スプラッタの向こう側 -2-
なんとも不穏なタイトルですけれども。
さて、動物の白骨採取法、前回は素材の入手方法について簡単にお話しさせていただきましたが。
それより先に伝えなければならない事があったのをすっかり忘れておりました。
そもそも何故私は骨など採取しているのか と
それはこれまでのわたしのnoteに目を通した事のある方ならお気づきかもしれませんが
改めて載せますがこういう作品ね。奥がわかりやすいですが、スタンドの足や、ガラスドームの縁とか上のほうに使っているのが、骨である。と。
この時は鶏ガラを使いました。いちばん身近な骨よね。
こういった作品の素材として、採取した骨を用いる訳で。骨標本の製作法など諸々調べた結果、以下のような方法にて採取いたします。
思いつく限り一番これが手軽な方法だと思う。
『冷凍ヒヨコ』を例に挙げて説明していきます。ややスプラッタな内容となりますが、タイトルにそう挙げてるんだから。苦手なかたは云々は省きますよ。
命がどうだとかペラッペラな動物愛護云々思想には付き合いません。
以下、過程を簡単に箇条書き。
①茹でる
②体毛、肉、内臓の処理
③酵素による蛋白除去
④残った筋肉等の繊維除去
⑤アセトンによる脱脂
⑥乾燥
以上。
で終わらせる訳には行かんと思うので、また各パートでの詳細は改めて。
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