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避暑キャンプに行ってきました

 もう先月の話になっちゃいましたが、梅雨明け早々に「避暑」キャンプに行ってきました。真夏のキャンプは、暑いし虫も多いしで、あんまり快適ではありませんが、標高の高いところなら話は別。とはいえ徒歩キャンパーにとっては高標高キャンプ場はややハードル高しだったりします。
 ですが、今回はなんと駅から歩ける標高1200mのキャンプ場ってことで、新栄清里キャンプ場にお邪魔してきました。


駅から歩ける標高1200mのキャンプ場

 鉄道の最高地点で名高いのはJR小海線の野辺山駅ですが、清里駅はその隣で、標高第2位の1274.7m。新栄清里キャンプ場はその清里駅から歩いて15分ほど。100m上がるにつき気温は0.6℃下がると言われていますから、平地より7.2℃温度が低いってことですよ。東京は今年、梅雨明け前から猛暑続きで参っていただけに、これはなかなか魅力的でした。

 標高の高いところにあるキャンプ場はたくさんありますが、最寄りのバス停から1時間以上歩くとか、正直、クルマがないと苦行の世界だったりします。あるいは上高地の小梨平キャンプ場のように、交通の便はいいけど、焚き火禁止の「山岳系」キャンプ場だったりとか。
 というわけで、駅から歩いて15分の標高1200mの焚き火もできるキャンプ場って、けっこう希少じゃないかなと。

緩やかな起伏のある芝生サイト

 新栄清里キャンプ場は40サイトほどの緩やかな起伏のある区画エリアとバンガローエリアに分かれていて、区画エリアは芝生の開放的な雰囲気の個人的に好みのタイプでした。

今回はDDタープとメッシュのインナーテント

 今回はバックパックに全部詰め込んでのキャンプにしたので、荷物は最小限にと、タープ泊、コットなし、オイルランタンなし等々、だいぶ少なくしたつもりだったんですが、結局20kg超えというトホホなことに…。歩けなくはないけど、ラクでもないので、もうちょっと軽量化は考えたいところです。

ホイル焼き大失敗

 調理もフライパンは重いのであきらめて、アルミホイルでホイル焼きを画策したんですが、これがいろいろと失敗続きで、今後の検討課題になりました 笑。
 まず晩ごはんの鶏モモ焼きでは、平たくして焼けばよかったのですが、くるっと丸めちゃったので、中の方が生状態だったりして、追加加熱、焦げ付き発生と、なかなかの苦戦でした。さらにうっかり野菜類をぜんぶ家の冷蔵庫に忘れてきちゃって、見た目的にもやや寂しい晩ごはんでした。

 翌朝はアルミホイルでベーコンエッグという無謀なメニューにトライしてしまい、玉子はアルミにくっついちゃうのではないかと、ベーコンを敷いたうえに玉子を割り入れてみたのですが、ベーコンが焦げ付きはじめても、玉子は生のままという、なんというのか、ほんとにキャンプめし初心者みたいな状態でトホホでした。

ヒグラシ聞きながら焚き火と朝のホトトギス

 でもサイト自体はすんごく快適でした。温度計を忘れたので測ってないですが、お天気サイトによれば、清里は午後2時時点でも24℃くらい。体感では東京より10℃くらい低い感じ。

間近でヒグラシの声を聞きながらの焚き火。夏の夕方ですね〜

 夕方は間近でヒグラシが鳴くなか、ゆったりと焚き火を楽しめました。日が沈んでからは、さすがにTシャツだけでは涼し過ぎて、長袖の上着をはおりましたが、寝る時のテント内ではTシャツに、下半身だけシュラフに入るって感じでした。

 明け方4時前くらいからホトトギスをメインに鳥のさえずりがすごくて目が覚めちゃって、やや涼しいかなと全身シュラフに入ったりしましたけど、寒いってほどではなかったです。

1泊じゃもったいなかった

 今回は1泊でしたけど、正直2泊くらいしたかったですねー。この夏もう1回くらい、2泊くらいで、歩いてもそんなに苦ではない避暑キャンプを画策してます。が、予約はできないとか、徒歩キャンパーにとっては厳しい条件だったりして、なかなか難航しております。はてさて、どうなることやら。

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