【ビザラン】タイビザ取得@ラオス・サワンナケート
2023年9月24日から9月27日まで、タイ王国の観光ビザをとるために、タイの東側から国境を越えたところにあるラオスの町、サワンナケートに行ってきました!
方法としては、バンコク→ムクダーハーン(タイ)が夜行バス、ムクダーハーン→サワンナケート(ラオス)が国境運行バス、その他がタクシーなどです。この二種類のバス代金は、往復で合計1500バーツほどで済みました。
ちなみにビザランはこれが2回目。前回は7月上旬にラオスの首都・ビエンチャンのタイ大使館に行ってビザを取得してきました。取得場所をバラした方がよいと聞いたため、今回はラオスのもうひとつのタイビザ取得場所であるサワンナケートでの取得にトライしています!
また、ラオスはタイと文化が近くタイ語が使えるという利点もあります。
ちなみに、問題なくビザをとることができましたよ🙆
ラオスのタイビザ取得場所の比較
まず、ビエンチャンとサワンナケートでのタイビザ取得の違いについて軽くまとめます。
【ビエンチャン】
※Googleマップにおける「Embassy of Thailand」を指します。大通りのタイ大使館ではなく、少し離れたところです。
◯事前に申請する日にちのネット予約ができるため、長く待たされることがほぼない。
◯最寄り空港(ワットタイ国際空港)からのアクセスも便利である。空港からは車で25分ほどの距離にある。
◯首都であり、近くにパトゥーサイなどの観光地が多い。
◯コンビニエンスストアのようなお店(mini BigC)がたくさんあり、外国人でも買い物に困らない。
△ビザの書類を提出してからビザを受けとるまで、2営業日が必要である。例えば、4日(月)に提出した場合、6日(水)に受け取りとなる。
△行きの旅路でトラブルがあったなどして予約した日時に提出できなかった場合、再予約になる可能性がある。(1日の予約受付数には限りがあり、満席となっている枠もある。また、同時に一枠しか予約することができなかったり、予約キャンセルをすると一定期間は新規予約ができなかったりなどの制約がある。)
【サワンナケート】
※Googleマップにおける「Royal Thai Consulate - General, Savannakhet」を指します。
◯ビザの書類を提出してからビザを受けとるまで、1営業日しかかからない。例えば、4日(月)に提出した場合、5日(火)に受けとることができる。
◯ネット予約のシステムがないため、事前に予約する必要がない。行きの旅路などでトラブルがあったときに、自分の都合で明日以降に提出するなど柔軟にスケジュールを変えることができる。
△最寄りの空港(サワンナケート空港)の便があまり良くない。空港は遠くないものの、飛行機の便が少なくスケジュールの調整が必要である。
△近くに観光地が少ない。
△コンビニエンスストアのようなお店が少ない。(スーパーマーケットはタイとほぼ同じようなものがある。)
以上となります。
どちらの場所も、休館日や営業時間をチェックすることを忘れないでくださいね。ちなみに休館日・営業時間に目立った差はありませんでした。
バンコクからサワンナケートへ、往復の旅
※タイ人の知人に同行してもらっています。
《サクッと紹介タイムスケジュール》
9/24
19:10 モーチットバスターミナル 夜行バスチケット購入
20:45 夜行バス 乗車
22:05 夜行バス 出発
9/25
9:20 ムクダハーンバスターミナル到着
10:30 ラオス入国
10:40 エンバシー到着
11:05 ビザ発行手続き完了
9/26
13:40 ビザ受け取り完了
15:00 ラオス出国・タイ入国
19:00 ムクダハーンバスターミナル 夜行バス出発
9/27
5:00 モーチットバスターミナル到着
《DAY① 9月24日》
19:00
わたしの住むバンコク圏外の町から、バスを使って、長距離バスターミナルの「モーチット2」に到着しました。時間もあまり余裕があるわけではないので、歩道橋を渡ってネオンが光るモーチットことバンコクバスターミナル(チャトゥチャック)に直行。ターミナルの外側から既に、客引きのおじさん達がたくさんいました。
同行人がおじさんに「ムクダーハーン」と伝えると、夜行バスのチケット売り場までおじさんに案内してもらうことができました。ムクダーハーンは、国境に接するタイの町の名前です。チケット売り場は3階だったかな…?とにかく、「ムクダーハーン」と伝えれば連れていってもらうことができると思います。
19:10
