見出し画像

HONOKA的L.E.D.さんの好きな曲TOP5を考察したら哲学だった

どうも、HONOKAです。

先日「THE PEERLESS UNDER HEAVEN」の楽曲コメントが公式で公開されたのは皆様ご存知でしょうか?

THE PEERLESS UNDER HEAVEN
KONAMIの音楽ゲーム「beatmania IIDX 28 BISTROVER」の「BISTRO LANDING」というゲーム内イベントにて出現した
Yuta Imai vs BEMANI Sound Team"L.E.D.-G"の楽曲。
なおタイトルを直訳するとかつてL.E.D.さんが愛食していた某ラーメンの店名になるともっぱらのウワサ。

今回はこの楽曲コメントにあった「L.E.D.さんの好きな曲TOP5」を私がやったら……?ということと、その際に感じたことについて話そうと思います。


ことのあらまし

楽曲コメントの中で、Yuta Imaiさんが「YutaImai的L.E.D.さんの好きな曲TOP5」というのを発表しておりまして、これがすごく面白かったんです。

BEMANIは歴史が長いので、自身もかつていちプレーヤーでした!みたいなアーティストさんが近年増えてきております。
こういうランキングって、自分が当時好きだった思い入れの強い曲を並べたりされる方も多い印象なのですが、ImaiさんのこのTOP5を見ていると比較的最近のトラックも多くてかなり驚きました。(どれもいいよね)(いい……)
とはいえImaiさんのツイートを拝見したところ天一穴イージーしてたので、中伝レベルなら余裕な感じがするし、割と現役でプレーされてる方なんでしょうかね。

ImaiさんがすごくIIDXに思い入れある方というのは間違いないなと感じたところで、私もTOP5を考えてみたいなと思ったのが今回のきっかけです。


とりあえず直感で5曲並べてみた

そんな「L.E.D.さんの好きな曲TOP5」を、私がやったらどうなるんだろう?って思いました。

上記のようにツイートしたはいいものの、
「HONOKAさんって角ちゃんの曲だと何が好きなの?」って聞かれた時に高確率で答えがちな曲をなんとなく並べた結果という感じなので、本当にそうなのかなと自分で疑心暗鬼になったり(笑)
その時ぱっと浮かんだものを答えたりとかもありますしね。これはこれでひとつの結果としてアリなのですが、ややフィーリングで決めた節もあります。
ネビュラやテレポも良いしDOMINIONとか鴉とかG名義、IN BETWEENやシャイポラあたりのエモい歌モノも好きだし、ラスストは角田ドラムンの傑作だと思ってる。キャノンボーラーやWon(*3*)Chu KissMe!リミみたいなユーロビート路線もそれはそれでおいしい。
そもそも選ぶにしても曲が多すぎるし、決められんわ!となってしまうのが本音でした。

じゃあこのTOP5っていったい何?本当に自分で納得したうえで決めた順位なのか…?ともやもや。


自分以外の人の答えを見てみる

私以外にもTwitterのフォロワーさんが便乗してTOP5をツイートしてくださっていました。

画像1

上記は一部のフォロワーさんのご回答を引用させていただきました。名前は伏せさせていただいてますが、もし何かあれば下げます。
それにしても大文字の圧がすごい。

みんな答えが多種多様で「こういう答えもあるんだな」と、その人の好みなどの背景が垣間見えるのは非常に興味深いと感じました。あと単純に見てて楽しい。
自分で考えると悩みまくってしまうのですが、人の結果を見るのは好きなので。。。この人は角ちゃんの曲だとサイケが好きなんだなとか、G名義派なんだとかニヤリとしちゃう。
あと、人によってここまで刺さり具合がバラけるほど多様なジャンルを書けるところは、本当に角ちゃんの凄いところだなーって思います。


TOP5という定義について考える

自分で「好き」を考えてみた上で人のTOP5を見た時に、思ったことがありました。

「なぜその曲がこの順位なのか?」
「どのような理由でこのランキングが出来たのか?」

そこまで深く考えてねーよって人もいそうですが、だとしても、この曲とこの曲だったらこっちが好き!の繰り返しを無意識的に行っていて、最終的なランキングが形成されてるはずです。

こういったケースで好きなものを順番に並べる時って、基準として「思い入れが強い故に順位が不変的な曲」「その曲が持つクオリティ(と自身の好みとの合致)を理由に上位に食い込んだ曲」というふたつのパターンが存在すると思います。

私が「トップクラスに好きなL.E.D.さんの曲」のうち、不変のものがそれこそビタチョコにあたるのですが、これは思い入れの強さゆえの1番です。当時は特別刺さったけど、逆に今リリースされたとしたらずば抜けるほど好きになるかは分からないな……みたいなライン。GAIAもそうかな。合作だと今でも一番好きなのですが。
それ以外は、ある程度までは絞りこまれてはいるもののその中からクオリティや自身の好みの兼ね合いで都度左右されがち。
たまに聴き返してリバイバルした結果また自分の中でランクが上がるものとか、最近リリースした曲とか、時代によって変化するところではあるのかなって感じです。
新しい曲はやっぱり良い。それだけ音色のクオリティが高いですし、何より聴いていて新鮮なので。逆にリリースが古い曲も、その時代だから出せた音なんだろうなと思うこともありますが。。

皆さんは思い入れと単純な完成度、どちらを優先しますか?


好きな物は「不変」でなくてはならないのか?

