Humans of HLAB Vol.25 Yuki Ushida
あなたの「今」はどんなストーリーでできている?
Humans of HLABは、HLABの最大の魅力である「人」に焦点を当て、彼らが今大事にしている価値観やそれにまつわるストーリーを写真と共に発信していくプラットフォームです。Humans of New YorkというBrandon Stanton氏のプロジェクトをベースとし、インタビュアーの話を彼ら自身の語り方そのままにまとめ紹介していきます。
What makes you ‘who you are’ right now?
Humans of HLAB is a platform where it focuses on ‘people’ within the HLAB community to share their unique stories and perspectives - especially on what makes them who they are right now. The stories posted are based on the project, ‘Humans of New York’, which Brandon Stanton shares quotes and short stories from his interviewees in their tone of speaking, along with their portraits.
「就活でも水色のファンシーなスーツ着てた!だって好きなものを身に着けることが自分らしさだから。」
“For me, being myself is important - and that’s why I wear my fancy light-blue suit while everyone else is all monotone!!”
私徳島出身なんだけど、徳島では、小さい時アメリカ住んでたってだけで、自慢してた訳じゃないのにもてはやされる状況になってて。そんな珍しいことなのかなって疑問は持ってた。徳島だと私が特別になっちゃうって感じかな。でも大学で東京に来たら、色んなところに住んでた人とか、色んな経験をした人がいっぱいいたから、居心地いいなって思った。特別扱いしないし、されないし。でも東京の人たちは面白いなって思ったと同時に、コミュニティの中での許容度が意外と低いな、とも思った。帰国子女なら、帰国子女同士で一緒にいるとか、ジャズのサークルでも、ジャズやる人はファッション興味ない、みたいな型にハマらなきゃいけない空気もあるなって感じた気がする。サークルの中でも、私は他の人たちとはちょっと違う雰囲気だったから色々言われたこともあったし。それでも私は「この髪型好きだもん」「この服好きだもん」って思ってたな。
そう思う理由は、私の人生のテーマとして、自分らしさを大切にしていきたいっていうのがあるんだよね。結構自己紹介でもこれは言ってる。見た目に関してだと、直感で「この色良い!」とか「これ可愛い!」って思ったものを身に着けることが自分らしさかな。就活の時も、黒いリクルートスーツじゃなくて、水色のファンシーなスーツを着てた。それ着てる時が一番自信持てるからね!
でも実は、自分らしくありたいんだけど、何かを成し遂げようとする時には、周りに遅れをとるんじゃないかなって思いもあって、自分を追い込んじゃったりするタイプでさ。自分の目標に達するには苦痛が伴わなきゃいけないっていう考えがあったから。でも最近思ってるのは、なにも苦痛を伴う必要ってないんだなって。だから私は苦痛なしで楽しくやる方法の1つとして「1日1つ」をやってる。例えば前はトランペットを毎日1時間練習するって決めてたんだけどちょっとしんどくて、今では1日1つ新しいジャズの曲を聴くって決めてる。ジャズ大好きだし、聴くことって他のことしながらでもできるから、難なく積み重ねられるなって思った。楽しくやってたら結果的にトランペット上手くなったとか、そういうのがいいなって。その方が私に合ってると思う。
ーYuki Ushida (HLAB TOKUSHIMA-MUGI 2014 Participant, HLAB TOKUSHIMA-MUGI 2020 JPS)
*JPS = Japan Side Mentor
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