夏の早朝輪行ヒルクライム第2弾:和田峠撃沈 笑
猛暑を避けて、夏の間は早朝に輪行で短時間だけ走ろうと始めたヒルクライムですが、1回めの大垂水峠の上々の首尾に気を良くして、アホなアラカンおやじはよりによって、和田峠を目指してしまいました。結果は推して知るべし 笑。
あまり深く考えずに目指した和田峠
さて、2度目の早朝輪行はどこに行こうかと思った時に、とりあえず、一応勝手がわかったこともあり、前回同様に武蔵境で乗って高尾で降りるコースをということで、初心者にはなかなかキビしいという和田峠を、深く考えずに目指してみることにしちゃったんですよね。
まあ前回、割とあっさり登れちゃったのもあって、正直、なんとかなるのではないかという甘い考えがあったのは否めません。特に乗っているロードバイクはリアの最大のギアが34Tで、フロントのインナーと同じ、つまりギア比が「1」のいわゆる「超乙女ギア」でございまして、キツい登りにも多少は優しいかもしれない、という期待もありました。
ひんやり林間コースは気持ちよかったんですが…
ただ時間はかかるだろうと、今回は下りの始発で高尾に向かいました。5時過ぎには高尾駅に着いて、5時半には走り出すという、ほんとに早朝ライド。高尾駅前から高尾街道〜美山通り〜陣馬街道と15kmほど走って、陣馬高原下バス停で休憩して、いよいよヒルクライムです。
甲州街道を走る大垂水峠越えと違って、今回は、道もそんなに広くなく、特に早朝はクルマも走っていないので、ひんやりとした森の中を静かに登る雰囲気はすごく気持ちよかったのですが…。
登り始めて割とすぐに斜度10%を越えてきて、初体験の激坂にひるみながらも、いったんは3〜4%に落ち着いたのでなんとかこなし、次の10〜11%を必死に乗り切って4%ほどに落ちたのを最後に、その後は7%〜10%が続いた上に、多少なだらかになっても6%を下ることはなく、もはや心肺が限界が近づいている中で、14%の登りに突入、本気で心臓が破裂するのではないかと思ったところ、さらにサイクルコンピュータがこの先に同様の激坂がまだ3か所あるということを示していて……、心折れました 笑。
まったくもって無謀な試みでした 笑
正直、お話にならない低レベルのまま、来てはいけないところに来ちゃったって感じです。自転車を押し歩きしながら、自分の考えの甘さを思い知りました。結局、その後の3つの激坂も押し歩き、峠の頂上手前から再び漕ぎ出して、直前の7〜8%程度の坂にもひーひー言いながら、なんとか茶屋のある峠の頂上にたどり着きました。
多摩川サイクリングロード往復走破を目指して膝痛で断念して以降は、けっこう好調に走れていましたが、久しぶりに冷水を浴びせられた感じで、けっこう凹みました。これを登れるようになるまでには、相当経験を積まないと厳しそうだなーという感じ。果たしてアラカンおやじに可能なのか…。
などと考えつつ、それでもダウンヒルはやっぱり楽しく、今回は藤野駅まで軽快に下って帰途につきました。
高尾駅から陣馬山のそばまで、700mくらい初心者が登ってきたんだから、まあ、途中歩いたとしても、それはそれでよく頑張ったということで、今回は良しとしましょう。自分の実力のほどを把握できたのも収穫でした。まあ、次回は身の丈にあったコースを選びたいですけどね 苦笑。
今回のライドをまとめた動画が下記です。よろしければ御覧ください。