遊んで1年、置いてきたもの拾ってきたもの
クラブを知って遊ぶようになってからそろそろ3年経つんだけど、その3年の中でも去年はすごく密度の濃い一年間だった。
去年出会った人達は初めて会った日から数えて半年と少し。体感は4年5年くらい。
誰とどこへ行ったのか数えればキリがないくらい遊んだし、思い出も友達も知識もたくさん増えた。
ドキドキして、ワクワクもして、この年だからこそ出会えるものに出会ったと思う。
知らない人しかいない場所に飛び込むのは勇気が必要だったし、特別音楽に詳しい訳でもない自分は何を話せばいいのかも何を話すべきなのかも分からなかった。それでも飛び込んでみたら初めて触れるものばかりで。とても新鮮で、とても素敵な世界だった。
けどどうだろう、行き始めた時に感じたモノが今は感じられない。これって仲のいい人が増えて安心できるようになったからなんだろうね。いい事。
その一方で出会う楽しさってのをどこかに置いてきてしまった気がして仕方ないのよ。
毎週末は行くものだなんて決まりはないんだけど、みんながいるなら行こうか、って。これ自体は悪くない。会いたいし。
ただその流れがルーティンと化してる現状がとても嫌だ。楽しいけど楽しいだけ、高鳴りがない。
ワクワクドキドキしたいわけですよ。
非日常を探しに行くのにそれが日常に落とし込まれたら、そりゃいつも通りのただ楽しい時間になっちゃうわけで。
じゃあどうしたいのって話ですが、やっぱり頻度落とすしかないのでは、と。今更かよって聞こえてきそうなもんですが、どーせーっちゅうねん。
一年に一回のイベントってめちゃくちゃワクワクするじゃん。あのスタンスでクラブ行きたいじゃん。
一年前に持っていったワクワクをそこに置いてきて、また一年後に拾いに行く、それくらいで良いと思います。
てかそうしていきたいです。
一年後に振り返って思い出した時、感情が、匂いが蘇らないような夜なんて寂しいからね。
新しい環境にまた飛び込むという選択肢はあるけれど、落ち着く場所も離れたくない。新しい人と会うのって好奇心が勝るのか、怖さが勝るのかで変わってくるよなぁ。飛び込む勇気と足を運ぶ事、考えながら夜の街へと繰り出すことにします。
童心は忘れられないけれども、
大人の落ち着きを⋯。
スケジュールは大人、遊ぶ時は子供。
そんな生き方していきましょうねってお話でした。
ではまた来年(大嘘)