「仲が良すぎる」と去る人
映画「バグダット・カフェ」を観た。
あらすじは公式サイトをみてほしい。
ここでは、僕の印象に残った場面について書く。
舞台はアメリカの砂漠の真ん中に建つモーテル「バグダッド・カフェ」。
印象に残ったのは、女性刺青師がバグダット・カフェを出ていく場面だ。
閑古鳥が鳴いていたバグダッド・カフェが、人気スポットに生まれ変わり、カフェに関わる皆が一体感を感じ始めたその時、女性刺青師は出ていってしまう。その理由は…
"Too much harmony"
日本語字幕は「ここは仲が良すぎるのよ」だったと思う。
ちょっと驚いた。と同時に心の準備にもなった。
例えば、僕が会社でチームの再建を任されたとする。色々手を尽くした結果、メンバー間に調和が生まれ軌道に乗ってきたと思ったその時、メンバーの一人が「ここは仲が良すぎる」と言って転職してしまうこともあるわけだ。
ま、映画はフィクションなので、実際の社会で起こることは違うのかもしれない。けど「可能性として」は「仲が良すぎる」ことで去る人がいる。
そんな視点を持ててヨカッタ