満足するということがとても大事〜子どもに限らずだけど〜
子どもを自立させるには、満足するということがとても大事という話
満足ってチョコレートをお腹いっぱい食べるとか
目で見てわかりやすい欲求を満たすことではなくて
自分が選択して実行したことによる結果に満足することが大事。
満足な経験をするととってもいい顔をしている
学校や習い事から帰ってきた時、いい顔している時ってありませんか。
特に親と離れて何かをしてきた時にいい顔している時はとてもいい時間が過ごせたことを表していて、親もとても嬉しい気持ちになりますね。
心の底の方が暖かくなるような、そんな気持ちがします。よね・・・?
そういう時、子どもは大きく成長する機会を掴んでいます。
振り返ってみるとそういう時ってありませんか。
運動会や行事の後、何かの学びが子ども自身のものとして自分に落とし込めた時、子どもはぐんと成長するのです。
日常生活の中でも小さな満足を溜めて、大きな一歩への貯金をする
日常生活の中でも小さな満足を溜めていくことができます。
親や養育する大人に否定されず、自分の考えたことを貫けた時。
貫いた結果が自分の満足するものだった時。
とても小さなことからですけど
例えばのエピソードを・・・
チョコレート入りヨーグルトしたい!
ヨーグルトに
チョコレートを入れたいと言って
ウキウキして話しかけられた
私は「え、ヨーグルトとチョコレート・・・残したら嫌だな」と思ったとして
子どもにはその気持ちをそのまま伝えずに
「ヨーグルトにチョコレート、新しいね
もしも、美味しくなくて残すことになると悲しいから
少しで味見をして、それからやってほしいな」と
変換した言葉で伝えます。
すると、一口分でまず味見をして、
大丈夫そうだなと判断の上で
ボールいっぱいのヨーグルトにチョコペンで絵を描くことにして
そこにバナナも入れてデコレートして満足そうにする
もしうっかり
私が私の経験則から判断した
「ヨーグルトとチョコレート」は
美味しくないでしょうを我が子に伝えていたら
この可愛いヨーグルトは生まれなかったし
子どもは考えることをやめてしまうと思う。
子どもは大人のミニチュアではなくて
子どもは体の小さい人ではなくて
生まれて来た時から、
いや、子宮にいる時から
一つの人格を持った
ヒトとして
生きている
大人は何度も失敗する中で
ヨーグルトにチョコレートは
合わないんじゃないかなと考えがち
でも、実際にまっさらな
子どもの頭で考えて
まっさらな素直な口で食べれば
とてもおいしい新しいレシピになることだってある
その新しい扉が開くのを
大人は止めてしまわないように
気をつけていきたいと
考えています。
こうやって、日常の中に
小さな満足
①自分で考えて
②自分で行動する
③自分で食べてみる
それが
美味しかったら
満足度が高い
もしもまずくても
大人が「それ見たことか」なんて
冷たいことを
言わなければ
子どもは考えることを
やめない
考えて実行できる子に育てるために
失敗を笑わない
できないことを克服しない
できた時には褒める!
心配だからって先回りして
子どものやることに口を出しすぎてないかな
たまに振り返ってみるといいかも。