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BCF2024全国決勝大会の振り返り

みなさんはじめまして、もしくはいつもお世話になっております。
普段、京都で活動している きく です。

今回は2024年7月6日に行われたBCF2024全国決勝大会に参加させていただいたので振り返りをさせていただこうと思います。


はじめに

大会に参加するにあたって自分が使うデッキ探しの旅がはじまりました。
今回の大会でデッキ選択をする上で考慮しなければいけないのが、Wサイド(白)とSサイド(黒)からそれぞれタイトル被り無しの上位2名が選出されるという決勝ラウンド進出者の選出方法です。
個人的な環境読みとして、白は権利獲得数圧倒的1位のアリスギア、次いで青ブタが相当上位に来るだろうと思っていました。ホロライブも一定数いることも考えると白よりも黒からデッキを探した方がいいのではないかと考えていました。
黒はシャニが数を増やして、あとはまばらだろうと思っていました。

デッキ探しの旅

ホロライブ8電源(白)

まずは自分が地区を抜けたホロライブ8電源から。一般的な1000/1デッキに強く出れるのは勿論のこと、アイリスとムーナによる面取り性能も高く、増えるであろうシャニに強そうなのが魅力的でした。

面取り最強カード
手アン封じられて強い

しかし、アリスギアに相当勝てないです。アイリスによる面取り性能により微不利くらいかなと思っていた時期もあったのですが、移動ロックの存在がヤバすぎました。

無理

2/1の真や電源で裏にでてきたルーナを移動ロックされることが相当キツいです。しかも、木漏れ日の回収先を自身にすることで簡単に2面ロックの完成です。
これだけでなく、初ターンに電源で出した1/1を返しの雑殴りターンでロックされたら目も当てられません。
自信のあるデッキではあったのですが、白であり、さらにトップシェアだろうと予想していたアリスギアに勝てないためホロライブ8電源を泣く泣く諦めることにしました。

プロセカ枝扉(黒)

次に、しろくろ東京、九州で使用していたプロセカ枝扉を再考することにしました。こちらも対アリスギアが得意ではないと感じていたので、アリスギアに寄せた構築にしてみました。
ワームホールを2本採用して、相手の3面展開に対してワームホール+2/1類で抗おうとしていました。
プロセカの魅力は詰め性能の高さ(いわゆるドリーム性能)と1連動のパワーラインだと思っているのですが、環境的に電源が多いことにより上から押さえつけられる展開が増えたことや、シャニの後列がドリーム耐性を持っていること、さらにここまで寄せてもアリスギアに決して有利とは言えないことから諦めることにしました。

トップブレイク好き

アリスギア8電源(白)

次に考えたのがアリスギア8電源です。これまで考えてきたデッキに対して不利をとらず、今期のTier1だと思っていました。当然ですがとても強く、フリーの勝率も申し分なかったので筆頭候補になりました。ただ、トップシェア予想だったのでミラーを乗り越えなければいけない回数が多そうなことはネックではありました。

青ブタ8扉(白)

実は発売日後に買ってはいたもののデッキにすらしてなかった代物。青ブタで地区を抜けた方とのミラーに自信がなく、白なのでレシピを考える前に諦めました。

1回も使うことなく規制行きかな?

かぐや8扉(黒)

一応黒だから…

一応考えはしました。役目なので。

シャニ8電源(黒)

たどりついた答え

来期の束にもなるなと思い組みました。アリスギアとミラー意識の2/2の配分です。プロセカや青ブタに対するドリーム耐性をあげるために後列を2枚採用です。1連動で2/2を即起こしできること、3/2後列が強いことからアリスギアの移動ロックに悩まされないのも強かったです。ホロライブ8電源には微不利をとりそうですが、他対面には強く出れると思い筆頭候補になりました。

アリスギア、シャニともにシェア数が白黒それぞれのトップだろうと思っていたのでどちらにするか迷っていたのですが、他タイトル的に白よりは黒を握りたかったのでアリスギアではなく、シャニで出場することにしました。

BCF2024全国決勝大会振り返り

決めるぞ優勝

1回戦 後手 対プロセカ枝扉

初戦のお相手は名古屋Aブロックをプロセカ枝扉で優勝されたカロさん。
地区と変わらずプロセカを持ち込まれていました。

ゲーム自体は無難に進んでいきましたが、2週目の山でこちらキャンセルせず、2-6まで貫通してしまい、返しのターンでお相手もキャンセルせずL3に上がったため、4/15の山で詰めを受けることに。上位後列は構えることができていたので耐えられるかな?どうだろうとドキドキでした。
お相手は後列を2/1でバウンス+冬弥3面の詰めに。
初パン6枚で1枚しか捲られず、かつキャンセル。本体もトップキャン。
2パン目も6枚で1枚しか捲られず、ボトムキャンセル。なんか2リフがとれました。運がいい。そのあとも本体1本+1点2回?しかもらわず、返し詰めて勝ち。

