G2富士ステークス現地レポート ―デカい弟と不思議なおじさん
秋のGⅠシーズン真っただ中ですね。
というわけ実は行ってきましたよ府中競馬場、GⅡ富士ステークス!
例の如くダノンザキッドのおっかけ…ではなく、
今回の目的はダノンタッチダウン。ダノンザキッドの半弟…ケツとタッパのでけぇ馬なのか…?
3歳にして兄ダノンザキッドをも上回る馬体重を誇る彼、彼がどれほどの巨体なのかを自らの目で確かめたい!だったらこの機会に行くしかない!という感じで府中へ向かった次第であります。夜勤明け徹夜でな。
パドック買いはもう懲りたので。今回、平場は買わずに写真練習の気持ちで見学。
まぁいい感じに撮れたのはこの辺り…まだまだですね…。
11R GⅡ富士ステークス 競馬はギャンブルだ
やはりお楽しみはメインレース。
本命は勿論、横山典弘騎手との初コンビで重賞制覇へ挑むダノンタッチダウン!
こうして写真を見直すとデカいなーとなるタッチくんだが、
現地で観た時はそこまで大きくないような…?と思ってしまった。
恐らくそう思ったのはタッチくんはカラテのように全体的に体格が大きいタイプだからだろう。逆に兄であるキッドは肩幅が広く脚も太く体系自体変っているのでうわでか…となる。
まぁつまりキッドのせいで感覚がおかしくなっていたがタッチくんもでかくていいね♡
ではレースについて。
さあ玉砕覚悟の逃げを見せろ!ユニコーンライオ…ン…!?
しかしスタートを切ると先頭に立ったのはダノンタッチダウン!?
まさかの前ポツン炸裂である、ここ府中だぞ!?
だがもうこうなったらヤケだ、頑張れタッチ!ノリさん!うおー!残せー!
…まぁ府中マイルで突然の逃げが決まるわけもなくブービーの11着。
ただ不思議と悲しさや悔しさは感じなかった、なんかすごいものを見た気がした。不思議な感情である。
結果は1番人気のナミュールが堂々の1着、流石モレイラ騎手に東京新聞杯と秋華賞の2着馬といったところか。2着はレッドモンレーヴ、唯一58kgを背負っての2着はご立派!ノリさんと武史は買ってたのに買ってない和生だけ来やがった!3着は初マイルのテン乗りながら好走したソーヴァリアント、池添騎手のテン乗りの上手さとこの馬の能力の高さの結果だろう。
そしてこのレースを見る上で大事なのは古馬マイル常連のイルーシヴパンサーが先行して4着であることかなと思う。ここがこのレースからマイルCSへ向かう馬の選定を行う上で大事なポイントだと思う。
正直なところタッチくんはノリさんだからなーって感じの負け方だったのでさほど今後について気にしていない。
むしろ一番気になるのは終始最後方の最下位だったキラーアビリティ。
後のNHKマイル馬を破っての1800mオープン勝ちのまま、ホープフルステークスをレコード勝ちした快速馬。
個人的には距離短縮がプラスに働くと思っていたし、差し有利の府中にホープフルと同じ横山武史これはやれると思っていたが…。
結果は終始後ろにいるだけに終わってしまった。マイルのペースについてこれなかったという見方もあるとは思うが個人的に走る気になれてなかったように思えて心苦しかった、どうしてもヴェロックスのことを思い出してしまう。
12R 3歳以上1勝クラス 香港の鬼の弟
今回平場については全然情報を仕入れておらず、当日のレーシングプログラムの冊子を見て初めて把握した。
そしてこの日は12Rまでしっかり見なければとなった。
それは12Rの出走馬であるエゾダイモンの存在だ。
あのグローリーヴェイズの半弟で私の出資馬ヘヴンズクライの全兄。
今回はモレイラ騎手への乗り替わり、兄の香港2勝も彼が鞍上である。
これは勝ち上がりに期待!
結果は前のとの叩き合いに敗れ惜敗2着…。
勝ったのは7番人気グランドカリナン、鞍上は坂井瑠星騎手。
坂井騎手、ノリに乗ってるなあといったところ。
2戦連続惜敗のエゾダイモン、兄の得意だった京都を試してみて欲しいところだが次走はどこを選ぶのだろうか。
おまけ
ムイトオブリガードは19年アルゼンチン共和国杯覇者の重賞馬。
コントレイルのラストランにも出走していたりと新入り誘導馬。
見かけた時には君はここに居たのかと驚きました。
マイネルラクシマも12年京都金杯と13年七夕賞、
14年オールカマーを制覇している重賞3勝馬。
勿論ベテラン誘導馬。
現役時代は同期のグランプリボスにジャスタウェイやドゥラメンテ等と走っている。
マカヒキ好き。
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