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毎日王冠現地レポート、ダノンザキッドが破壊神になった日。

世間は府中牝馬Sに東京JS、何よりも秋華賞と大盛り上がりですが、先週の毎日王冠についてです。
因みに府中牝馬と東京JSは外したけど秋華賞で巻き返しました、イェイ!

写真はまぁ前回の安田記念よりはマシになったと思います。

名レースの数々が繰り広げられてきた府中1800m、スーパーGⅡ毎日王冠!それにダノンザキッドが参戦するのだからもう観に行くしかない!
さて今回は開場時間から入場しましたが、意外なものが配られていました。

競馬の湯 東京競馬場

入浴剤です。開幕入場の特典なのか、最近配られるようになったのか、特定シーズンに配られるものなのかは謎ですが入浴剤です。
臭くならないように風呂に入れというメッセージではない。

またばんえい十勝フェアというのもやってました。どうやら丁度10月8日~10日の3日間の開催であり、ちょうどやっていた形でした。ラッキーでしたね。

ばん馬バルーン

でっか…。現地にいた人はばん馬はもっとでかいと言っていたがはたして…。
思えばこれもサリオスとダノンザキッドのワイドが来るというサインだったのかもしれない。

ばん馬グッズ。みんな大好きメムロボブサップくんのキーホルダーもあります。
手ぬぐい。いいデザイン。

バルーン後ろのテントからわかるように、ばん馬グッズや十勝の食べ物がの物産展がやっていました。結構人気だったようで売り場に対して明らかに商品は少なく、購入列もそれなりの長さになっていました。
かわいいクリアファイルとイカした手ぬぐい、あと写真はないですがカステラを購入。写真がないのは腹減ってその場で食べたから!
その他のものは配布品です!太っ腹!

天皇賞馬スピルバーグ。

藤沢調教師についての展示が館内にはありました。
こちらは今月いっぱいであり、特に天皇賞秋のある10/30には9Rにメモリアルレース、最終レース後にトークショーもあるそうです。

平場 現地馬券

平場は5レース買いましたが全部外しました!
もうパドック買いとかするな!

阪神1R 2歳未勝利戦 ダート1800m、ダイメイセブンは前走2着もあり1倍代の1番人気。
いやどう見ても地雷でしょとは思うもこの馬を新馬戦で負かしたのは衝撃の大差勝ちをかましたジャスタウェイ産駒ヤマニンウルス
どうしても気になって購入したものの4着でした。

東京3R 未勝利戦 芝2000m、ウインペルセ
この中で1番かっこよかったから買った、6着。

ウインペルセ。しっぽがきれい。
ついてくしてて可愛かった。

東京5R 新馬戦 芝2000m、ヨシイチ
この子はなんとディープスカイ産駒。種牡馬としては残念ながら失敗だった変則二冠馬ディープスカイ、既に種牡馬引退済みであり2歳に産駒が居たのかと驚き購入。殿人気で着順も殿でした…。
いやよく考えると失敗種牡馬産駒なんて買うなよって話だし、ディープスカイ自身も代表産駒クリンチャーも新馬戦は負けてるんですよね。何で買ったか?ディープスカイが好きだから、終わり。

東京6R 3歳以上1勝クラス ダート1400m、ハクサンセレーネ
正直馬体は細すぎるのが気になったが、既に勝ち上がってるし逆にやってくれるんじゃないか?と思ったので菅原明良騎手が好きなので購入。
残念ながら11着。

改めて見ても細いハクサンセレーネ。

東京8R 3歳以上1勝クラス 芝1600m、カンパーニャ
結局パドックを見ても一切ピンと来ず、名前がカンパニーに似てるというあまりにもあまりな理由で購入。
7着。6Rじゃなくてこっちの菅原くん買ってれば儲かってた。

カンパーニャ。後ろ足がブレてじわる写真になってしまった…。
同レースの人気馬であったモカフラワー。メンコがかわいい。
同レースの1着馬のリアグラシア。なんかたまたまいい感じに撮れていた。

もうここで下調べ無しで当てるのは無理だなと判断。
パドックを見る目がまるでない。
メインレースたる毎日王冠までは馬券購入は控えることにしました。
判断が遅い。

突然の飯テロ、牛とろ丼とカニクリームコロッケ。

大本命メインレースGⅡ毎日王冠

さぁまずはパドック。正直見た目的には全馬状態はよさそうかなと。
いや千秋さんの目が宛にならないのは平場で証明済みではあるんですけども。

ダノンザキッド、奥にレイパパレ。イケメン過ぎる。
ダノンザキッド。イケメン過ぎる。
サリオスとダノンザキッド。
キッドがテンション高いせいでサリオスの厩務員さん驚いてるやないかい!
サリオスとダノンザキッド。でかい。
レイパパレ。ちいさい。
ポタジェ。ジャスティンカフェ等他の馬も撮ってはいたんですがちょっとブレが酷かった。

さてこのレースが始まる前に一番大事だったのはサリオスの状態であったと思う。
結果前走+6kgと馬体重は良好!これはイケる!
安田記念では調整ミスって痩せたみたいなこと言っておきながら3着に持ってきたのもあって、馬体重を見るまで堀先生の絶好調発言がまるで信用できなかった。
というわけでダノンザキッドとサリオスのクソデカワイドを主に購入。