しっかり対策されてました

2回戦 後手 対フリーレン門枝

2回戦のお相手は東京Aブロックをフリーレンで優勝されたよねださん。
地区と変わらずフリーレンを持ち込まれていました。

お相手先1でchipフカ次郎こけたのが相当痛そうでした。

なんなら先2も3枚目まで0しかなくてこっちもドキドキした

途中、ハイライトなども駆使されて面にさわられながらのゲームでした。
お相手の詰めを耐えて返し詰め返して勝ち。

1000/1は面さわれないとキツい

3回戦 後手 対マクロス

3回戦のお相手は京都Bブロックをマクロスで準優勝されたスクレボさん。
地区と変わらずマクロスを持ち込まれていました。

マリ前に3落下拳を引いていたのですが、手札がヤバすぎたために切り。木漏れ日orドキテマで1以上捲れたら拾おうと思っていましたが木漏れ日が1週目のボトムにあったこともあり、二度と手に入ることはありませんでした。
ゲーム自体は無難に進んだのですが、こちら2-6からもらってはいけない4点をもらってしまい詰めるしかない状況に。お相手2-6擬似リフ後から冬優子2面+めぐるの詰めを耐えられて返し詰められて負け。
落下拳キープだったかなと正直後悔の残る試合ではありました…。

L0を15枚しか採用してないことにひよって
マリガンしてしまった

4回戦 後手 対シャニ8電源

4回戦のお相手は札幌Aブロックをグリザイアで準優勝されたがっくんさん。
今大会はシャニを持ち込まれていました。

この段階で全勝卓がアリスギアvsグリザイア、マクロスvsシャニでした。なんでこんな黒やねん
アリスギアとマクロスが勝たないともうキツいですね。

4回戦は終始劣勢なゲーム展開でした。ダメージレースも押し負けていたのですが、L2でエクスタシーを決めて6点ヒールし、そのアドバンテージを活かしてなんとか粘り勝ち。面を取れない中なんとか運でまくりました。

ケアを強要できるだけでも強い

がっくんさんのシャニは結構構築が違っていて、上位後列に最後面をぐちゃぐちゃにされました。

レベル×1000はミラーにおいて凶悪

一応3-1で望みは繋いだのですが、全勝卓がグリザイアvsマクロスの黒対決に。オポ厳しい。

5回戦 後手 対 ジョジョ枝門

5回戦のお相手は京都Cブロックを四葉で3位のいのうえさん。
今大会はWGP2023東京会場Dブロックで優勝された時の使用デッキでもあるジョジョを持ち込まれていました。
ゲーム展開は無難に進み、お相手の1連動を3落下圏で返したことにより2キャンを生み出したりして幸せな気持ちに。しかし、2/2手アンを次々と2/1に送られ苦しくなるも、お相手集中3ヒットで山ケアにリソースを使わなければならなくなったことが原因で詰めのターンに1面分のリソースしかなく、耐えて返し詰め返して勝ち。

手アン取れないとやっぱりキツい

いのうえさんは本当に相手が嫌がるテキストを使うのがお上手だなと改めて感じました。環境に合わせたカスタマイズの引き出しがすごいと思いました。

試合前の競馬🐎もしっかり勝たれていました。

予選結果

予選4-1であとは祈るだけの時間でした。
結果は…

策士策に溺れる

全体3位でしたが、上2つが黒で惜しくも予選抜けとはなりませんでした。悔しすぎる。
やはり、予選4-0卓が黒対決だったのでそのお二方が抜けられる形になりました。
青ブタやアリスギアがもっと上位に食い込むと予想していたので、しろくろ読みを外した自分がメタゲームが下手くそでした。
こんなことになるならルーナを使えばよかった。アリスギアも踏んでないし。

使用者数シャニが1位か…

トップシェアはシャニでしたね。数を増やすとは思っていましたがここまでとは思っていませんでした。アリスギアと青ブタも人数はしっかりいたので、環境読みを大きくはずしたわけではなかったですね。ただし、勝ち上がってくるタイトルにマクロスとグリザイアを予想していなかった。ここに尽きると思います。
とはいうものの、シャニを選んだことに本当に後悔はありません。調整に付き合ってくれたみんなに感謝です。

みなさん対戦ありがとうございました

決勝ラウンド

優勝されたスクレボさん、おめでとうございます。自身の好きなタイトルを極めての全勝優勝はカッコよかったです。次回はリベンジさせていただきます。

最後に

正直、前期の全国大会が最初で最後だと思っていたので2期連続で全国大会に参加できたこと、本当に嬉しかったです。
ただ、悔しい気持ちは残ったので後期リベンジできるよう、またこの舞台に帰ってこられればと思います。
ヴァイスシュヴァルツ、おもしろいじゃねーか!!

最後までお付き合いありがとうございました。
では、またの機会に。


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