#15 【40代からの日向坂46】おじさん、初めてのミーグリ
おじさんもミーグリ、やります
2023年に入ってすぐ、日向坂46のファン=おひさま、になった僕ですが、おっさんなりのやり方で、自分でも思っていた以上に「順調」にハードルをクリアして「推し活」を進めてきました。そんな中で、「ミーグリ」と呼ばれるかつての握手会のオンライン版とも言えるメジャーイベントについては、9thシングル期間は遂に果たすことはできませんでした。
その理由としてはやはり、
CDをダンボール買いするという目に見える形での心理的障壁
数秒間アイドルとお話するためにお金を払うことの「あっち側」感
というのが主でしょうか。
つまり、去年までの自分が「アイドルおたく」「アイドルファン」を自分とは違う存在と考えていたときの構造を、自分がアイドルファンになってからもまだ、延長して持ち続けていた感覚なんですね。そうだと認識してしまえば、まあ、つまらない理由です。また、僕の場合、こうして遅ればせながら「推し活」を始めた過程をnoteで発表していることから、「記事のネタになるから」という都合のいいエクスキューズもあるんですよね。そうして、ツイッター(現X)のFFさんにも親切にアドバイスもいただき、10thシングル期間に入ったときには、ミーグリに参加する決意を固めていました。
誰を、どれだけ買うか
僕の推しメンは今や断固として加藤史帆さんですが、大前提として「箱推し」という強い気持ちがあります。としちゃんだけにつぎ込むというよりは、あの子も、その子も、この子も話したい。ということで、真面目にまずは予算を決めて、各種の少なくない制約を加味して選択することになります。それらの要素は以下のとおりです。
予算はまずは3万円程度とする
最も厳しい制約となりうるスケジュールは、ずばり1日のみ
さらに参加できる1日も4部までしか無理
初めてで不慣れなことを考えても3枚未満は避ける
時間的に1部3人を上限とする(FFさんのアドバイス)
初めてなので話しやすそうなメンバーがいい
これを考えると、まずは1枠3枚を固定単位として、9枠27枚で29,700円という数字が算出され、この9枠を4部までに2−2−3−2と配分する案を導き出しました。そして、としちゃん以外のメンバーですが、個人的に三期生への熱が高まっていることもあり、以前から推しの度合いが強い「みくにん」、そして、春先以降、赤丸急上昇中(ソースすらわからない死語)の「まりぃ」をまずは選びました。さあ、あと一人くらい行けそうです。今、応援したいメンバーという文脈で「まなふぃ」を選びました。結果的にその後、ある日の歌番組出演をきっかけに「まなふぃーばー」が巻き起こり、すごくいいチョイスになったなと嬉しくなりました。
最終的に、
・加藤史帆さん:3枚✕3部
・高瀬愛奈さん:3枚✕2部
・髙橋未来虹さん:3枚✕2部
・森本茉莉さん:3枚✕2部
という布陣となりました。
実は、このあとも無理やりもう1日作って誰か買い増そうかなとか、4期生の売れ行き見ながら清水さんなんで売れんのや、がっつり買ったろか!と思ったりもしましたが、自らの置かれた活動前提を謙虚に見つめて自重しました。
どこで、アイドルとデレデレ話すのか
隠れおひさまとして、厳しいSPY生活を余儀なくされている僕は、果たしてどこでミーグリをやるのか。オフィスに行くことも考えましたが、やはり少しでも不安要素を無くして、当日は安心してやりきりたいという思いで、専有できる場所を借りることにしました。影ちゃんの卒セレで初めて活用し、十分と判断した「快活CLUB」の「鍵付き個室」です。余計な出費ではありますが、基本的な防音もされていてゆっくりできるし、安心安全です。
さて、当日の装備は以下の通り。
iPad
タブレットスタンド
マイク付きイヤホン
LEDリングライト
加藤史帆1st写真集「#会いたい」
この他に、ホワイトボードやスケッチブックも持っていったほうがいいかなと、直前まで思っていたのですが、あまり初めから欲張っても使いこなせないだろうと思い、やめました。結果的にこれは正解だったと思います。逆に、なくても良いかなーと思っていたLEDリングライトですが、個室が暗かったこともあり、使ってよかったと思います。もちろん、相手がどう思ってるかなんてわからないですが、普通のおっさんの顔なんて自分が思っている以上に人から見たらuglyですからね。もはや礼儀です。
当日のレポートです
どう考えても、前置きが長すぎました。いいかげんにレポ行きます。そして、日程書いてませんでしたが、参加したのは2023年8月19日(土)です。
1部(森本茉莉・髙橋未来虹)
本当の初めては「まりぃ」にお願いすることにしました。まりぃならきっとキョドったおじさんも優しく迎え入れてくれるはず。その次に「みくにん」この3期生コンビにまずはお願いします!
