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オタクとして…

初めてやってきたよ、推し活とやらを…。

Suicaのペンギンに会える撮影会に行ってきた。なんだよ着ぐるみじゃないかって?そんなことを言うんじゃない。

東京駅グランスタ内のイベントスペースでSuicaのペンギン夏祭りというイベントをやっていた。

今まで上野駅のペンスタに遊びに行ったりして、それなりにSuicaのペンギンオタクをやってきた私である。自宅には数十のぬいぐるみがいるし、カレンダーやグッズもたくさん持っている。

コレクションの一部

しかし、今回のイベント会場には異様な熱気が漂っていた。撮影会のためには整理券をゲットする必要があるのだが、規定の時間の45分前くらいに余裕を持って列に並びに行ったのに、既に10人以上の人が列を作っていた。

列で待つ間に他のファンたちの服装をなんとなく眺めていたのだが、全員が何かしらかのSuicaのペンギングッズを身につけていた。ある人はぬいぐるみにオリジナルの服を着せ、ある人は限定品のTシャツを着て、ある人はSuicaのペンギン柄のリュックを背負っていた。す、すごい…ここにいる人たちは本当に全員Suicaのペンギンが好きなんだ…と圧倒された。普通の服装で会場に来たことをちょっと後悔した。自宅にはSuicaのペンギンTシャツがたくさんあるのに…。

整理券を無事ゲットした後は会場内でのんびり買い物をした。Suicaのペンギン柄の保冷剤をレジに通してもらっていたら、隣のレジの客は10点以上のグッズを会計していて謎の敗北感があった。

Suicaのペンギンは定刻ぴったりで会場にやってきた。ふわふわで凄まじく可愛い。羽をぶんぶん振って愛想を振り撒き、ファンサに余念がないプロのペンギンだった。

ペンギンは私と同じくらいの身長で、体がふわふわしていて人間より大きい。一緒に写真を撮ってもらい、最後にはギュッとハグしてくれたのだが、大きくてふわふわの存在にぎゅっとされると多幸感がすごかった。

撮影会が終わった後も、Suicaのペンギンのファン同士がイベントなどでしょっちゅう会う顔馴染みなのか、情報交換をしていた。どこの世界にも"界隈"というか、人のかたまりってできるものなんだなあと感心した。

また行きたいな。楽しかったです。確か『ハチミツとクローバー』に大きな着ぐるみを着たでっかい存在に抱っこされると大人も幸せになれる、みたいな描写があったと思うんだけど、そのシーンを思い出しました。

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紺
Big Love…