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はじめてのユーザーテスト 〜リモート編〜

コネヒト株式会社でデザイナーをしている鍋野です🍲
こちらはコネヒト Advent Calendar 2020 11日目の記事です。

先日なっぴさんがコロナの渦でユーザーインタビューを実施したことについてnoteを書いてくださっていたのですが、本日は最近リモートで実施をしたユーザーテストについて、いろいろと学びがあったので記事にしてみようと思います。

少しでも読んでくださったみなさんの参考になるとうれしいです。

ユーザーテストの目的

今回ママリのアプリ内で一部機能のUIを大幅にリニューアルをすることが決まったため、ユーザーテストを実施することで
・新しいUIの操作感に迷いがないか
・リニューアルをしたあとのデザインを実際使ってみてどのような印象を受けるのか
など、開発実装前に確認をすることを目的に、ディレクターの星野さんと私で社内のママさんにご協力いただき、簡易的なユーザーテストを実施しました。

ユーザーテストで得た学び

私にとって今回のユーザーテストは初めての経験だったこと、またコロナの影響で対面ではなく遠隔で実施することになったこともあり、様々な学びがありました。

1. プロトタイプはなるべく詳細まで組む

当たり前の話ですが、ユーザーテストを実施するためにはプロトタイプをつくる必要があります。

はじめにプロトタイプを制作した際、操作性の邪魔にならない最低限のラインで制作を進めていたのですが、なっぴさんからこういうものが見れるのかなと思ってボタンを押したのに関係のない内容のものが出てくると、そうかこれテストだもんな と現実に引き戻されてしまう感がある というフィードバックをもらいました。

そのフィードバックをもらい、テストに集中してもらえるよう、遷移先のコンテンツの画面も作り、なるべくリアルな状態で触ってもらえるようなプロトタイプを制作しました。その結果、実際のテストではそれぞれ遷移先のコンテンツもスクロールして読んでもらったり、よりリアルな操作を観察できたので、作ってよかったなと感じました。

スクリーンショット 2020-12-11 18.23.54

ただ、画面をたくさん作っていると、途中からどこがどこにつながっているのかわからなくなり、何度も自分の端末で操作を確認しながら画面を組んでいたため、想定していたよりもプロトタイプを制作する時間をかけすぎてしまいました…。

次回は丁寧にでも効率的に制作できるよう、今回の経験を活かしていきたいです。

2. ZOOMの画面共有機能を活用する

本来ながら対面で画面を操作してもらい、操作をしているときの表情やちょっとした間なども詳細まで観察することが望ましいですが、冒頭でも書いた通り、今回はリモートでのユーザーテストでした。

スクリーンショット 2020-12-11 18.31.24

リモートでより詳細に観察ができそうな手段をいろいろと調べたり実際やってみたりしたのですが、結果的にはZOOMのプラグインを活用して、それぞれの画面を共有してもらいながら、テストを行いました。

ZOOMでの端末接続はこちらの記事を参考にしながら、テスト開始前に説明をして接続してもらいました。

対面で実施するテストと比べると、どうしても表情などが見えづらいため、情報が対面で実施するときと比べると限られてしまうのですが、少し口頭でも考えていることを言語化して補足していただいたり、テスト自体が終わったあとにここで止まっていたのは何を考えていたのかなどをヒアリングすることで、テスターの方にもご協力いただきながら不足している部分はなるべくカバーできるよう心がけました。

ただ、ZOOMのプラグインがAndroidの端末の場合はうまく連携ができないことが多く、うまくいかなかった場合は、パソコンでfigmaのプロトタイプを開いていただき、画面上で操作をいただくという方法に切り替えテストを行いました。

3. ユーザーテストの結果をまとめてチームに共有する

ユーザーテストを実施し、たくさん気付きを得たのですが、実際開発をしていただくメンバーにはスケジュール上参加いただくことが難しかったため、Miroを使って簡易的にテストで得た学びをまとめて共有をしました。

スクリーンショット 2020-12-11 18.39.31

テストの録画や議事録はとっていましたが、それをすべてそのまま共有をしても、なかなか時間をとってすべてに目を通すことは難しいですし、まとめて共有したことでチームメンバーから気付きや質問などの反応もあり、とても簡易的なものではあったのですが、やってよかったなと感じました。

まとめ

今回簡易的ではありますが、ユーザーテストを初めて実施してみて、自分で制作したUIがユーザーさんが迷いなく操作ができるものになっているか、どういう印象を受けるのか というフィードバックを生でいただくことができ、とても勉強になりましたし、フィードバックからたくさん気付きを得て実装の前段階で議論ができたのが本当によかったです。

また、限られた時間や環境のなかでも、工夫をすればユーザーテストができるということがわかったため、今後も積極的に取り入れていきたいなと思います!🕺

先日なっぴさんがリモートで実施するユーザーインタビューに関してのとてもわかりやすい記事を書いてくださったので、よろしければ合わせて読んでみてください!🤗

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ユーザーニーズを知ってプロダクトを作って行きたい人にとってはとてもいい環境になってきていると思いますし、面白い人がたくさんいる会社です!👫



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