文字通り、人生初ミーグリのまりぃ回、カウントダウンを待つ間は、めちゃくちゃ緊張してました。まりぃのアップ画については事前に複数のFFさんから聞いていましたが、今回はメンバー側がいつもと違う場所だったようで、結果的にメンバーのポジションは固定的な感じでしたね。ちょっと映像が乱れ気味で、緊張もあって衣装が浴衣だったことも終わってから気づいたくらいでした。かなりたどたどしい喋りになりましたが、ああ、これはまりぃだなという嬉しいリアクションでした。
みくにんは、映像・音声ともに安定していた印象でした。「今年後半こそ、みくにんのターン」という話を伝えたくて、なんとかコンパクトにまとめられました。みくにんの反応も自然で、時間内で次の予告もでき、うまく会話ができて嬉しかったです。みくにん、めっちゃかわいかった。
2部(加藤史帆・高瀬愛奈)
いよいよ推しメンのとしちゃんです。そしてまなふぃの一期生ブロック。まりぃ、みくにんのお陰でだいたいの流れは掴めました。意識さえ失わなければきっと、という気持ちで列に並びます。
3・2・1でとしちゃんが映った瞬間は完全に固まってしまいました。としちゃんから名前を読んでくれたのは、嬉しかったのですが、実はここでちょっとズルというか、企んでたことがあったんです。本当はラジオでメールを読んでもらって、「へにょへにょプレス」を知ってもらいたかったんですが、それが叶わない。ならばということで、、ミーグリ参加を決めたころから、「ふつおた」と称した「ラジオネーム・へにょへにょプレスです」から始まるレターを毎週火曜日に送り続けていたのです。小賢しい。笑。ラスト一週間は毎日送っていました・・・。なので、ここで僕が思い描いていた理想は、「あ、へにょへにょプレス、知ってるよ」とか「あ、へにょへにょプレス、レター送ってくれてるよね」だったんです。笑
まあ、それはいいとして、としちゃんのラジオを待ってるという話ができてよかったです。しかも、めっちゃ優しい感じのとしちゃんで、語尾がへにょへにょしているところとか、完全に推しメンでした。みくにんが、うまくキャッチボールする感じで会話できたのに対して、としちゃんはさらに相槌を被せ気味にも入れてくれるので、お察しの通り完全にやられました。最後、あと2回来ることを伝えようと慌てて話そうとすると、「うん」と相槌入れながら手を組んで乗り出してきて、、(きもちわるいからもうだまれ)
まなふぃは、思った通りのゆったりテンションでした。最近のムーブメントに対して褒めと応援をと思って話しました。ゆったりなリアクションなので、ちょっとお見合いしてしまう時間もあり、タイムロスしてしまったのが少し残念。でも、まなふぃらしい雰囲気を味わえました。
3部(加藤史帆・高瀬愛奈・髙橋未来虹)
ここから2周目に入ります。覚えててくれるかなーと期待混じりの部になりますね。ニックネーム欄を少しカスタムして望みます。初の3人ブロックになります。
としちゃんの2回目は、写真集を褒めようということで、ページを開きながら待機していました。いきなり、「おかえりー」から始めてくれて、感激しつつ、ああ、こうやって人は・・・と感じ入りました。僕が写真集のページを捲りながら感想を話し、としちゃんがめっちゃ優しくほほえみながらひたすら「ありがとうー」と返してくれるだけの回になりました。写真集にコメントしている自分がひたすらキモかったのと、そりゃリアクション取りようがないよな、、と絡みづらいことにしてしまったと、直後は反省していたのですが、後々考えると、こうして微笑んで座っていれば大丈夫な回がたまにあると、メンバーも実は嬉しいんじゃないかと、妙なことを思ってしまいました。でも、ちょっと本気でそれは思っています。
まなふぃには、もう一つ伝えたかった「骨組みだらけの夏休み」が一番好きなんだという話。実は、このときまなふぃはしばらく待機が0人だったので、こっちで準備を万端にしてから並びに行くという感じで、ちょっと緊張しました。最後に、予定通り「ふぃ」をもらうことができました。笑
みくにんの2回目は、この日両日参加が決まったツアー大阪公演の話。ネタバレを防ごうとするメンバーとのあるあるなやり取りを体験できました。笑。みくにんとは、終始スムーズに会話のキャッチボールができて、めちゃくちゃ楽しかったです。
4部(森本茉莉・加藤史帆)
いよいよラストの回。最後をとしちゃんで締めたかったので、まりぃから先に並んだのですが、ここでトラブル発生。本人確認で10分近く止まってしまい、何もできなくなってしまいました。初トラブルで状況がつかめなかったこともあり、最後のとしちゃん回だけは死守したいと思い、アプリを落として見たのですが、立ち上げるとまた同じ画面になる。どうやらセッションは復元されているような挙動なため、これは待つしか無いかと腹をくくっていると、なんとか待機列に進むことができました。しかし、繋がってみるとやはりトラブルとなったわけです。
アプリフリーズ疑いのピンチを経てたどり着いたラストまりぃですが、どうやら向こうに音声が届いていない様子。手際いい感じで「ごめんね!」と運営に飛ばされて、しばらく待ったあと待機列に戻されることに。これもいい経験だと思っていると、無事に再会を喜んでくれて全国ツアーの話をしました。みくにんと同じく意気込みを聞くと、まさかの「大阪グルメをたくさん食べたい!」とまりぃ節をぶちこまれて爆笑してしまいました。その後、「たくさん食べようね!」と満面の笑顔で締められ、完全に悶絶して終わりました・・。
いよいよ大トリのとしちゃん。「おかえり」には「ただいま」と返せず、「ありがとう」としか言えないオタクです。
大阪両日行けることを伝えると、喜んでくれつつ、しみじみと「2日間も来てくれるなんて感謝だよぉ」「じゃあ頑張らなきゃ」と重ねてくれるとしちゃんに本当に感動です。ここで、なんかかわいい、さらにかわいいと思いながら、ギリギリで髪型が変わっていることに気づく鈍いおっさん属性を発揮。慌ててそこに言及すると、めちゃくちゃ照れながら「お団子にしてみた・・」と笑うとしちゃん。今際の際の言葉のように「かわいい・・」と繰り返したところで画面は終了しました。
これが定点カメラか!