私における「BITTER CHOCOLATE STRIKER」のような何かしらのきっかけになった曲、青春時代にヘビロテした曲、などそういった"心にずっと残り続けて、己の支えになるもの"がいつまでも上位であり続ける人はやはり多いと思います。
前項で「思い入れが強い故に順位が不変的な曲」という例えを挙げましたが、思い出というのはどうも美化されがちです。しかし、だからといってそれは常に不変でなくてはならないのか?という疑問が自分の中に浮かんできました。

一方で、"昔は確かにたくさん聞いていたけど今は違うからな……"とあまり過去に縛られず、その時その時で好きなものが変わる(年齢を重ねて趣味趣向が変わるのと同じように)人もいるでしょう。
ランキングがあまりころころ変わると浮気性とか思われそうだけど、特にL.E.D.さんなんて今でも新曲を出し続けている人なんだから好きな曲TOP5なんて都度アップデートされてもいいと思うのです。

私は、特に好きなものだと、直感で決めるよりも何かしらの理屈をつけたがる性格のようです。「なぜL.E.D.さんの曲を好きになったのか」というきっかけを思い出したときにどうしてもビタチョコはトップから外すことはできないなと痛感しましたし、今聴いてもやっぱり好きだなーって感じるし、私の音ゲー人生の中で重要なポイントにある曲だったので、付加価値みたいなものがついてしまっているんです。だからかもしれないのですが、人のTOP5を見ていくうちに、時代やその時の自分の好みに合わせてランキングを変えられる側の人が少し羨ましいような気もしました。

では、"それはそれ、これはこれ"と割り切って、思い切って感情的な部分を抜きにしてみたら?
思い入れが強すぎて客観視が不可能になった曲は「殿堂入り」みたいな枠として扱うことで候補からは除外し、純粋に曲として好きなもののみで、TOP5を作ってみたらどうなるのでしょうか。


「思い入れ」を捨てて、TOP5を再形成してみる

下記のような結果となりました。

1位)INVISIBLSTRIX
2位)IXION
3位)LASER CLUSTER
4位)PHASE SHIFT MANEUVER
5位)SPARK IN THE NIGHT
(2021年1月29日時点)

ちなみに6位にTHE LAST STRIKER、7位にTHE BRAVE MUST DIEが来ると思います。
正直GAIAは思い入れ抜きにしてもずっと聴いていても飽きないくらいに好きなので、思い入れと単純な好みどちらの面でも私の中で強キャラポジにあたるのですが、それでもエピソード的な要素が強いので悩んだ末にあえて外しました。このTOP5は「不変ではない」ことをコンセプトにしていたので、今度はGAIAが不変になってしまうと自分で感じましたし、そもそも合作だし(そこ?)

1~3位は最初のほうに記載したランキングの中の、特に強い理由はなかったけど何となく挙げがちな曲ということでランクインしてたものをそのまま繰り上げました。たまに思い立ってIIDXでも選曲したくなりますし現段階ではこの結果で特に異論はないかなという結論になったので。
PHASE SHIFT MANEUVERはKILL EACH OTHERでもいい気がするし、SPARK IN THE NIGHTはIN BETWEENでもいい気もする。

結論:TOP5なんてそんな簡単に決められない(し、何を基準に好きを考えるかでも変動しがち)。


「推し」かどうかでも考え方は変わる

今回こうして考えていて思ったのが、推しほど1番を決められないし、ライトに好きなアーティストほどすんなり1番を決められちゃうなってこと。(そうじゃない人ももちろんいるとは思うけど、私はそうだった)
ここまでに話した、思い入れの部分という点を考慮して考えてしまうからというのが大きい気がしました。
推しだったらその人の曲の良いところを沢山知ってるゆえに、あれもこれもって悩んでしまいがちだなって。
それらを踏まえて作られるTOP5もあるからこそ見ていて面白さを感じるし、それを第三者として見たときはもちろん選んだ理由を掘り下げてみたいと思ったりもするんですけどね。

推しじゃない人に下す「1番好きな曲」は聴いた時の直感で選ぶことが多いので、感情論とかそういうノイズを消し去った自分視点での客観的な評価なのかなと思ったりもしました。
これは、前項"TOP5の定義"で述べた「その曲が持つクオリティ(と自身の好みとの合致)を理由に上位に食い込んだ曲」のみで形成されるためだと考えています。

これは「私」が「L.E.D.さんの曲」でTOP5を考えようとしたから起きた悩みだし、逆にL.E.D.さん以外のアーティストだったらここまで悩んでなかったかもしれません。
他の方はもっとサクッと決められてると思います。

どの曲もみんな違ってみんないい。
順位なんて無理につけなくてもいいよなというのもある意味ひとつの結論です。


最後に推しが作った推し曲の話

まったく今回の流れとは関係ないのですが、ちょっとした余談で、ビタチョコが好きということをお話ししたついでにビタチョコの話。
ライブ用に、ビタチョコのキックをハードスタイルのキックに差し替えたバージョンをL.E.D.さんが2017年のビトネサミットで披露していたので、機会があったら見てみてください。(と言ってももうブルーレイ販売終了しちゃってるから難しいかもだけど)
ずっと好きだった曲が時代に応じてアップデートされるのって凄く嬉しい。
音源欲しかったなあ~……。
まあ、映像に残ってくれただけでもありがたい話ですよね。

~追記~

とか言ってたらこの記事書いた数日後に新音源でDDRに移植されたんですけど……えっ……?

狂った様子は下記の記事にて見れますのでぜひ!

---

初めての記事、どうでしたでしょう?
文章をまとめるのがあまり得意ではないので、面白さはもちろんですがまず、読みやすい文章を作れるようになるのを目標にしたいです。

ひとまずnoteはこんな感じで、とりあえず思ったこと、考えたことを並べ立てる用に使っていけたらと思います。
音ゲーに関する記事が中心になりそうですが、よかったらたまにチェックしていただけたら嬉しいです。

それではまた。(次回更新未定マン、低みの見物)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?