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#16 【40代からの日向坂46】横浜スタジアムから大阪城ホールまでの距離にあるもの 〜 Happy Train Tour 2023

このnoteは40代半ばにして、人生で初めてアイドルに興味を持ち、まんまと日向坂46のファンになってしまったオッサンの「推し活」の日々を記録したものです。

日向坂46の2023年の全国ツアー『Happy Train Tour 2023』が8月30日の大阪城ホールを皮切りにスタートしました。僕はその大阪公演のDAY1とDAY2両日に参加することができました。思えば遠くへ来たもんだ。そう、初めてのライブ参加となった『4回目のひな誕祭』が行われた地元・横浜スタジアムから、2度目のライブにして初の全国ツアー参加であるこの夏の大阪城ホールまで。その間に存在した「距離」にまつわるいくつかのトピックを紐解きながら、今回の参加したライブについてお話してみたいと思います。


【物理】ステージとの距離

初めて足を踏み入れた大阪城ホール。ステージからほぼ真っすぐ正面のスタンド席から会場を眺めたときの第一声は、「え、近い」でした。『4回目のひな誕祭』で僕に割り当てられた席は「レフトウイング席」。横浜スタジアムの広さを体感するにふさわしい天空席でした。当時の僕と日向坂46とのライブにおける距離を体現するにふさわしい環境。双眼鏡を使わなければ決して捕らえられないメンバーの姿。近づくことのできない偶像。その距離は今、花道の先からは10メートルあるかどうかの近さに感じられました。

また、野外スタジアムだったひな誕祭に対して、ホール会場である今回は閉じられた空間であることも、よりステージとの近さを感じられました。これまで4月の距離感しか知らなかった僕は、まずこの時点で体温が少し上がり、鼓動がわずかに早まるのを感じました。

【物理】メンバーとの距離

ステージが近ければ、当然メンバーとの距離も近くなります。今回の公演では、花道を使った演出がより印象的に使われていたように感じました。それによって、1日目に正面スタンドの前の方にいた僕にとっては、その瞬間はまさにフィーバータイム。特に推しメンの加藤史帆さんは何度か花道の先頭まで来てくれることがあり、肉眼でも表情が見れるほどでかなりの幸福度でした。

そして、極めつけはトロッコです。初日に、その演出を知ったとき、2日目の自分がいったいどうなってしまうのか、緊張感がすごかったです。スタンド席通路を移動するトロッコ。2日目の僕の席は、その通路に面した最前列だったので!果たして2日目、僕の目の前を通過していったメンバーは記憶が生きているだけで、3期生の4人に加えて、小坂菜緒さん、齊藤京子さん、小西夏菜美さん・・。

基本的にとしちゃん以外に対応できる武器を持たない僕ですが、最近「箱推しポジション」から抜き出つつあるみくにんに対しては、突貫で覚えたペンライトカラーで応戦。レスやはっきり目が合うということはなかったですが、まさに目の前をこちらを向いて通過していき、何よりもその目がキラキラと・・・か!かが!かがや!かがやいていました!!か!かが!(略

また、小坂さんも4回目のひな誕祭に続いて、その覇王色の覇気を今度は至近距離で浴びることとなり、危うく意識を失うところでした。そして、今回唯一、目があったと信じているのが小西んかとし軍団の筆頭子分として、様々な面で輝きを見せつつある彼女ですが、そのビジュアルはグループ内でも屈指の存在。敢えてとしちゃんのペンラを全面に押し出しつつ、「小西ん!」「かとし軍団をよろしく!」との謎の声かけに苦笑いで目を合わせてくれたと信じています。笑

【精神】4期生との距離

そんな小西んもいるのが4期生。彼女たちも今回が加入後フル参戦する初の全国ツアーとなりました。ツアー初日の前日に「日向坂46メッセージアプリ」への4期生の追加が実装され、トークでの彼女たちの無双ぶりは今や多数のおひさまを骨抜きにしているわけですが、トーク全員購読を掲げている僕も言わずもがな4期生の事前の想像を遥かに上回る魅力に一気に取り込まれている一人です。

思えば、4月のひな誕祭では、僕の中ではまだ4期生をしっかりと受容できておらず、僕と彼女たちとの距離は横浜〜大阪間どころではなかったのです。その後、この記事にあるように、やっと僕のキャパに4期生が入ってきてくれるようになりました。

今回のツアーでの4期生の位置づけというのが、味付けやお披露目などというレベルではなく、ある意味今後の日向坂46の方向性を指し示すような中心軸として据えられているのは、既にライブでの演出をご存知のみなさんならお分かりのことでしょう。僕も、かほりんのMCに喝采を送り、あの花道に涙しました。大阪2日目にその「可能性」が提示され、愛知公演までを終えた9月30日現在、その演出は周知のものとなり、追加公演を含めた全12公演がどのような着地を迎えるのか、本当に楽しみです。たった一つの不安が解消されることを切に!切に!願っています!岸くん待ってるよ

さて、僕と4期生の距離など知ったことではないのですが、決して無視できない、両手を上げて歓迎すべきは4期生と先輩メンバーとの距離の劇的な縮まり具合です。初めて1〜4期生で回る全国ツアー、この活動期間がどれほどメンバー同士を強く結びつけているか、やはり彼女たちはプロのエンターテイナー。仕事を通じてともに活動する時間がどれほど強固な触媒作用をもたらすか、ブログやトークを通じて僕たちおひさまにも嬉しいほど伝わってきますね。日向坂の未来は明るい。