さあゲートに収まり発走…しかし異音がし、明らかにスタート前にゲートから出てくる馬が居た。
「お知らせいたします。4番ダノンザキッド、馬体検査のため発走時刻が遅れます」
そう飛び出したのは他でもない、俺の愛馬がダノンザキッド。くぐるとかではなくゲートをこじ開けて放馬してしまったのだ。
今回の鞍上はダンビュライトに振り落とされてターフに正座してたことで有名な戸崎圭太騎手、あの件があったからか不測の事態ながら落馬することなく飛び出したキッドを静止してすぐさま馬体検査出来るようにしたのは流石と言いたい。
翌週の秋華賞でこの放馬はまだマシだった扱いされるのはまた別の話…。

さてそのおかげもあり馬体に異常は見られず外枠出走へ。そしてスタートが切られ、抜群のスタートを切るのはダノンザキッド!よりによって真っ先に飛び出してった!ゲートを飛び出したのは前進気勢が強すぎるからだったのか。一方で出遅れるノースブリッジの存在もあり会場は笑いに包まれた。
レッドベルオーブの狂気的な逃げが生み出すハイペース、それを内にレイパパレ外にキングオブコージが追走、そしてその後ろにダノンザキッドは構える!
ハイペースのまま進み最後の直線、先頭のレイパパレをかわしダノンザキッド先頭へ!しかし同時にジャスティンカフェが追い込んでくる!キッドとジャスティンの勝負に成るかと思いきや、一瞬で内から先頭に躍り出たのはサリオスだった。
サリオス2年ぶりの勝利、それも完勝という他ない内容であった。

贔屓かもしれないが、ゲート破壊のアクシデントもありハイペースで外を先行しながらも3着に残ったキッドはやっぱ強かったと思った。
とはいえじゃあアクシデントが無かったら勝っていたかというとあの日のサリオスはやはり最強だった。そういう意味では順調にレースが進んでいてもそこまで順位は変らなかったのではないだろうか。4着だったレイパパレも落ち着きはなく、なにより最も自分のレースを出来ていなかったのは5着だったノースブリッジである。
レッドベルオーブは前走でも暴走逃げだからアレが普通なんだと思う。
逆に外枠出走が有利に働いたという見方もあるが、流石にスタートで走った消耗もあるし、この少頭数と開幕週なのもあって別に外有利ではなかったかなと思う。外差し型の馬でもないし。

さて毎日王冠は天皇賞秋へのステップレースなのだが… ゲート破壊の件もありキッドは今月いっぱい出走停止、そして調教再審査へ…。元々出る気があったかはわからないが、父ジャスタウェイと同じ道を歩むことはないのは確かだ。いや正直元々府中より阪神が向いてそうだし父には正直色々似てないしまぁ。とりあえず調教再審査が無事済みますように…。
ただ問題はゲート破壊を実行してしまったのは間違いなくキッドであるものの、ゲートでまず暴れてたのはノースブリッジである。制裁については仕方ないが、無罪判決を受けたノースブリッジ陣営はこれをどう受け止めるだろうか…。
どうでもいいけどこの一件でキセキ民やメイケイエール民に目をつけられた気がする。

あと内容自体はよかったとはいえ2着と3着の間には大きな隔たりがある。それは収得賞金である。賞金自体は5着まで出るものの、出走馬決定に用いられる収得賞金は1着と2着のみが加算出来るものである。ホープフルS以降3着か着外という結果のキッドはそろそろGⅠ出走において不安が出てくるのが本音である。安田記念時点でカテドラル等より下であり、元々下にいた馬としては恐らくジャスティンカフェに逆転されてしまっている。
兎に角今年はマイルCSこそが勝負どころだろう。それこそサリオスのような復活勝利を期待したい。

アイドルホースコントレイル

12Rは館内スクリーンで見るくらいにしました。何故ならターフィーショップで買いたいものがあったから。競馬場で過ごす時間は案外忙しい。
サリオスの勝利を祝してあと馬券で4000円くらい儲かったので宿敵コントレイルのぬいぐるみを購入。
ディープボンドもいずれ届くので早く並べたいですね。
サリオスもいつか出ると信じて。
キッドは絶対出る。

真のメインレースGⅠジョッキーベイビーズ

GⅠラッシュの中で毎日王冠の週はGⅠがない?
否!実はベイビージョッキーズという真のメインレースがあるのである!
アナウンスでもしっかりGⅠと宣言されていたので間違いなくGⅠである。
いやまぁこれ抜きにしてもJpn1の南部杯があるんですけども。
残念ながら雨も本格化してしまい写真は取れなかったが、普段の競馬とは違う盛り上がりがありとても楽しかった。
JRA公式サイトにレース映像もあるので是非観て貰いたい。

まだ第12回と歴史の浅いレースではあるが、既にここから騎手になった子供たちも居る、菅原明良騎手なんかかがまさにそれだ。ベイビージョッキーズという名に偽りのないだろう。
今回の出場者の中にもいずれ名ジョッキーになる子が居るかもしれない。

去年の毎日王冠はヴェロックスの馬券を握りしめて見た。しかし結果は彼はもう走る気はないんだということを思い知らされる内容であった。
今年も本命たるダノンザキッドも残念ながら勝利を掴むことは出来なかった。だけどキッドは本当にいつも一生懸命だ、それがよくわかっただけ満足だった。戸崎騎手とのコンビも合ってるなと思えたのが個人的に大きかった。

何にしろ楽しかったし観に行けて本当によかったと思う。
いやまぁ放馬した時は心臓バクバクでしたけども。
やはり現地で観る競馬は楽しいのでまた行きたいと思う。
まぁパドック馬券はボロボロなんですけどね。

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