ボート競技者はおもしろそうなことばかりしている。
たらたらと時間をかけて記事を書いている間に
日本ボート協会から日本ローイング協会へと名前が変わりました。
のやり取りでおなじみ、ボート競技。逆もあるんですか?
ボート、カヌーの競技者はお互いにこの気まずい瞬間を随所で味わっていることだろう。
僕は自己紹介の際は必ず学生時代カヌーをしていたことを話す。
(カヌーしかしていないので他にお話しできることがないため。)体感半分以上の人が二択を外して直立エア腕立てを披露してくれる。ありがとう。
一般に、ボート・カヌーの区別として、大きな違いは以下の2点。
ボート:オールが艇に固定されている。後ろに進む。
カヌー:パドルが艇に固定されていない。前に進む。
漕ぐ道具の名前が違うんだってさ、オールとパドル。
で、背中側に進むか顔の向きに進むか。
ちなみにカヌー競技者の間ではこんな風にボート競技を表現している。
これまでボート競技者の方々と関わることがなかったので知る機会なかったんですが、これの逆でカヌーが揶揄されるパターンってあるんですか?
実際カヌーは前に進むし、言ったもん勝ちみたいなんですけど。
どこかで目にした"ゴールの見えない競技"ってかっこよすぎ。
コピーライター?
学生時代に勤しんだカヌー競技について何かやりたいよね~~~~と思って”お隣さん”だと思ってるボート界をのぞいてみたら、いくつかおもしろそうなことをしていて、気になっちゃったので勝手に紹介していくね。
RYUI YAMADA/グッドガッシュクカンパニー
合宿の企画・運営、カメラマン、コーチ業など。
昨年のTOKYO2020開催記念レガッタ期間中、海の森競技場のグランドスタンドのラウンジで写真展も開催したようだ。
選手としては、競技中の背中や熱い表情を写真に収めてもらうのはとてもうれしい。
レース中だけでなく、一緒に過ごす仲間同士だからこそ撮影できる日々の何気ない時間を写真集として作成する#AttentionDays はクラウドファンディングで50万円を超える支援を集めた。
今後は戸田の大学艇庫群を対象に野菜・果物の販売を行うらしい。
艇庫まで配送、価格はスーパー等から3割引程度と、食事当番もニッコリのサービス。
3日分の食材の在庫管理と金額の想定等デメリット面もあるけどいいよね。
影響されてカメラ欲しくなっちゃった。
なんかめっちゃファンだな僕。
コギカジ@ボートのメディア
早慶戦などのイベントの注目選手や、日本代表に選考された選手へインタビューを行っており、ボート界のメディアといった感じ。
コロナ禍中には全国のボート部の状況や練習の工夫などを伝えていた。
2KTT
オリジナルデザインの水上着を売ってる。
チームユニフォームもオーダーメイドできるよ。
海外の論文や書籍の情報を多く記事で紹介している。
洗練されたサイトデザインとなっており、ボートが好きで競技の発展のために集まったとてもインテリジェンスな集団という感じがする。
バーチャルインドアローイング大会
これはオンラインでエルゴの記録を競うもので、コロナ禍のここ数年でよく見られるようになった競技会だと思います。
日本では2023年初開催ということで発祥はどこなんでしょうね。
参加者は特典でオリジナルのエルゴを引くCHUMSのTシャツが貰えたらしい。かわいいしうらやましい。エルゴは引きたくないが。
これ実はカヌーではCANOE HOME主催で数年前から実施されていた競技形式で、2019年、20年はオフラインでエルゴを並べて大会を実施し、21年からコロナ対策でオンラインでの実施、今年で第3回を数える。
「エルゴはしんどい」というのは競技に関わらず全ての人間の共通認識だと思っているので、僕が参加したことあるかは聞かないでもらいたい。
CANOE HOME
さて、カヌー界でおもしろそうな新しい取り組みと言えばCANOE HOME
・エルゴ大会の実施
・各競技会のライブ配信
・各都道府県のカヌーチームへの取材
現場を離れた元カヌー部たちは石川や香川で行われる日本選手権、日本代表選手選考会を現地に観戦しに行くことは難しいので、YouTubeでレースを配信してくれるのはとてもありがたい。
最近の僕といえば異様にボート界に興味があり、戸田で活動しているボート部の学生や、ローイング協会パラローイングの佐原さんのTwitterをフォローしちゃったりしている。
ローイングに興味がありすぎて海の森で開催される全日本選手権を観に行こうとしている。信じられない。
昨年の学生選手権の物販がおもしろいとおもったのがきっかけかも。
学生ノリで買っちゃうに違いない。僕は同じチームの人が優勝したら喜んで買うし、優勝したら周りからプレゼントされたい。
ただ現地で着れるわけではなくて10月末発送らしくて、届く頃には優勝の興奮もボートコースの水温も冷め切っている。
カヌー界を盛り上げてくれる新たなメディアの参入が待たれる。はやく〜!
やりたいことはあっても形にする技術がないので一つ一つ勉強していこうと思います。
すごい尻すぼみになりました。すみません。
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