『貢献したい、それに尽きる。』 #15 Kyohei Hayano
『プロフィール』
役職:GUNMA Deputy Director
名前:早野恭平(はやの きょうへい)
大学:北京大学 修士1年
お気に入りのカフェ:英国にいれば定番のPret!
最近のマイブーム:景観をカメラに納める
今欲しいもの:時間
2022年の抱負:コツコツと、一歩ずつ前へ、
お気に入りの絵文字:✨
貢献したい、それに尽きる。
HLAB2021が終わってから、2022ボードに応募するべきか予想外に迷いました。いや、そもそもHLABを続けるべきかで迷いました。予想外と言ったのは普通にHLABを「楽しい」と思っていることに変わりなかったから。でも楽しいからだけで続けて良いのかな〜という思いが頭をよぎりました。
去年がサマースクールに初めて携わる年であれば違ったかもしれないですが、2019年に対面で関わった小松サマースクールも含めて2年間サマースクールの運営委員を経験し、自分が得られるものはある程度得られたのかなと思いました。そして次も関わり続けたとしても、また同じように高校生、そして一緒に活動する大学生とともに楽しい時間を過ごす形になるのでは。なら自分である必要はないのではと。
ただそこで、「貢献」できることがあるのでは?と思い始めました。自分がいて役に立てるところが何かあるのであれば是非関わりたい。それがきっかけで今、ボードの一員として頑張っています!
オモロイチーム
「オモロイ」ってなんぞや?と思われるかもしれないけど、個性豊かなメンバーそれぞれからありとあらゆる発案が出てきたり、自分が思ったことや理想とする姿をイニシアティブを持って行動に移し、そして実現に向けて励んでいく。その結果、それぞれの強みを活かした面白いアウトプットが生まれてくると私は思うんです。小さな発案でもいい。「リーダーが決めて平が従う」のではなくて、ボードじゃない運営委員にやりたい事を実行してもらって、統括がそれを見守る。そして壁にぶち当たった時の相談役になる。そんなバランスが取れた、そして化学反応が起きまくるオモロイチームを作りたいと思っています!
-HLAB 2022 ビジョン-
『高校生が自分と向き合い、一歩を踏み出し、進み続ける「場」をつくる』
当たり前と例外の区別をなくしたい
なぜ高校生が自分と向き合う必要があるのだろうか。春を向かえれば学年が上がり、次第に高校を卒業して次の道を決める。普段から自分の目の前の道を進み続けている高校生がなぜ、新たに一歩を踏み出さなくてはいけないのか。
それは、「価値観の殻」を破るためなんだと私は思います。どこの国にいても、どこの学校にいても、どんな家庭で育っても、少なからず自分がいる環境特有の価値観に染まると思うんです。そりゃだって、自分の周りにいないような人のこと、なかなかイメージできるわけないじゃないですか。だからこそ高校生に日常にはない現実に気づいてもらう事で、自分の現実になり得る選択肢を増やしてもらえるのではないでしょうか?「当たり前」と「例外」の区別はない。全てが当たり前になり得るんだと気づける、そんな場をつくっていきたい。そしてそんな場をつくれるチームにしていきたい。そう思っています。
自分と向き合い続け、未来を変えていく
自分が理想とする形で終えた日なんてほとんどありません。事が思うように進まなかったり、結果が出なかったり、人に迷惑かけてしまったり。何かにチャレンジしようと思えば思うほど、自分の拙さに気づく連続。
「明日こそ頑張ろう!」という意気込みだけでは、自分はそんな簡単に変わらないことを、特に最近は思い知らされています。意気込みだけじゃ変わらない、本当に変えたいならアクションを起こして何かを自分で改善しないといけないんだと。そのためには自分と向き合い、自分の事故現場を探し、改修工事を進めていかないといけないと私は思っています。
窓を開けた先はヨーロッパだった
親の仕事の関係で長らく東南アジアに住んでいた私は、早く日本に戻りたいと思い続けていました。日本に住む方が楽しそう、そして自分は日本人だし将来は日本のために貢献したい。そんな思いで当初は日本の大学に進学する事しか考えていませんでした。当時、私は日本と東南アジア以外の地域に一度も踏み入れた事がなく、世界各国の大学に興味がないとか、現実的ではないとかを考える以前に、イメージがなさすぎてそもそも自分の選択肢に入れていなかったのです。
そんな矢先、周りの友達が欧米の大学に出願していた事もあり、気づいたら自分も「ちょっと窓を開く」感じの様子見程度でアプリケーションを出していました。そしてイギリスの大学からひとつ合格通知をもらい、それから自分の考え方が徐々に変わっていきました。
「3年間だけなら新しい国に行ってみるのも面白そうかも...」
この何となく思いついた考えをきっかけに数ヶ月後には初めてヨーロッパに飛んでいき、予想を何倍も超えた発見と出会いに囲まれた有意義な大学生活を送っていました。もしこの決断をしていなければ、今の自分がどうなっていたのかは分かりません。でも今と同じ目標や価値観はもてていなかったでしょう。「少し覗いてみよう」で人生が変わるんだということを、あの時の自分が今教えてくれているような気がします。
多様性の次元を拡張していく
HLABってやっぱり色んな人がいるんですよね。都会で育った人から地方出身者、文系から理系、そして就活に励む人から自分の理想の人生を模索する人まで、本当に様々なんです。確かに「多様」なのかもしれないですね。そしてだからこそ、海外で育った年数も長く、少し「変わり者」に見えるのかもしれない自分の様な人間でも、暖かく受け入れてくれるのかなと。それがHLABの好きなところです。
でも何かこの「多様」という言葉が当てはまらない事も多い気がするんです。一定の学力、そして金銭力のある人が集まる傾向があるのではとか、国内ではどうしても東京など首都圏の人、そして海外は米国の人に偏っているのではないかと。少し次元を変えてみれば、まだまだ多様性に欠けているのかもしれないと思いました。だからこそ、今年はこの多様性の次元を少しでも増やせればなと思っています。
みんなアマチュア、だから仲間になってほしい。
私たち運営委員も全員学生です。飛び抜けたスキルや経験なんてありません。だからこそ、皆んなと一緒にお互い助け合って、世の中に少しでも価値を与えられるよう頑張っていく仲間が必要なんです。そんな仲間からの応募、待ってます!!
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HLAB 2022 リーダーシップ・プログラムの締め切りは2022年2月12日(土)となっております。ぜひご応募ください。
募集に関する情報オンライン説明会:https://www.youtube.com/watch?v=xo_ahVna6Ak
リーダーシップ・プログラム募集要項:https://h-lab.co/leadership-program/apply/
みなさんのご応募お待ちしております!