ミーグリに参加していなかったとき、ツイッターでひたすら羨ましかったのが定点カメラでした。今回は場所がいつもと違ったことも関係したのか、少し参加が少なかったのかなという印象でしたが、先陣を切ってくれた「ぱる&みくにん」、そして岸くんのトークショーは貴重で楽しめました。その後、4期生がなだれ込んできたところのワチャワチャ感、4部終わりで2〜4期でさらにカオスな空気を見せてもらったところは、本当に最高でしたね。レジェがいろいろすごかったです。レジェすごいね。高2だっけ・・・?(何の話?)
まとめ
ミーグリレポとは
初めてのミーグリ。個人的には思ったよりうまく動けて、すごく楽しめたんじゃないかと思いました。実は、やる前はそんなに積極的でもなかったんですよね。あと、正直に話しますが、ミーグリ当日って参加してるみなさんがレポを書いてツイッターに投下してるじゃないですか。あれ、ここだけの話、あんまり好きじゃなかったんですよ。笑。まあ、その感情のほとんどは嫉妬だろうなとは素直に分析しますけど、包み隠さず言うと、ちょっと「キモい」じゃないですか。笑。みんなキモいなーと思ってました。で、今回自分もレポを書いてみてわかったんですけど、めちゃくちゃキモいですね!ほんとにキモい!キモくしかならない!合ってたよ。みなさん正解です。笑
アイドルへの愛とリスペクト
まあ、それはどうしようもない僕らの性(さが)だとして、ひとつつまらないことを言いたいんです。興ざめするようなことを。ミーグリって、メンバーへの負荷がすごくないですか?僕なんて、たったこれだけ、ワクワクしながら待ってるだけで結構な疲労感でした。そもそもが疲れたおっさんと比べるなよという説はありますが、それにしても今回はツアーのリハ期間と、「記録的」が日常となった猛暑が重なり、本当に大変だと思います。現実に体調不良を訴えるメンバーも少なくないわけで、なんとかしてメンバーに少しでも負荷の少ない形で、うまく運営してほしいなと願います。
これを楽しみだと笑顔でこなせるメンバーたちは、本当にすごい素養と才能の持ち主だなと思います。それから、ミーグリに限った話ではないのですが、アイドルの活動にスポ根はいらないと心から思っています。真に願うのは、科学的見地に基づいた、それこそプロアスリート、スポーツ選手の活動と同じような視座に立ったグループ運営を目指してほしいということ。彼女たちはそれだけ心身を酷使したレベルの活動をしていると思うので、日本でもトップクラスのメジャーグループであるなら、そこを目指してほしいなと感じました。
結局、今後はどうするの?
初めてのミーグリを終えて、今後はどうするのかと問われると、正直今はまだわかりません。笑。もちろん、めちゃくちゃ楽しかったので、何らかのレベル感では続けてみようかなと思っています。例えば、こんな選択肢があるかもしれない。
推しメンに戦力集中
推しメン+気になるメンバー(今回がこれかな)
推しメン+イッキサン制覇
推しメン+全メンバー制覇
気が変わってやっぱりもうやらない。笑
要するに何も決まってないけど、一期生コンプリートはちょっとやってみたい気持ちあるかな。。
以上、無駄に長いレポになってしまいました。全部読んでくれた方、暇だったんですか?笑。ありがとうございます。もし、何か参考になることや面白いと思うところがあれば何よりの喜びです。終わり!
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