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効率よく医療英単語を覚えるには?

こんにちは!
HLCAでインターンとして働いているSaeです!現在、オーストラリアで11か月目、シドニーにある病院でアシスタントナース(介護士)の仕事をしていて、今は正看護師資格取得のために、IELTSやNCLEX(英語の看護師国家試験のようなもの)の勉強をしています!

今回は、みなさんが一度はくじけたであろう医療英単語の暗記についてのブログです!

日本語ですら覚えるのが大変だった医療単語、英語で覚えるのなんてもっと大変に決まっている!
なのですが、ちょっとしたコツを覚えることで、すこーしだけ医療英単語を覚えるのが簡単になるので、今回はそのコツ、接頭辞・接尾辞・語幹についてお伝えできればと思います!

接頭辞・接尾辞・語幹とは

接頭辞・接尾辞・語幹は、単語の中のパーツを指します。

接頭辞(Prefix)

単語の前につけられる要素で、単語に新しい意味や方向性を与えることができます。
micro- (小さい、微小な)
anti- (反対、逆の)
hypo- (低い、不十分)
hyper- (高い)

接尾辞(Suffix)

単語の末尾につけられる要素で、単語の意味や文法的な役割を変えることができます。
-ectomy (切除)
-ology (学問、科学)
-itis (炎症)
-ly (単語を副詞化する)
-ment (単語を名詞化する)

語幹(Root)

単語の中心となる意味を持つ部分です。
cardi- (心臓)
derm- (皮膚)
nephr- (腎臓)

このように、医療単語は接頭辞・語幹・接尾辞の3パートから構成されていることが多いです。

実際に単語の例を見てみよう

接頭辞の例

接頭辞で挙げたhyper・hypoを使った英単語だと、
Hypertension(高血圧)、Hypotension(低血圧)、Hyperglycemia(高血糖)、Hypoglycemia(低血糖)があります。
また、anti-は薬物系で特に役に立つことが多いです。
antibiotic (抗生物質)
antidepressant (抗うつ薬)
antihistamine (抗ヒスタミン薬)
antifungal (抗真菌薬)
antiviral (抗ウイルス薬)

接尾辞の例

-ologyは科や病棟名でよく使われます
Cardiology (心臓病学)
Neurology (神経学)
Dermatology (皮膚科学)
Oncology (腫瘍学)
Radiology (放射線学)

-ectomyは○○切除術など外科系で使われます
Appendectomy (盲腸切除術)
Mastectomy (乳房切除術)
Hysterectomy (子宮摘出術)
Cholecystectomy (胆のう摘出術)
Prostatectomy (前立腺摘出術)

-itisは炎症という意味なのでこれも非常によく使われます。
Appendicitis (盲腸炎)
Bronchitis (気管支炎)
Gastritis (胃炎)
Arthritis (関節炎)

語幹の例

たとえば、私が好きな整形外科、骨について挙げてみると、
osteo (骨)
Osteoporosis (骨粗鬆症)
Osteoarthritis (変形性関節症)
Osteomyelitis (骨髄炎)

心臓系だと
cardio (心臓)
Cardiology (心臓病学)
Cardiovascular (心臓血管の)
Cardiopulmonary Resuscitation (CPR:心肺蘇生法)

医療英単語は長くて覚えづらいですが、短いパーツの組み合わせで成り立っていることが多いです!
そのため、全てを覚えていなくても、○○が△△しているって言う単語だと思うから、、、と予測して英文を読むことができます!

もちろん実際にカルテを読むときで間違いが起こってはならないときや、辞書で調べられる時は調べた方が良いのですが、試験中などで調べることができないときはこのように意味を予測するのもありですよ!

実際にOET試験やNCLEX等でも役に立つのでオススメです!
もちろん一般英語もこのような仕組みになっているので応用可能です!

是非是非調べてみてくださいね!


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