2023真冬の札幌旅①3泊4日で何する? プランニング編
札幌の往復便が破格値で売り出されていた2022年12月の頭。まんまとのせられ、2月の雪まつりシーズンに3泊4日で行くことにしました。
札幌へは仕事で何度も行っているけど、いまいち、楽しみ方がわからない。
スキーは学生時代にちょっとだけ。のスポーツ音痴。
つまり、北海道の恩恵を享受しきれない50代は、何を楽しめばいいのやら。
決まっているのは往復の便だけ。
冬の札幌を楽しみ尽くすことだけを考えてプランニングをスタート。
最初の候補地は、
長年の憧れ、モエレ沼公園。
イサム・ノグチがつくった公園なのですが、郊外にあり交通の便もいまひとつ。
今回は観光だから行けるんじゃないか、と淡い期待をして、札幌出身の友人に聞いてみたら・・
冬に行くもんじゃない。
天気が読めないし、バスはなかなか来ない。
さらに、雪で遅れるのはザラである。
零下の寒さでバス停でえんえん待つなど、凍死するよ、と脅され、とっとと諦めました。
外をうろつけないなら、
ぬくぬくと過ごせる、定山渓の温泉&ウポポイか。
どっちも、札幌から1時間かかるとな。まあいいか。
1日にひとつメーンイベントを軸にして、
ざっくり決めたのは、こんなかんじ。
1日目 夜、札幌に着いたら、すし屋に直行。
2日目 昼はスープカリー~定山渓の温泉 夜はさっぽろ雪まつり
3日目 味噌ラーメン食べて、ウポポイへ。 千歳宿泊
4日目 朝の便で帰京
さて、そうと決まれば、ホテルと交通を確定していきます。
ホテルを予約!ポイントは・・
ホテル選びの条件は、
・駅に近い
・大浴場がある
・安い
につきる。
この条件で最安値が、豊水すすきの駅の上にある札幌グランベルホテルと、3泊目の千歳市のホテルグランテラス千歳。
札幌グランベルホテル【公式】|すすきの駅徒歩8分のデザイナーズホテル (granbellhotel.jp)
アクセス|ホテルグランテラス千歳|千歳市 (breezbay-group.com)
出発までまだ1か月以上ある。
さらに安いホテルが見つかれば、そちらに乗り替わればいい、と構えていたが、結局これ以上のホテルは見つかりませんでした。
定山渓温泉へ最安で行く方法
札幌から定山渓への公共交通機関はバスのみで、約70分。
札幌駅から無料送迎バスを出しているホテルもありますが、
14時とか14時半発。
これでは、ゆっくり温泉につかれない。
日帰りの最安値は、じょうてつバスから出ている、日帰り温泉パック券2200円なり。
じょうてつバスが1日乗り放題+提携している温泉1か所の入浴料のプランで
冬の期間発売されているよう。(2023年3月31日まで)
onsen_pack_2022.12.pdf (jotetsu.co.jp)
このパック券では、かっぱライナーという予約制の便も使えます。
これだと、片道960円。
日帰り温泉の入浴料が1000円(施設や時間帯によってまちまち)とすると、720円のお得になる。
かっぱライナーの乗降地は札幌~すすきの間から、定山渓エリア各停留所で、その間は停車しない、特急便。
バスは観光バス仕立てで、シートも上質、車内の暖房がきいていて、
定山渓まで約60分。
今回は、この日帰りプランが購入できず、しかも、行きのかっぱライナーも満席でとれず、悔しい思いをしました。
それでも定期運行バスがある。ふつうのバスなので、シートが硬いし、揺れるし、暖房がいまいち。停留所も多い。
それでも定山渓まで約70分。便数も1時間に1本程度と本数が多い。
地下鉄で真駒内駅まで行けば、真駒内駅始発便があること。
移動中、札幌の郊外の風景や地元の人たちを観察することができるのもいいところ。
バスを降りて、雪道をよちよちと迷いなく歩き去っていくのを見ると、その地に根付いている人たちの日常が垣間見れます。
ちなみに始発は札幌駅発は定山渓まで790円、
真駒内駅発は、定山渓まで620円です。
定山渓の温泉ホテル。日帰り利用の注意点
定山渓には、たくさんホテルがあって、日帰り湯として開放している宿も多い。しかし、利用できる時間がホテルによってまちまちで、限定的なところもあります。
入りたい湯か?それとも、入れる時間か?
どちらを優先させるか、を決めます。
大きなホテルなら、近くにバスの停留所があります。
グーグルマップやじょうてつバスのホームページに掲載されているマップで停留所とホテルの位置を見ることができます。
お目当てのホテルを決めたら、入浴できる時間をみて(2時間半はみておきたい)、バスの停留所と行き返りの時間を確認しておきます。
お昼をどこで食べるか、も重要で、スープカレーやラーメン、回転すしなら札幌市内ですし、ホテルではお昼の食事と温泉のプランを出しているところもあるので、このプランなら早めに移動しなくてはなりません。
温泉地にもレストランがありますが、札幌市内よりも雪が多く、飲食店が少ないので、探す手間や店への移動は時間のロスになります。
今回は、ホテルミリオーネというところにしました。
お目当てのホテルは別にあったのですが、入浴時間が12時から15時と短いのが気になったためです。
こちらの日帰り入浴は12時から20時。入浴料は大人1500円ですが、入館の時間によって割引がありました。(早割りで900円でした)
[公式]定山渓万世閣ホテルミリオーネ・HP予約が一番お得 – 北海道・札幌市定山渓温泉の温泉ホテル (milione.jp)
ウポポイへの行き方&最安値ルート
ウポポイの最寄り駅は室蘭本線の白老駅(しらおい)。
札幌から特急北斗かすずらんで約1時間。
こちらは、JRのえきねっとのホームページからの予約と購入で35%オフになるかもしれません。
特急「すずらん」、特急「北斗」に乗って「ウポポイ(民族共生象徴空間)」へ行こう! (jrhokkaido.co.jp)
乗車券+特急指定席券 3780円が、えきねっとトクだ値35の利用で2450円に。ただし、便や席数が限られています。設定がない便もあるので、希望する便に設定がなければ、その前後の便を見てみましょう。
ウポポイへ行くときは、行きの便のフィックスから始めるのがよいです。
食の目的は・・うまい寿司を食らう!
今回はとにかく、うまい寿司を食べたい!
うまい寿司にありつくには、札幌出身者に聞くのがいちばん。
もう、聞きまくって、あるすし店に辿り着きました。
ネットの口コミ評価がそれほど高くないのですが、
どうやら、席数が多くないことや常連客が教えたくない
ようです。
紹介者いわく、
年内に予約しておいた方がいい。とのことで・・・。
2月上旬の来札ですが、電話してみたところ
おかみさん、
うーん・・まあ、大丈夫かな。はいお待ちしております。
よかった。間に合った。無事、席をキープ!
あとは、ラーメン、スープカリー、パフェ、回転すし、ラム肉が
味わえられれば・・・
そんなこんなで固めていった旅程がこちら。
しかし、これだけ詳細に決めていても、予定通りにはいかないもので・・
実際の旅はどうだったか、は
「冬の札幌に遊びに行った!」
に続きます・・・