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【日記】~2025/2/16



マンガの話

 Kindleでいくつか本を買った。
 本当はマンガを1冊だけ買うつもりだったのに、キャンペーンにより4冊ごとにポイントが還元されるとのことだったので、結局15冊買った。
 簡単に読書感想文などを書こうと思う。
 一応、ネタバレ注意。

本なら売るほど / 児島青

 2025年1月15日に発行されたマンガ。
 まだ第1巻しか出ていない。

 古本屋を経営する男性を中心に物語が進む。
 全6話で、それぞれ独立した短編集のような形式になっている。
 購入を決めた理由は、古本屋という舞台が面白そうだと思ったからだ。特に深い理由があるわけではない。

 僕はマンガや絵に関して、別にこれといった一家言があるわけではないが、このマンガは丁寧な絵だと思った。
 具体的な評価の言葉を持ち合わせていないのだが、登場人物の表情が豊かでありつつ、灰汁がないというか。
 心情の演出なのか、本が散るシーンや、本の壁を壊すシーンが印象に残った。
 引き込まれるような感覚がある。

 このマンガで真っ先に思い浮かんだこととしては、人と人との出会いとは良いものだなということ。
 年齢や趣味が違う人同士でも、本だったり、あるいはそれ以外のものによって心を通わせることができるかもしれない。
 互いが互いのことを知れば、そこに壁は生まれない。
 これから再会することのない、たった一度きりの会話だとしても、以降の人生で大きく変化をもたらすのかもしれない。

 人は出会うべき人と出会うのかもしれない。

 ……と思っていたら、そんなことなかった。

 ……と思ったら、やはり出会うべき人と出会っていた。

 良いマンガに出会った。

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