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最近たくさんインタビューなどを!【追記12/19】
してもらいました!
4月下旬にでた単行本『最果てのセレナード①』と短編集『やがて明日に至る蝉』の件です。
単行本発売の際にはたくさんの書店さんが手厚く展開してくださって、2冊コラボの企画とかもあったり、ほんとうに嬉しかったな!そして発売からの流れで、早くに書評掲載のお知らせ・インタビュー依頼をいただいてました。
今回のnoteはそれらのまとめと、
インタビューというものを受けてみての所感です。
難しくて面白くてためになるインタビュー
連載開始時と単行本発売時で、おなじみ漫画家日々の杏MCでTwitterスペースはやっていて、かなり良いインタビューを毎回展開してもらってました。(アーカイブなしで結構与太な発言もあるライブ)
公式?のインタビューとしてはアフタヌーン4月号の『もう、しませんから。』で西本先生に漫画にしていただいたのが初めてでした。
発売中の月刊アフタヌーン4月号『もうしまSR』は、
— 西本英雄 (@HideoNishimoto) February 25, 2023
ピアノ少女と母殺しの激情サスペンス
『最果てのセレナード』を大特集‼️
激しく感情が揺さぶられる臨場感に満ちたシーンの数々。
それらを生み出す作者ひの宙子さんの‟意外な過去″も語ってくれました。
ぜひご覧ください🍺https://t.co/hDjkf4BxKv
で、このインタビューを受けた夜のわたしが
![](https://assets.st-note.com/img/1684752301873-Y1Ip3OS5ZE.jpg?width=1200)
こういう下書きをTwitterに残していました。かわいそうですね。だからスペースをアーカイブに残したくないんだよ。
で、最近はいろんな関係性の人がインタビュアーになって同じ作品について聞いてくれたので、同じことをいろんな切り口や角度から話すことになりました。
おかげさまで作品についてとか、自分がどう漫画を作っているのかとか、こういうことをされると嫌なんだなとか、いろいろな言語化が捗りました。言語化が進んで答えが決まってくると、脳のリソースを整頓に割かなくて良くなるので次のことを考えられて良いです。
しかし言語化というのは相手ありきであるので、同じことを聞かれてるし同じ答えを言ってるような気がするんだけど、相手(との関係性)や質問の切り口なんかですごく言うことが変わる…
だからちょっと手触りの違うことを言ってたり、多分過去の発言と矛盾するようなことも言っていて、でもそれは別に間違いでもなく…という意図せず自分の多面性を感じました。あとから「こういうことが言いたかったです…」みたいなことを補足させてもらうことも多いです。
インタビュー記事って、わたしが聞かれて話しているんだけど、基本的に相手の作品になるというか、媒体や聞きて書き手による視点の違いがわたしの出力の違いに加算されて「おお、こうなるんだ…!」という感じ。
その辺がやっぱり自分で読んでいて楽しいな〜なるほどな〜と思ったし、物語を作っていくときと考え方が似ている気もしました。(あくまでインタビューなのでフィクションみたいな書き方ではないだろうが…)
インタビューの場合は基本的に一旦確認させてもらえるので、ここはポジティブなニュアンスで言いたいとか、こういう風に受け取られる表現は避けてほしい、などは都度伝えてまして、こういうのがけっこう難しかったです。
考えてみたら当たり前なんですがとりとめのないような話を一本のインタビューとして読ませるための工夫や演出や構成が必要になってくるわけで、当然それがライターの職能じゃないですか。じゃあやっぱり相手の作品だし…と思うと自分の言ったことはもう素材だからな〜…と同時に思うので、でもこちらとしては宣伝的な意味もあってやはり受けているので言ってはおかねば…という色々が発生しました。インタビューの発生、めちゃくちゃに嬉しい出来事ですが大変は大変です。
この辺は今後また機会があるだろうと信じて、対応基準とか許容範囲を決めておこうかなと思いました。
ちなみに『やがて明日に至る蝉』の方は担当編集が送ってくれた質問に文章で答える形式だったので、わたしが書いたことが99%そのまま載りました。
📝記事掲載📝
— フィール・ヤング編集部 (@FEELYOUNG_ed) April 25, 2023
\㊗️単行本📖本日発売‼️/
「#ひの宙子『#やがて明日に至る蝉』発売記念インタビュー!」をtheLetterにて公開致します✍🏼
ここでしか読めないインタビューを本日から全3回に分けて配信✨本日は表題作へ懸けた想いをお届けします。
🔻作品と合わせてぜひ!https://t.co/vvMIjaklqY
めちゃくちゃ長いのはそういうことです。
これを返すときにこう…インタビューの書式?というものを自分で再現しようとしてか、なんとなく口語っぽく書いてしまうのが面白かったです。
書評なるものってすごい
書評については基本的に確認いらなくない?と思っているので、誤字とかでもなければ基本的にそのままお返しします。作品の読み方には正解があるわけじゃないし、そこが漫画の良いとこです。
で、書評ってインタビューの時にも思ったこの、媒体や書き手による切り口の違いというもの、如実に感じる。し、書評の面白さってそこだなんだなあと自分の本のを読んで改めて思いました。
書評を通して新しい世界が広がる感じ、すごい。
わたしは自分の創作に関して人に言われてハッとするということが結構あって、そういう意味でも、プロミネンスの時からすごく良い書評を書いていただいてて、大変にラッキーだなと思います。いうて気恥ずかしさはありますが、嬉しいです。
📚記事とかまとめ
いまwebで読めるもの、見つけた限り集めました。
面白いのでぜひ読んでみてください!
・アフタヌーン2023年4月号『もう、しませんから。』
・コミックナタリー
・書評|BAILA 6月号/@BAILA
・インタビューほか|the Letter(株式会社シュークリーム・全3回)
・書評|Real Sound ブック
・Podcast|週刊マンガ獣#42&#43
お互い紹介回→読んだよ感想回って構成すごく良いな〜〜
・書評|講談社コミックプラス
![](https://assets.st-note.com/img/1684746008567-9rBSYSdo2B.jpg?width=1200)
・書評|yomina-hare
・コマ紹介|BOOK WALKER
・インタビュー|VOCE
・書評|ダ・ヴィンチWeb
・書評&1話試し読み|mi-mollet/ミモレ
がっつりめの書評とかインタビューのお話をいただくと、推してもらってるぞやるぞ俺はやるぞという感じになりますね!
投げ銭は原稿中のコーヒーになります☕️