【精神】ライブとの距離

こうして、様々に距離が縮まっていることを感じながら参加した2日間のライブ。そのライブ自体に対する僕の参加の仕方、向き合い方も大きく変わっていました。ある意味勢いに任せて参戦を決めた初めてのライブである『4回目のひな誕祭』、結果的にすごく楽しむことができたのですが、同時に、まだ自分が日向坂のライブに入りきれていない、ライブを楽しむスキルが足りてないことを痛感する時間でもありました。それは、コールやペンラの扱いに限った話ではなく、それこそライブとの心の距離の問題のように感じました。「居させてもらっている」「混ぜてもらっている」どこか「お客さん」的に異物感を持ってそこにいたのは事実でした。

それからおよそ半年、今回は平日に泊りがけで大阪2日間という時間と距離を乗り越えての参加。この間、日向坂46を推してきた経験が自然とライブでの一体感を感じさせてくれ、主体的にそこで楽しめていることも実感できました。

【精神】おひさまとの距離

さて、少し余談とも言えるお話、余計な話です。

『4回目のひな誕祭』の頃、始めたばかりのTwitterのFFさんとの交流が、初めてのライブ参加の大きな助けになりました。ライブ開始前には、数人のFFさんと挨拶をさせてもらい、そこからさらに交流が深まるきっかけにもなりました。そして今回の大阪では、泊りがけということもあり、ライブ後の感想戦にも声をかけていただき、初めましての方も、引き続きの方もまた楽しい時間を過ごさせていただきました。みなさん、本当にいい方ばかりで、ときに不穏な空気も漂うTwitter(現X)でのつながりにも関わらず、こうして素敵な交流が実現するというのは真面目に生きてきてよかったなと思います笑。みなさんも真面目に生きてきてくださってありがとうございます。笑

まさかの初フォトイート

いい年になってから、まったく新しい友人って普通できないですからね。普段の生活の肩書や年齢や環境にとらわれること無く、同じアイドルが好きということだけで緩く心地よく繋がりが持てるというのは、本当に推し活のメリットの最たるものだなと、これは以前だったら全く想像すらしてなかったことでした。

実は、他にもいつかお会いしてお話してみたいと思っている人たちが何人かいるので、今後そんなときが来たらいいなとひそかに楽しみにしています。どうですか?ほっこりしましたか?

【精神】日向坂46との距離

まとめです。横浜スタジアムから大阪城ホールまでの間に、僕が日向坂46のファン、オタクとしてやってきたこと、

  • トーク全員購読

  • 推しメンにレター送りまくる

  • ラジオ投稿頑張って採用される(9/30現在、計3回)

  • 推しメンの写真集を買う

  • ミーグリに参加する

  • メンバーの舞台3本観る

  • 自分専用の隠れTV録画環境を構築して番組観まくる

  • すべての始まりである影ちゃんの卒業を経験する

  • おひさま仲間(FFさん)と飲み会をする

などなど。我ながら、順調に推し活を深められてるなと感じます。そして、全国ツアーの追加公演であるKアリーナ初日チケットも確保できました。SPY能力の全てをかけて参加を実現させたいと思います。また、卒業を発表しているなっちょの最後のミーグリとなる2ndアルバムのミーグリも参加を決めています。

今、本当に日向坂46を応援すること推すことが自分の日常の大きなウェイトを占めてきていることが実感できますね。メンバー全員の解像度が高くなり、それぞれの新たな魅力が次々と見つけられます。こうした推し活や、今回の全国ツアー参加も経て、より自分と日向坂46との距離が縮まっているように感じてくると、今までにない感情も同時に見出してしまうことになります。例えば、

  • ライブでレスが欲しい・・

  • ミーグリで認知されたい・・

  • ラジオもっと読まれたい・・

  • あのアカウントはちょっと意見が合わないな・・

  • アンチむかつく・・

  • もっともっと推し活の時間を取りたい・・

  • あれも、これも、それも・・

推し活が深まってくることの副作用とも言えるような肥大化する欲求と自意識。今回のライブに参加して、あの距離でメンバーを見られたことで、初めて推しメンにタオルを掲げることができたし、レスを求める気持ちも完全に理解しました。なるほど、これをコントロールしてより楽しめたらいいな。

同時に、この半年あまり、日向坂46を応援する中でずっと考えてきたことがあります。推し活をする中で自分がこうなれたらいいな、こういう風に推し活をできないかな、みたいな願望というようなものなのですが、12月のKアリーナに参加してこの1年を振り返ることができたら、いつかまとめてみたいなと思っています。

最後、少し散らかってしまった気がしますが、とにかく『Happy Train Tour 2023 大阪2DAYS』過去最高のライブでした!日向坂46を応援することで、新しい体験ができているし、いろんなことを考えることができています。またこうして様々な発信をしていければと思っています。


ライブ後のSNSのタイムラインの高揚感もたまらないですね。おひさまそれぞれが推しメンの大優勝を報告し、今夜も過去最高を更新したライブを語り合う。大阪以降、横浜、愛知と無券でTLを眺めていますが、あと宮城、福岡を乗り切れば追加公演のKアリーナ。満を持してくみてんがセンターを務める2ndアルバムの制作も始まり、朗報が続くラジオ界隈も含めて、日向坂の未来は明るいと信じています!これからも楽しみます!


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