ムクダーハーン行きにも何種類かバスがありました。何が違うのかは正直よくわからなかったのですが、知人の決定でわたしたちが購入したのは、115番窓口のムクダーハーン行きスタンダードチケット、653バーツです。
115番窓口は、エレベーターから奥の方に歩いたところにありました。
時間にそれほど余裕が無かったので、便があるか心配でしたが、どの便も満席ということはないようです。
チケットを受け取り出発時間を確認して、夕飯をとります。出発時間は21:00とのこと。
ターミナル内の同じフロアに、セブンイレブンとフードコートがありました。
わたしはフードコートでカオマンガイ(50バーツ)を食べました。ちなみに食券制でしたので、中央部にある食券売り場で事前に食券をご購入ください。
20:40
フードコートは混んでいなかったので、そこで時間を潰してから、バス乗り場へ移動。チケットに書いてあるバス乗り場の番号を確認して、乗り場に向かいます。わたしたちはフードコートから直結のゲートを通りました。
20:45
それほど待たずに、バスに乗車。一階と二階に席があります。
バスの中の席には、お菓子、水600ml、小さめのブランケットが用意されていました。コンセントは、天井にUSB差し込み口が座席と同じ数あります。若干使いづらいですが(USBが外れて、知人の頭に当たってしまいました)、充電できたのでまずは満足です。充電器のケーブルは長いものを用意したほうがよさそうです。
このバスは、座席の指定はないようでした。わたしは利用していませんが、一階にトイレがありました。
22:05
21時出発と聞いていましたが、1時間以上遅れてバスが出発。
リクライニングできるシートでしたが、皆さんなぜかリクライニングはせず、そのまま朝を迎えました。途中、乗客も降りられるトイレ休憩が2.3回あり、軽食なども購入できました。
《DAY② 9月25日》
9:20
ムクダハーンバスターミナルに到着です。
予想より時間がかかったので心配しましたが、イサーンの景色を眺めるのも楽しかったですよ。
ターミナルでは歯を磨き、パンなど朝食を購入しました。トイレの使用には、3バーツがかかります。トイレ入り口の売店レジにて支払いましょう。
ムクダハーンバスターミナルからサワンナケートまでのチケットをターミナル内で購入しました。買った窓口は、バス会社の999。45バーツでした。
9:45
買ったあとにバスに向かうと、座席は満員状態で、立ったまま出発しました。30分~少なくとも1時間に1本は国境越えバスが出ているようです。ムクダハーンから、サワンナケートに向かいます。
10:20
タイの出国手続きを完了させ、もう一度同じバスに乗り込みます。
10:30頃
ラオスの入国手続きを行いました。入国の際に100バーツを支払いました。
ここでバスとはお別れ。サワンナケートに到着です。
Royal Thai Consulate(ビザ発行場所)は11時で受け付けが締め切られます。わたしたちは急いでいたので、到着後すぐに声をかけてきたおじちゃんのタクシーを利用しました。
今回、入国翌日には帰国する予定だったので、スマホをWI-FI環境下以外でも使えるようにするためのSIMカードは購入しませんでした。しかし、入国後SIMカードの客引きも見かけましたので、購入することは可能だと思います。スマホの機種によってはSIMが機能しない場合もあるようですので、お気をつけください。
また、同じ理由で今回はラオスキープへの両替も行いませんでした。スーパーなどで買い物をしていないこともあるのですが、屋台やタクシーなどローカルな人たちはなんとなくの為替を知っており、タイバーツで支払いをすることができました。
ちなみにタクシーにお支払した代金は、提出当日と翌日のゲストハウス~Royal Thai Consulate~国境までの送り迎えを全て含めて、400バーツでした。
10:40
タクシーでRoyal Thai Consulateに到着しました。
白色人種の人が多く、20人弱が並んでいます。椅子はほんの少ししかありません。ここではトイレを使用することもできました。
11:05
私の番がやってきました。ビエンチャンのエンバシーとは違って、担当者さんは手元しか見えません。
「tourist、、う~ん、、」と言われた後に、なんだか受理されたもよう。発行料の1000タイバーツを支払い、番号が書かれた引換券をもらって終了です。今回は書類をきちんと用意してきたのもあって、手続きには1分もかかりませんでした。
これでこの日のスケジュールは終了です。
わたしたちはこのあと、同じタクシーに観光に連れていってもらいましたが、あいにくの雨によりお寺ひとつに留まりました。
