沢口先生
医療的知識の乏しい人が書いているので、へ~そ~なんや~というくらいの気持ちで読んでください。
プロラクチンが高いと分かったわたしは、すぐに検査を受けることになった。プロラクチンが高い原因別にアプローチをかける方法が異なるらしい。
プロラクチンが高い原因は
①薬
②生まれつき(そもそも高い人がいるらしい)
③脳内にできもの(腫脹)ができている
の3種類らしい。
プロラクチンのお話はこちらから↓
わたしの場合は、薬を日常的に飲んでいなかったので①の可能性は消える。
そして、③の可能性がない人が②と診断されるらしい。そのため、わたしは③の可能性を探しに脳外科を受診した。
MRIを撮影し、脳内に腫脹がないか確かめる。紹介状をもらって脳外科の扉を叩いた。わたしの担当をしてくれたのは沢口先生(仮名)。最低限のコミュニケーションで検査日が決定した。そのまま、どんどん話が進み、気が付けば検査が終わっていた。その間の記憶はない。
翌日に結果を聞いたのだが、ぴかも付いてきた。彼は腫脹などと聞いてもピンときていないので、「死なない病気だよね?」「脳内にできているものを手術でとるの?」などと聞いてくる。(ちなみに、すごく大きい人は手術でとるらしい)
結果は「すごく小さいが、怪しい影はある。しかし、生まれつきあるラトケ嚢胞という空洞か、腫脹か判断はできない。プロラクチンの数値も低いので、腫脹の可能性は低い」とのことであった。
つまり、①と③の可能性が消えたことになる。そんな結果をもらって、わたしはぴかと病院を去った。大きな病気が隠れていなくて本当に安心したことを覚えている。その日の帰りに食べたいちごクレープの味がおいしかったことだけはしっかり覚えている。