嚥下機能の評価をオンラインで実施しました!
2022/7/25~29にかけて、デイサービスの利用者さん一名の嚥下機能評価を、当グループのSTさんにオンライン上でしていただきました。
私が利島に赴任する以前から、何度か当グループのSTさんが嚥下の評価で介入してはいたのですが、私が赴任した頃には食事のムセ込みが多く、覚醒状態の低下も相まって、うまく食事ができていない様子でした。
また、スタッフ間で介助方法に差がみられ、介助に使用する食器や、ひとくちの量などが統一されておらず、余計に食事がうまく進んでいない様子でした。
上司の裵さんに相談したところ、グループの取り組みとしてオンライン上で嚥下機能の評価をしている事を教えていただきました。
評価は、ビデオ通話を使用し、下の写真のような、咽頭マイクと拡声器を使用して音を拾います。
日の食事量のムラが強かったので、数日間見ていただく依頼をしたところ、快く引き受けてくださいました。
頚部のポジショニングや水分との交互嚥下、一番合っていそうな食形態などをリアルタイムで指導していただくことができました。
また、嚥下したタイミングを介護スタッフの方々に知らせる術として、咽頭マイクを導入したらどうかともアドバイスいただきました。
今回評価いただいた内容を基に、介護スタッフの方向けに今回の食事介助のまとめを作成しています。少しでもいい介護が提供できるよう、デイサービスのサポートも続けていきます!
利島村社会福祉協議会 塚本