橈骨神経の走行　上腕

橈骨神経の走行　上腕

・腕神経叢の後神経束が橈骨神経と腋窩神経に分かれる
・橈骨神経はC5〜T1からの神経繊維が走る
・腋窩神経と別れたのち、橈骨神経は大円筋腱と広背筋腱の前方を下方に走行する
・大円筋腱と広背筋腱を過ぎた所で、それらの下縁を辿るように上腕後方に向かって走る
・このとき上腕三頭筋長頭と外側頭、および大円筋腱で作られる三角間隙を通る
・上腕後側では橈骨神経溝に入って上腕後下外側に向かって走る
・この時に橈骨神経は上腕骨と上腕三頭筋外側頭にサンドウィッチ状態にある
・橈骨神経溝を抜けると（三角筋粗面より約5cm下方）、外側上腕筋間中隔を貫いて上腕前外側に出る

参照資料

・ネッター解剖学アトラス原書第5版
・Wikipedia