知恵比べの3歳
2歳半頃から、話し言葉はどんどん増えていきます。
『言葉』という人間としての道具を手に入れた子どもたちは、そのレベルアップのために“ああ言えば、こう言う”という時期に突入します。
本当に知恵比べ。
真剣に子どもに向き合おうとすることで、
深刻になってしまうと、とても辛くなります。
むしろ、その“とんち”ぶりを笑い飛ばしてしまうくらいの、心のゆとりが広がったらいいな~と思い、“ああ言えばこう言う”特集です(笑)
■もうすぐ3歳・まだ2歳
「おかあさーん、だっこ」
「えーもう重いから、歩いてよ…」
「だって~まだ2歳だから…」
「じゃあ、10にする?5だけにする?」
「10にする!」笑
数も結構わかってきている(笑)
「アイス、一つは多いから半分ね」
「えー、もうすぐ3歳だから…」
「そっか~もうすぐ3歳だもんね。1口だけ多くしておくね!もうすぐ3歳だから☺️」
※その時々、都合のいい
“もうすぐ3歳・まだ2歳”(笑)
■何回言っても聞かない…
3歳児お昼寝…本当は眠いのに、3人でふざけ初めてしまった…
「他の子も寝ているから、もう寝よう」
何回言っても、ちっとも耳に入りません…
「あの…こまった…本当に困った…
なんて言ったら伝わるか?教えてくれる?」
「んー“もう寝よう”って言ったらいいよ!」
「さっきから何回も言っているんだけど…」
「あと1回言ったらわかるよ」
「もう本当に困っているんだよ(>_<)」
「大丈夫だよ。もう寝るから…」
※だったら最初から寝てくれよ(笑)
■💩が出ているけど…遊びたい
「なんか、💩の匂いがするな?」
「○○ちゃんじゃない?」
「そうかな?○○ちゃんに聞いてくるね」
聞きに行き、戻ってくる。
「○○ちゃんじゃなかったみたい」
「じゃあ、△△くんじゃない?」
「そうかな?△△くんに聞いてくるね」
聞きに行き、戻ってくる。
「△△君でもなかったみたい…」
「違うかもしれないけど、ちょっとだけお尻見てもいい?他に誰もいないからさ。」
「んー、ちょっとだけね。」
「あれ…なにかついている見たいだけど…」
「あーこれ?ケチャップだと思う」
※ケチャップ!(笑)そこまで言う?(笑)
「どうする?一応取り替えてみる?」
「一応…とりかえよっかな…」
■私はプリンセス
「ねー、○○ちゃん。お母さんお迎えだよ」
無視…
「ねえ、○○ちゃん…」
「ちがう!○○ちゃんじゃないから。」
「ねー、アリエル。お母さんお迎えだよ」
「ちがう。アリエルじゃない!」
母「もー…今日は何なの?シンデレラ?」
「ティンカーベル!」
「ティンカーベル(笑)お母さんお迎えだよ」
「はーい☺️♡」
※いろんなプリンセスになれる毎日、幸せね(笑)
■チョコレート大事件
という具合に、あげたらきりがないくらい
知恵がつくのです。
知恵のつき始めは、“ワル”なんです。
この、ワル知恵をフル回転させながら、脳がものすごい勢いで成長します。
真剣に向き合い過ぎて、言うことを聞かせようとするよりも、
「え?こうなの?」「え?どうなの?」
こちらも、根掘り葉掘り“ワル質問”をして知恵比べ。
珍回答が飛び出すことを、楽しんでみませんか?