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【SHIMOKITA COLLEGE】カレッジに入って自分が実現したいものがはっきり見えるようになりました(山岡寛泳さん)

本記事はSHIMOKITA COLLEGE(シモキタカレッジ)へ入居を検討されている大学生に向けた記事となります。今回は実際にSHIMOKITA COLLEGEに住む大学1年生のカレッジ生にお話を伺いました!

お話を伺った山岡さんについてご紹介します。

山岡寛泳(やまおか かんえい)
文化服装学院1年生。カレッジには1期生として2021年に入居。カレッジでは広報・クリエイティブ分科会に所属しており、現在はカレッジの広報誌・フリーペーパー「公開緑地」の編集長を務めている。服飾の勉強の傍ら、16歳の時に立ち上げた鯉のぼりのブランド「泳泳」の活動に取り組んでいる。

「これはチャンスかもしれない」とカレッジに応募

どうやってカレッジについて知りましたか?

山岡さん:自分がお世話になっていた恩師に教えてもらいました。恩師がHLAB代表の小林さんから新しい寮を開校することを聞き伝えてくれました。カレッジのことを知ったタイミングが、上京するタイミングだったということもあり、ちょうど良いと考えました。

入居する前はどのような印象がありましたか?

山岡さん:初めてカレッジを紹介された時はコンセプトがよくわからなかったです。最初の印象は「綺麗で大きな建物」で、見学した時点では入居をやめようとも思っていました。しかし、よくよく考えて迷う自分がいて。そこで、カレッジに関する記事をたくさん読んでコンセプトについて詳しく知ることで、「これはチャンスかもしれない」と思って応募に踏み切りました。

山岡さんの鯉のぼりブランド「泳泳」

予期せぬところで新たな発見や学びがあるのがカレッジ生活

いつもカレッジでは1日をどういう風に過ごしていますか?

山岡さん:朝、リラ食(relax食堂)を食べてから登校する場合とカレッジにいる日があります。カレッジにいる時は、ほとんど部屋で課題に取り組んでいます。服飾学校なので授業よりも課題の割合が多く、授業は夕方から夜にかけて行われます。夜は、リラ食を食べて、そこから共有部でカレッジ生と話したり、勉強しています。

よく話すカレッジ生はいますか?

山岡さん:僕は夜行性のカレッジ生とよく話しますね。高校生がいる時は高校生ともたくさんお話しました。カレッジ生とは他愛のない話から真剣な話まで幅広く話すことができます。「カレッジに入ってどう思うか」とか、「最近、疲れていないか」など、お互いを励ましあったりします。また、「これからどういう生き方がしたいか」とか「海外に行きたいか」など、将来のことについて、たくさん話すのは楽しいです。

学校の勉強、ブランドの活動、カレッジの活動等を両立するのは大変ですか?

山岡さん:両立は大変です。カレッジに入ってからバランスを保つために取捨選択や、全てをやろうとしないことを意識し始めました。全てをこなそうとすると時間が足りなくなってくるので、何を残して何を捨てるかを考えるようになりました。

どんな基準でどれを残すかどれを捨てるか決めていましたか?

山岡さん:やはり、人と話すことや自分が楽しめることは残そうとしていました。せっかくカレッジにいるのでたくさん人と話したいし、カレッジ生と話すことで思わぬ学びが生まれるからです。予期せぬところで新たな発見や学びがあるというところはカレッジでのいいところです。

今まで参加した・関わったカレッジのイベントで一番印象的なイベントや思い出を教えてください!

山岡さん:印象的なイベントはプロム(ダンスパーティー)ですね。僕はプロムで感じた非現実感がとても好きでした。普段いるカレッジの共有部が綺麗に装飾されて、参加したみんなの服装もいつもと違ってスーツやドレスだったのでとても覚えています。

また、カレッジに入った直後に、カレッジ生と一緒に鯉のぼりのお寿司を作ったこともよく覚えています。あるカレッジ生が子供の日に僕のデザインの鯉のぼりのお寿司を作りたいと言ってくれて企画してくれました。自分の話や自分に興味を向けてくれる人がいることやこんなに時間をかけて僕のデザインするものを作ってくれることが嬉しかったです。僕が中心となってみんなで進めていく作業を経験して、新鮮な気分でした。僕が主体となって他の人を巻き込みながら進めることは経験がなかったので楽しかったです。

