🇪🇸Primavera Sound Barcelona 2024に行った

2024年6月3日 13:25

駆け足でPrimavera Sound 2024に行った。思い出を書き残しておきたい。

フェスの感想

素晴らしい都会の夏フェスだった。

空港、中心地から近い。自分の場合は空いていたためタクシーで空港から30分で会場についた。観光と両立可。
夜型。17時-5時のタイムテーブル。深夜もシャトルバスや地下鉄で中心部に帰れる。21時とかに会場来る人も多い。
夜最高。大きいステージでもヘッドライナー後に中堅ダンスアクトがたくさん出てる。その他BoilerRoom含め複数ステージが夜中稼働している。
ビールが豊富。ビールビールビール。全然並ばない。すごい。むしろ向こうから注ぎに来てくれる。
フェス飯は美味しいものには出会わなかった。ケバブ、ピザ、サンドイッチ、タコス、ポキ丼、タイ焼きそばとかあった。
ご飯は街で食べたものが美味しかった。スペイン料理最高。海鮮グリル、スペインオムレツ、サーロインとフォアグラが乗ったピンチョス。
ステージ間の距離が短く移動しやすいのが良い。敷地面積としてはサマソニよりも小さい気がした。ただステージが多く、さらに動線も良いためタイテギリギリまでライブ観賞スケジュールを詰め込めて死に時間がない。
カップル同士の倍以上のメンズ同士のキスを見た。LGBTに寛容な雰囲気が新鮮だった。
客層は20-30代がメインだとは思うものの、腕組みして1人で見ているおっちゃんがいたり(Pulpとか)、たまに子供もいるし、結構自由。
治安良好。セキュリティもちゃんと多いし、トラブルは見かけなかった。
イギリスのグラストと比較して、水が足りない。公園の水道水をくむための列ができていた。逆にビールが潤沢。
みんな大麻きめすぎ、タバコ吸いすぎ。野外のフェスにも関わらず帰ってきたらジャケットがタバコ臭かった。
誤解を恐れずに言うなら、フェス自体の体験としては特にもう一回来たいとは思わない。快適にたくさんのライブが楽しめるフェスであるではあるが。その点サマソニだとビーチステージがあったりして好き。

準備

ほとんどしていない。チケットは春でも買えた。アプリ表示のみのため楽。持ち物はリュック1つ、着替えとサングラスと日焼け止めと折り畳み傘くらい。

昼は半袖。夜でも半袖でいける時もあれば肌寒い時間もあった。羽織るものあってよかった。雨が降ってきた時、待ち時間は傘を指している人もポツポツ。いやライブ中も少しいた。他はみんなゴミ袋かぶったりそのまま濡れていたり。

旅程

5/30(木)
深夜22時Barcelona空港着→タクシー 23時半会場入り
Pulp前半→Deftones後半→Sofia Kourtesis前半→Justice前半→Peggy Gou全部
5時地下鉄始発でホテルへ

5/31(金)
サグラダファミリアが完成間近であることを確認→19時会場入り
The Last Dinner Party→Faye Webster前半→BADBADNOTGOOD後半→Lana Del Rey→ the National前半→Barry Can't Swim→Disclosure後半
3時半シャトルバスでホテルへ

6/01(土)
タパスを楽しんで昼寝→20時半会場入り
PJ Harvey→Mitski→SZA→Atarashii Gakko
2時半会場を出て地下鉄でホテルへそのままバスで空港へ

ライブの感想

Lana, Mitski, SZA, Nationalの4組は楽曲から漂う暗さが本当に大好きで、これまで耳にタコができるほど聞いたアーティスト。1フェスで見られるのはすごく贅沢な経験だった。

飛行機の1時間の遅延のせいでLimeratriceは見られず。そもそも仕事で木夜着のため水曜のPheonixも見られず。帰りもCharliXCX見られず。
Lana Del Rey 2回目。Rideのイントロ〜Born to Dieまでの流れが大好き。前回同様今回も30分くらい遅刻。本来もっとやるはずだったのだろうか。Summertime SadnessやVideo Gamesを聞けてよかった。最後のジャズのoutroもクールだった。
the National 2回目。Day I Dieを初めて聴けたのが嬉しい。
SZA 2回目。単独公演と同様、船と灯台のセットで来ていた。演出は単独公演の方が豪華だったが、今回はスタンディングでしっかり見られたのがよかった。
Mitski 初。ライブパフォーマンスがとても素敵だった。多くをスペイン語で話していたのはカッコ良かった。Love me moreのアレンジはあまり好きじゃなかった。
新しい学校のリーダーズ。元気一杯でとてもよかった。乗りやすい曲も多く、みんな盛り上がっていた。ライブを見ていて一番笑顔になれた。