ありがとうね

仕事が再び忙しくなろうとしている。忙しさの足音が聞こえる…。

とはいえあまりプレッシャーのかかるタイプの忙しさではないので、その点は安心である。こちらに向かってくるあれこれをシンプルにひとつずつ打ち返せば良いだけ。こういうタイプの忙しさは楽勝である。

10月までの忙しさは全くタイプが違った。常に強いプレッシャーに晒され続け、胃がキリキリと痛み、食事を受け付けなくなった。

一番プレッシャーがかかっていた時期にホテルの豪華なビュッフェに行く機会があった。目の前に山ほど素晴らしい御馳走が並んでいたのに全く食欲が湧かず、食べたのはグリーンサラダを一皿とスクランブルエッグを一口、それから白米に梅干し。あとは食後のコーヒーを飲んで大人しくしていた。あまりの少食ぶりに同行者が唖然としており、本当に申し訳ないことをした。今はすっかり元気で健啖家である。次に行く機会があったら胃がパンパンになるまで食べます。

しかし、長期間ひどいプレッシャーに晒され続けたせいで緊張に対して強くなった気がする。”失敗しても死なんしな”という気持ちは非常に重要だし今までも持ってきたつもりだが、それが更に強化された感じがある。

質問に答えます。

紺さん、こんにちは。最近めっきり寒くなったからなのか、周りの友人たちが揃って精神的に調子が悪くなりだしました。わたしは最近友人の話を聞き、求められれば助言をしています。大切な友人なので心配ですし、力になりたいという気持ちは確かにあるのですが、精神科をはじめとする頼るべきところに頼れず、状況が良くならない友人に対して、しんどい/わたしの話は誰が聞いてくれるのだろうといったことを感じることが増えました。これからの付き合い方に悩んでいます。客観的な意見をお聞きしたいです。

私は数少ない友人に助言をするのが割と好きです。もちろん求められればの話ですが…。

助言って、相手を助ける意味もありますが、助言をした方の気持ちも救われる気がしませんか?大事な友人の役に立ててよかったなあという気持ちは勿論、助言を通して”ああ、自分の中にこんな考えがあったのだなあ”という新たな発見がありませんか?

むしろ、ただ苦痛なだけの助言であれば、それはしないほうが良いです。あなたも薄々気づいていることかと思いますが、一方的に搾取されるだけの状況は健全ではありません。不公平さを感じながら付き合っている関係というのは絶対に長続きしないからです。

LINEなら未読スルーをかまし、着信があっても用事があるふりをして無視してみてはどうですか?別に良いんですよ、それくらいのことをしても。あなたはお金をもらってカウンセリングをしている立場ではなく、ただの友達なんですから。

あなたが苦痛だと感じるのは、あなたがどんなに助言をしても事態が好転しないからではないでしょうか。助言を受け取る側に”状況をよくしていこう”という気持ちがなければ、基本的に助言は全く役に立ちません。

突き放すのも友情の一種ですよ。あなたが答えなければ、別の人にご友人は助言を求めるでしょう。それで初めて、あなたの親切さや誠実さが分かってもらえる可能性もあります。あまり一人で抱え込まないことだと思います。

突然ですが、先生は失恋をしたことはありますか? 二十代後半の女です。数ヶ月前に二十代前半まるまる付き合った男性と別れました。相手の浮気を知り、私から別れを切り出しました。 数ヶ月経ちますが、深く傷ついた心が癒えません。夕方になると鬱の波に襲われ、「一度好きになった人、どこかで幸せに生きていてほしい」と「浮気したことが職場にばれて(相手は職場の上司だった為)社会的に死ねばいい」「いつか本気で愛した人に裏切られてズタズタに傷つけられれば良い」その日のコンディションによって、上記のどれかの考えで頭がいっぱいになります。苦しいです。別れてから数ヶ月経つのに、毎日考えています。彼氏と別れただけでここまで不安定になる自分の弱さにも腹が立ちます。毎日ご機嫌でありたいのに、感情の起伏が激しくて辛いです。まとまりのない文章になってしまいました。結局時間が解決するのを待つしかないのでしょうか。

もちろん失恋の経験、ありますよ!しかし、私は私のことが好きではない人に興味がないので、あまり長期間に渡って失恋を引き摺らずに済みました。

相手の浮気を知って別れたんですね。ずいぶん傷ついたんじゃないでしょうか。しかし、元彼は最早あなたには全く関係のない人です。朝に駅で偶然すれ違った人くらい、今のあなたには関係がないんですよ。

そりゃあ一時期は熱烈に好きだったでしょうし、元彼にまつわる美しい思い出も沢山あるでしょう。しかし、それらは過ぎ去りし日々のアーカイブに過ぎません。

もう、好きだった彼はいません。あなたが憎んだり憐れんだりしているのはアーカイブの中にいる彼です。先ほど”長期間に渡って失恋を引き摺らずに済んだ”と書きましたが、私も何週間もわんわん泣いたり体重が激落ちしたりはしました。しかし、こっちを向いてくれない人のことを考えても仕方がないです。新しい趣味や行ったことのない場所を生活に取り入れて、少しずつ自分を新しくしていきましょうね。

最近妊娠した女医なんですが、noteの記事に勝手にシンパシーを覚えて助けていただいています。 医局的にタイミングが悪かったため(誰かに咎められてこそないですが)、妊娠を疑った時には親切なスタッフの前で涙が出てしまうくらい落ち込みましたし、今でも自分のアイデンティティを「母」一色にはしたくないなぁと思いつつ妊婦を続けています。 先生のnoteの言葉とお嬢さんへの視線、親と子の関係についての考察のおかげで、自分も気合いを入れればこの子の母親を務めることができるんじゃないかと思えます。いつか子供にジャッジされる日まで、先輩の背中を追って親をやっていきたいです。

こちらこそありがとうございます。私は過去の私に対してnoteを書いているので、これから母になろうとしている人が私のnoteを読んで、こういうメッセージをくださって嬉しいです。過去の私から受け取ったような気が(勝手に)しています。寒くなってきたからお身体を大切にね。

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紺
Big Love…