、いつも感じていたのは「この踊り子が最高に輝く瞬間を撮りたい」私の気持ちと、全力で踊りを魅せてくれる踊り子たちとのガチンコバトル。

カメラに気付いて向けてきてくれるのは、キレイな笑顔を見せるとか、カッコよく決めポーズをしてくるとか、そういう表面的な魅力じゃなくて、「撮ってみろー!」と言わんばかりの、全力の煽り。

彼女だけでなく、メンバー一人ひとりがそんな感じのチーム。

そんなチームだから、応援していて楽しい。撮っていて気持ちいい。

でも、今回のこの撮影ではそういったガチンコバトルの感覚じゃなくて、1対1のキャッチボールのような空間。

彼女が踊り、最高の一コマを見つけながら撮る。

カメラや私の動きを見ながら、彼女がまた踊る。

それをまた、受け取りながら撮る。踊る。そんなキャッチボール。

そんないつもと違う空気が詰まっていた1枚、だから惹かれたのかもしれない。

dancer:永井香奈
2019.01.05-01.12/Dance Company MKMDC公演【LAST BLACK FISH-溢れ出す透明な魚-】に出演

いただいたサポートは撮影のための機材等に、大切に使用させていただきます。