アルコール依存症とは?🍻
先日、三宅島の保健所の方々が来ていただいて御蔵島の社協職員向けにアルコール依存症についての講演会がありました。
とても興味深い講演でした。
①アルコールと睡眠について
嫌なことや不安なことがあるとお酒をのんで寝ようとしたことはありませんか?
→尿が出やすぐなるため睡眠の質が低下。
→耐性がつくと、睡眠の後半にはレム睡眠(体は休んでいても、脳が活発に動いている状態)が増加。
眠れてるいる気になっているだけで、実はしっかり寝れていないことが分かりました😲
②アルコールの吸収
・空腹の場合 25%は胃から吸収され、残りの75%は小腸から1.2時間でほぼ吸収される。
・アルコールの吸収に影響する要因
1.胃切除等で胃がない
2.空腹の時 →直接小腸で吸収され早く酔う
3.食べながら→胃でゆっくりとアルコール分解
お風呂上がりなどに空きっ腹に酒は美味しい!と感じたことありませんか?とても危険なので空腹時のお酒は避けた方がよいですね。
③回復
回復とは、お酒をやめることは、ほんの始まりにすぎない。依存症からの回復こそがほんとうの回復。というお話をきいてお酒をやめたからもう大丈夫!と安心できないと思うととても根気強く向き合わないといけないなと思いました。
最後に、
意志や論理の問題ではなく、依存症は「こころの病気」
と言われており、依存症になってしまったら回復に向けて治療を余儀なくされます。しかし、依存症になる前に早期発見、早期治療をして依存症にならないようにしていくことが大事だと改めて思いました。
御蔵島社会福祉協議会 菊地岬