太陽マジックを数えてみたい
暖かくなったと思ったら肌寒くなったり、今年はどうも落ち着かない一年になりそうだ。とはいえ年度末もなんとか乗り切り今日から4月。久しぶりに娘とファミレスのモーニングを満喫してきた。
娘はこの後、高校の友達とコラボカフェに行くと一人で出かけてしまった。夫も朝から山登りに出かけているので今日は久しぶりに私ひとり。
とはいえクリーニングも出さなければいけないし、掃除もあるし、アイロンかけもたまっている。あれやこれや片付けて、3時過ぎからやっと一息つけた。
ビールを片手に読みかけの本を開いたり、昨日届いた通販のカタログをめくったりして、いま3杯目のアルコールを飲みながらNoteを書いている。
暖かく風も強くないので、午後中ずっと窓を開けて過ごしていた(花粉症ナシ)。途中でとつぜん、“空いっぱいに響きわたる太陽マジックの音を聞いてごらん“ という一文を思い出し、Kindleでイーハトーブ農学校の春を探していた。
東北の長い冬が終わり、春の太陽の光を浴びた時の多幸感を「太陽マジック」の暖かさや眩しさではなく「音」と表現した宮澤賢治のセンスとピュアさ。最近、大人の事情に振り回されて自分を見失いがちなのだけど、今夜は宮沢賢治を読み返して心をきれいに洗い流してもらおうかなと思っている。
(夫も娘もまだ帰ってこない)
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