毎月の積立額をあえて下げた理由
こんにちは!ハマネコです!
今回は資産形成に関するお話…
まずは少し前ですが、こちらのニュースをご覧ください↓
いまや資産形成界隈では鉄板の、クレカによる投信積立。
5万円が上限となっていましたが、2024年より10万円に上限額引上げになるというニュースです。
それだけ、資産形成のニーズが高まっているということでしょうか?
私もこれまで、ご多分に漏れず5万円をS&P500インデックスなどにクレカ積立していました。
しかしこの度、私は
5万円→3万円
に積立金額を引き下げたのです…!
まさに時代に逆行する動きですが、なぜ私が積立金額を引き下げたのか?
今回の記事で語っていきたいと思います!
※先に宣言しておくと、「生活が苦しくなったから」ではありませんよ!笑
1.人生は資産最大化ゲームではない
人生の豊かさは、資産額で決まるのでしょうか?
もちろん「資産形成自体が楽しい」という方もいるでしょうが、私はNoだと思っています!
お金はあくまで、豊かな生活を送るための手段です。
福沢諭吉、あるいは澁澤栄一が描かれた長方形の紙切れ自体には、なんの実用性もありませんよね。
人生は、資産を最大化するゲームではないのです。
お金を使い、適切な対価を得ることこそが、人生を快適で豊かに過ごすための方法。
そう信じています。
とは言いつつも、「稼いだ分をすべて使うことこそが正義!」と主張したいわけでもありません。
自らが一定程度の資産を持っていることは、それだけで安心感につながります。
逆に言えば、資産が無いということは、不安を抱えるいうことです。
「突然の怪我や病気で、働けなくなった時」
「冠婚葬祭などで、急に大きな出費が発生した時」
そんな時に「貯金があるから大丈夫!」という状態にあることもまた、豊かな生活を送るための必要事項でしょうか。
要は、「お金を貯めることと使うことのバランス」が大切だと思うのです!
※ちなみに日本人は「貯めること」、アメリカ人は「使うこと」に偏重していると勝手に思っています(笑)
2.月5万円積立だと死ぬまでに使い切れない?
「お金を貯めることと使うことのバランス」
この考えに至ったとき、ふと「自分は貯めることに関してどうだろう?」と考えました。
現在、NISAの投信積立と確定拠出年金で約360万円ほど保有しています(円安ありがとう!)。
仮にこの360万円を取り崩さないとして、
初期投資:360万円
毎月積立額:月5万円
積立期間:35年間(65歳まで)
想定利回り:3%(インフレ加味した保守的な数値)
でシミュレーションしてみます。
なお、確定拠出年金の拠出分がありますが、このシミュレーションでは加味しません(多分、今の会社に65歳までいることはないでしょうから←)。
4,700万円!
年金を受け取りつつ、身体も頭も自由が今ほど効かない老後で、これだけの金額を死ぬまでに使い切れるでしょうか…?
おそらく不可能でしょう(笑)
ちなみにこれを月3万円積立に修正すると…
3,200万円
まぁこれでも少し多い感じもしますが、さらなるインフレや株価の低迷があったとしても、「老後2,000万円」よりは余裕を持てるでしょうか。
要は今の自分にとって、「月5万円積立」は過剰だと気付いたのです(笑)
3.浮いた2万円の有効活用法は…
さて、積立額見直しによって浮いた2万円ですが、その使い道はまだ決めておりません(笑)
ただ毎月2万円あれば、結構いろいろなことができますよね
・パーソナルジムに通ってプロから筋トレを教わる
・スクールに入ってより効率的に勉強を行う
・毎月1泊2日程度のプチ旅行に出かける
etc
あるいは毎月の利用に拘らず、「1年間2万円ずつ貯金して、海外旅行に行く」とかでもいいかもしれません。
どんな風に使っていくか、自分でも今から楽しみです!
さいごに
これまで色々と書いてきましたが、今回私が言いたいことは
「意味なく資産形成に励むくらいなら、使った方が人生楽しいはず!」
ということです。
「意味なく」という点がポイントです。
すなわち、使う目的があっての資産形成なら、むしろ積立額を上げたほうが目的達成まで早いでしょう。
例えば子どもの高校・大学入学金、家の購入費用、親の老人ホーム入居費用など…
ただ独身アラサー結婚予定無しマンで、両親が五体満足な私は、これらの心配はありませんでした(笑)
逆に言えば、これらの問題が発生したら生活費を下げ、積立額を再び増やすことも検討するでしょう。
人生何があるか分かりませんからね。
ハマネコ