2歳イヤイヤ期、どうしたらいいの? 〜前編〜
子育ての悩みの代表!“イヤイヤ”
この時期の発達をどのように捉えたらいいか?
ご紹介します。
実は、この悩みは日本人特有のものなのです。
日本の風潮として、
“わがままになったら親の責任”そんなプレッシャーがあるからなのです。
では海外は?
「子育てで一番感動したことは何ですか?」の質問に
多くのお母さんが
「我が子が初めてNON!と言った日」
と答えるそうです。
“NON!”それは、お母さんとは違う自分の考えがあるんだよ!という『自我の芽生え』のサインであり、子どもなりの表現なのです。
日本でも遠野のわらべうたでは、♪カンブカンブ…♪
首を横に振ってあやしかけます。大人がそれを見せる。赤ちゃんは真似をすることで、首周りの力を強くする。
運動面での発達と共に、やがて、“イヤイヤ”としっかり意思表示をするように精神面での発達を引きだすことを意識しています。
イヤイヤ期とは大人が名付けたものであり、子どもの目線から発達をとらえると、“自分の考えを持ち始めた”という合図です。
話は15年後の姿に飛びますが、現在の大学入試では“自己アピール力”“プレゼン力”“主体性”が求められるようになりました。
私立中学では、夏休みの宿題は、自分で課題を見つけて、自分で調べて、夏休み後にプレゼン大会。みたいな取り組みが始まっているところもあります。
言われたことを言われたとおりにすることが、
“おりこうさん”
言われたとおりにしないのは“わがまま”
その育て方に一生懸命になっていると、
この先のグローバルな社会の中では通用しない人材になってしまうのです。
お母さんとは違う、自分の考えを表現している
“NON!=イヤ”と言えるようになったこの時期を
大事に過ごしてみましょう!
捉え方を変えたら、海外のお母さんのように、
“イヤイヤ”の姿を幸せに感じることが出来るかもしれません☺
とはいっても、
“いやー!”がどれだけ大変なものか。
身をもってよく知っています。
孫子の格言
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
相手の実力や現状をしっかりと把握し、
自分自身のことをよくわきまえて戦えば、
何度戦っても勝つことができる。
という意味です。
2歳児の実力や現状を把握すること
(発達を理解すること)
お母さん自身の“イラっとポイント”をよく見つめること
そのうえで2歳児との
『知恵くらべ大会!』
『根くらべ大会!』に臨みましょう!
うまくいく日も行かない日も
陽気にこの時期を乗り越えたいものです。
続きは、別の連載で(^_-)-☆
後編はこちらです。↓
(参照元) https://bit.ly/2HPNXW2