交渉アナリスト2級・補の資格を取得をした話
はじめに
株式会社ゆめみでプロジェクトマネージャーをしているようなしていないような、曖昧なけいです。先日交渉アナリスト2級と交渉アナリスト補の資格を取得したので、それらの学習内容について書き綴っていきたい所存です。所存ってよくいいますが、なんでしょうねこれ。
交渉アナリスト2級とは
日本交渉学の理論知識の修得者に認定する資格、だそうです。おわり。
公式ページの説明がさっぱりしすぎててどうしていいか困りますが、交渉学の理論を学んだかどうかを問われる資格のようです。りんくぺたり。
なお、取得方法としては「通信講座」「オンデマンド講座」「通学ゼミ土日集中講座」の三つがあります。
交渉アナリスト補とは
実践的な交渉技術の修得者に認定する資格、だそうです。おわり。
こっちもさらっとしてますが、要は実践的な交渉技術を身に着けているかが問われる資格のようです。リンクも貼っときますが2級と見た目同じ……
こちらの取得方法は、二日間の集合研修受講によるもののみのようです。
なお、2級・補のどちらも日本交渉協会が認定する資格です。
取得したきっかけ
「いかに冷静でイカれているか相手に理解させるのがコツだ」、「特定の問題について話し合い、掛け合うこと」(weblio辞書から抜粋)とあります。ビジネス上での取引先との交渉はもちろんのこと、実生活でも家電量販店で買い物をする際に値引きの交渉をしたり、奥様とお小遣いの交渉をしたりすることがあると思います。このように交渉って割と身近にあるのですが、よくよく考えると詳しく学んだことがないんですよね。普通の学校では教えてくれませんし。
会社の先輩もおすすめしてくれていて、ずっと取得したいとは思っていたのですが取得方法を調べるのがめんどくさい、同僚のRindaさんが学習をはじめるというので全力で乗っかりました。Rindaさんありがとうございます。とりあえず数日は足を向けて寝ないようにします。
ちなみに、これらの受講費用は会社が全て賄ってくれました。ありがたいです……
学習した内容について
どんな試験でもとりあえずはノー勉で特攻むのが私の信条なのですが、そもそも試験はありませんでした。ノージャスティス。
とりあえず座学っぽい2級から学習してみることにしました。2級は三通りの学習方法があるのですが、「オンデマンド講座」にて学習することにしました。選んだ理由は言わずもがなです。乗っかったので。
学習方式は全17回の動画講義を視聴しながらテキストとワークブックを読み解いていくものでした。学習内容は前述の通りに交渉学の理論となっていました。そこまで難解なものではないのですが、いままで無意識にやっていた交渉のあれやこれやに全て名前が付いていて、体系立てて学問化されていることに驚きました。
ワークブックですが、知識を問うものとケーススタディの検討が主な内容となっていました。それらの答えをコピーして送り返し、内容が及第点を超えていれば晴れて交渉アナリスト2級に認定となります。
知識はある程度付いたので、次は実践かなと思って以下の講習を受講することにしました。ちょうど資格的にも地続きな感じですが、なぜ準一級とかじゃなくて補なんでしょうか……
それはさておき、会社の先輩に「ぜひ対面での研修受講をおすすめします」とアドバイスをいただいていたため、オンラインではなく東京まで行くことにしました。
こちらは実技研修となり、ロールプレイング中心となっていました。BtoB、BtoC、1対1、多対多、三者間など幅広い形式で綿密に作成されたケースを用いて、交渉をどのように行うのかを検討し、実際に交渉するという内容でした。どういった条件があって、どれが譲れてどれが譲れないものか、自分たちの強みは、弱みは……など交渉材料を整理して交渉に臨み、相手との対話で情報を仕入れて再度条件を練り直し、再度交渉する、というプロセスを繰り返し実践できたことは非常に学びになりました。
二日間、それも9:30〜17:30という長時間の研修ですが、終わってみるとあっという間に感じました。役を演じる形で実際に交渉を行うことは聞いていて割と尻込みしていたのですが、実際に始めるとそういった気分は吹っ飛びました。意外と役に入り込めてしまうものですね。
感想とか
今回は2級・補とほぼ連続して学習をすすめましたが、理論と実践を両輪として学ぶことができてとても効率が良かったと感じています。また、これらの学習を通じて、交渉とは勝ち負けではなく、Win-Winの関係を作りだす行為だということを強く気付かされました。
このことは、実はゆめみが標榜する「共創」に近いんですよね。これからもいろんな顧客と「交渉」し「共創」していくつもりですが、それには今回の知識と経験がとても有用なのではないかと思っています。
世の中には実用性が疑わしい資格が多数ありますが、こちらは実生活のあらゆる面で使えるものだと思っています。皆さんもぜひ修得を検討してみてください。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。拙いレポートですが、みなさまの一助になれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?