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ジヴェルニーの庭

三が日にnoteを投稿せねばならない人生(色々な人生)。

昨年から行きたい行きたいと散々騒いできたモネ展に行ってきた。”三が日だし、空いてるでしょ〜笑”などと言いながら(オチが透けて見える文章)。

死ぬほど混んでました。1時間待ちって何?三が日だろ、他にやることはないのかね、君たちは…。日本人、あまりにもモネが好きすぎる。あとゴッホ。印象派が大好きな日本人。

一緒に行った夫と、”宗教画は日本人に馴染みがないから、風景画を好むのかもしれないね”と話す。そうすると印象派の企画が組まれがちなのにも納得がいく。

私は聖書を読むのが好きなので、宗教画も好きです。あまり詳しくはないが…。

オランジュリー美術館の『睡蓮の間』を模した部屋があり、その部屋でだけは写真を撮ることができた。人だかりの中でせっせと写真を撮る。どうせ家に持ち帰った写真は現場で見た生の絵に迫力で劣ると理解しながら、それでも我々はモネの絵を撮らずにいられないのだった。

部屋から出る時に振り返って遠くから睡蓮の絵を見た。離れたところから見た方が美しいと思った。色を完全には混ぜずにキャンバスの上に置いていく手法をとっているから、遠くからぼんやりと眺めるのが本来の鑑賞法なのかもしれない。しかし、すぐに人だかりができて睡蓮は隠れてしまった。人気の絵を遠くから眺めるのは難しい。

ついでに常設展も見ていく。企画展のチケットがあると無料で見れます。ロダンの彫刻が大量に置かれている。大人気でお馴染み、モネやゴーギャン、ピカソやルノワールの絵もここではのんびり眺められます。

今年は美術の勉強に力を入れようと思っている。早速この本を読んだ。

こういう本を地道に読み、有名絵画と作者の名前を一致させていく。”素晴らしい!みたいな名前の画家がいたよな〜、その人の絵を生で鑑賞したいな〜”と思っていたら、ちょうど常設展に飾ってあった。

スルバランだった。こういう適当な覚え方をしているとクイズで問われた時に全然答えが出てこなくて困ることになります。それにしても、光と布の表現がすごい。

西洋だけでなく日本の画家の名前もしっかり覚えたい。今年の大河ドラマが蔦屋重三郎を取り扱っているので、浮世絵の絵師に関するクイズはしばらく頻繁に出題されることになるだろう。

浮世絵といえば、歌川広重の『亀戸天神境内』の橋と藤というモチーフはモネの絵画にも頻繁に登場しています。『太鼓橋』や『藤』。

今日の展覧会でも何枚も見ることができました(写真禁止エリアのため写真なし)。会期は2月11日までです。

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紺
Big Love…