カレッジ生と作った鯉のぼりのお寿司

高校生・大学生・社会人は一直線と感じた共同生活

高校生や社会人と寝食をともに生活する中での1番の学びを教えてください

山岡さん:高校生・大学生・社会人と生活すると過去も未来も見れるような感覚があります。高校生を見ていると、「自分も高校生の時こんな感じだったな」と振り返りますし、逆に僕より2−5年先を歩く社会人の方々をみていると「こういう生き方もあるんだ」と思うことがあります。特に、社会人の方々が仕事、結婚、老けること(笑)について話しているときに感じます。年齢は高校生も大学生も社会人も少ししか変わらないからこそカレッジでみんな一緒に生活すると「こうやって時間が過ぎていくんだ」とイメージが掴みやすいです。

僕はカレッジに入る前は高校生・大学生・社会人は三種別々の存在だと思っていましたし、高校生・大学生・社会人で大きく人が変わってしまうと思っていました。でも、カレッジに来て高校生・大学生・社会人は繋がっているんだと学びました。高校生・大学生・社会人で大きな知識量も変わることはないし、むしろ一直線なんだと思います。高校生の時に感じていたちっぽけなことが社会人になっても影響されていることもありますし、人生のイメージがしやすくなりました。

社会人になること、歳をとることに対しての見方は変わりましたか?

山岡さん:僕は、歳を取れば取るほど勝手に自分が変わっていくものだと思っていました。でも、高校生・大学生・社会人がバラバラのフェーズではなく地続きということに気づきました。だからこそ、自分で努力しないと変化は起こらないと感じましたし、そのために自分も頑張ろうと思いました。

あと、街を見たときに安心するようになりました。今まで、電車や街の中で高校生や社会人を見ると、すごく壁を感じていたのですが、その壁がなくなった感覚です。カレッジに来て色々な人と関わる様になってから人に対しての壁が溶けたことは大きな変化だと思います。電車や街で知らない人をみても前まで感じていた壁は感じることがなくなったし、安心して見れるようになりました。笑

山岡さんはカレッジの広報誌「公開緑地」の編集長を担当されていますが、編集長としての意識していたことはありましたか?

山岡さん:雑誌作成にあたって雑誌全体のトーンやテイストを合わせることを意識していました。また、僕は今まで何か制作物を作る時、自分1人のセンスや思想をもとに作ってきましたが、「公開緑地」を作る場合はチームになって取り組むので、初めての経験でした。全体の指針があってそれに沿ってデザインを決めたりする経験は斬新でした。無事着地できるか不安になったこともありましたが、楽しかったです。

カレッジに来て受けた影響はありますか?

山岡さん:自分の作っているものが評価されたり、アドバイスをもらえるところはカレッジの影響の1つだと思います。

また、カレッジに入って自分像や自分が実現したいものがもっとはっきり見えるようになってきました。カレッジでは色々な人と関わるからこそ、人との対比をたくさん行って洗練されていきました。カレッジに入る前は自分のやりたいことがはっきりしているようで曖昧でした。色で言うと灰色みたいな。でも、人との対比から自分が得意なとこ、不得意なことを洗い出すことができ、カレッジでは自分の話をすることが多いので徐々に自分像が浮き彫りになって行きました。

入居を考えている人へ

どんな学生にお勧めしますか?

山岡さん:さらに上を目指したい人や成長したい人だけでなく、「自分」という存在がよくわからない人でもやりたいことがあるけど何かモヤモヤしている人でも色んな人におすすめできます。

入居を考えている大学生に対してメッセージをお願いします!

山岡さん:原体験から言うと、入居する前はカレッジは、よくわからない大きな建物という印象だったけど蓋を開けてみたら全く違いました。今は入ってよかったと思っていますし、入る前に「怖い」とか「人と話せなくてどうしよう」など不安はありましたが、振り返るとその心配はいらなかったと思います。入居を考えているという時点で大きなチャンスが目の前にあるということなので是非つかんでください!

ご協力ありがとうございました!
山岡さんが立ち上げたブランド「泳泳」のインスタグラムはこちらから!

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現在SHIMOKITA COLLEGEでは大学生・社会人を対象としたレジデンシャル・プログラム3期生となる参加者を募集しています。参加者はSHIMOKITA COLLEGEで暮らす高校生・大学生・社会人のカレッジ生とともに過ごすことで進路についての気づきやリーダーシップを養います。募集に伴い、説明会や内覧会も実施しておりますので、詳細は、こちらをご覧ください。


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