わたしたちが宿泊した施設は、Royal Thai Consulateから徒歩20分ほどのところにある、アバロンレジデンスというゲストハウスです。シングルベッド2つのツインルーム、近くのカフェで使える朝食チケット付きで、1泊約760バーツでした。シャワーは少しカビ臭かったのでしたが、全体的に綺麗にされていて部屋も広く、受付の方の対応も良かったので、外国人の方にはおすすめかなと思います。
《DAY③ 9月26日》
午前中にお土産などを購入して、13時ころにエンバシーの前に到着しました。雨が降っており、急いでいる訳でもなかったので、エンバシーの向かいにあるレストランで休憩をします。ごはんを食べてきてしまったので、ネスカフェのコーヒーを一杯購入しました。15バーツほどだったと思います。
13:30
エンバシーが開きます。本当はビザ配布は14時開始なのですが、いつも13時30分には開くとタクシーのおじちゃんが言っていました。なるほど、すでに3.40人が並んでいました。
ちなみに、ビザの申請をしない同行人も、入り口に声をかければトイレを使うことができました。
13:40
人が少なくなり屋内に並べるようになったころに並び、引換券を渡して、ビザと交換してもらいました。番号順に並ぶということはなく、引換券を持っていればその日の時間中いつでも交換してもらえると思います。
発行料の領収書は、パスポートに挟んでありました。
14:15
ラオス出国の手続きをします。そのゲートの後にサワンナケート~ムクダハーンのバスチケットを買う場所がありました。タイバーツで払えますが、なぜか来たときよりも高い55バーツでした。
建物からタイ側に出て、国境運行バスを待ちます。
15:00
タイ入国の手続きをするころには、この時間でした。タイ入国の際にも100バーツを支払います。
15:30
出国手続きのあと、来たときと同様にまた同じバスに乗り込み、ムクダハーンバスターミナルに到着しました。
バンコクのモーチットバスターミナルまでのチケットを購入します。中のカウンターでは、モーチット行きの会社は4種類くらい窓口が開いていました。安い会社のこれまたスタンダードシートを選んで、558バーツ。18時出発です。
このあと、わたしたちはバスターミナルからムクダハーンの市場や商店街を観光しました。
19:00
18時出発とのことでしたが、バスはなかなかやってこず、出発したのは結局この時間でした。チケットを買った窓口のおばちゃんが、バスの到着を知らせに来てくれました。
こちらのバスは1階のみの仕様で、トイレ付きです。お菓子やお水はなく、ブランケットのみが準備されています。ひじ掛けの部分にUSBプラグがありました。
《DAY④ 9月27日》
4:00
マクドナルドのエッグマフィンと、オレンジジュース、ペットボトルの水が配られました。このお値段で温かいマックが食べられるのは少し嬉しいです。
5:00
モーチットのバスターミナルに到着です。
わたしが眠っていただけかもしれませんが、このバスはトイレ休憩でどこかに泊まるということはなく、そのおかげか行きよりも早い10時間ほどで到着しました。
このあとわたしたちはモーチットから別の長距離バスに乗り換え、住まいへと帰りました。日中運行の長距離バスに乗るには、多くの行き先が、ターミナルから歩道橋を渡ったところにあるチャトゥチャック公園側のチケット売り場を使うことになると思います。
これでわたしたちのビザランの旅は終了です!
経費まとめ
モーチット~ムクダハーン 653バーツ
ムクダハーン~サワンナケート 45バーツ
ラオス入国料金 100バーツ
タクシー(国境、エンバシー、ゲストハウス送り迎えのみ) 400バーツ
ビザ発行料 1000バーツ
サワンナケート~ムクダハーン 55バーツ
タイ入国料金 100バーツ
ムクダハーン~モーチット 558バーツ
合計 2911バーツ
ゲストハウス アバロンレジデンス 760バーツ
タクシー(観光) 200~300バーツ
食事 DAY1夕、DAY2DAY3朝昼夕、その他買い食い 400バーツ
すべて合計 4271~4371バーツ
(現在のレートで、日本円18,000円ほど)
わたしたちは夜行バスでスタンダードシートを購入し、食事もそれほど豪華に食べていないため、4300バーツほどでおさえることかできました。ちなみに、ホテル宿泊料金、タクシー代金は二人合わせてのものになります。
皆さまのお役に立てていれば幸いです。
同じ境遇の人がいると嬉しいので、通りすがりにぜひいいね👍をお願いいたします!
最後までありがとうございました✨
最後に少し、ラオスの様子を載せておきます。