観光大国:月棚

白い砂浜 サクラ色の海 水色と黄色の双子満月..
月棚の夜は幻想的です。


このロマンチックな雰囲気が毎年新婚旅行の人気スポットナンバーワンに選ばれる理由でしょうね

天気が完全にプログラム管理されているアンドロメダでは、雨の日も晴れの日も一月前から知ることができます。お天気省のウェブサイトには来月末までのお天気がすべて公表されています。


毎月1日の定例月棚気象会議で翌月分のお天気がまるまる決められ、すぐに公表されるから、お天気発表後のロケット予約はすごい込み合うみたいです。


月に平均7日しかない雨の日のほうが人気です。
雨の壁を利用したレインシアターとか、幻想的な光と水のレーザーショーとかがあるから、晴れの日よりもムーディーで、恋人たちにピッタリ!


でももっと予約が取れにくいのはやっぱり雪の日。
降ってくるのはたった一日だけで、ドカッと降った雪が溶けるまで遊べるのは3日間だけ。
雪の日のおかげで大量の水が手に入るし、子供たちも喜ぶし、もっといっぱい雪の日にしてくれたらいいのにって思うけど、森の動物のなかにはこれ以上寒さが続くと耐えられないものもいるから無理なんだって。
それならしょうがないですよね。

晴れの日も常に旅行者で賑わう月棚だけど、迷惑!って感じたことはありません。入星制限が完璧だから、旅行者数の上限が決まっているし、身元がはっきりしているから犯罪も怖くない。とはいっても入星数をちゃんとコントロールしないと酸素足りなくなっちゃうので、どこの星でもやっているとは思いますが..^^


でもこういうルールがあるからこそ、観光客は存分に月棚の雰囲気を楽しみ、住民たちの日常の平和も守られる。
あー平和だなー


でも、、ここだけの話ちょっぴり退屈なシャインがおおくりしました^^;

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