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BOARDING PROGRAM年間生(23年度)|れいんぼーさん

SHIMOKITA COLLEGEでは、高校生・大学生・社会人が共に学び合うプログラムを提供しています。今回は、23年度から始まったBOARDING PROGRAM年間生(23年春・秋・冬プログラムへの通年参加)として23年4月から暮らしているれいんぼーさんへのインタビューを通してカレッジ生の生活や学び、カレッジでの経験を知っていただけたら嬉しいです!

HLAB COLLEGE BOARDING PROGRAM
-想いをカタチにする3ヶ月-

参加者は1学期(3ヶ月)〜、自分の学校に通いながら、
親元を離れてSHIMOKITA COLLEGEでの暮らしにチャレンジします。
洗濯や掃除などを自ら行う自律した生活にチャレンジし、
ともに暮らす大学生・社会人と対話したり、イベントに参加しながら
自分のやりたいことや将来設計を深めていきます。

詳細は公式HPへ

プロフィール

通信制高校に通う、高校3年生。普段は、渋谷を拠点に活動している。イノベーションセンター、渋谷QWSでいわゆる"ラブホテル"の価値に対してイノベーションを図るプロジェクト「ラブホテル・イノベーション」を推進している。今年の春からSHIMOKITA COLLEGE の年間プログラム生として居住中。下北沢という町が好きで下北線路祭や新世代賞(芸術家、デザイナー、建築家などを目指す25歳以下の若いクリエーターのための新人賞)の運営に携わっている。探究心の強い好奇心旺盛な18歳。

■年間プログラム生への参加理由について教えてください

3か月間という限られた期間だからこその濃密さはあると同時に、3か月間しかプログラムの期間がないと、「成長しよう、成長しよう」と思って自身にプレッシャーを課してしまうのではないかと思いました。これまでのれいんぼーは成長したいという欲がどこに行っても強かったんです。だから、ここを自分が安心して暮らせる場所にしたいと思いました。そうしないと人のことを頼れなくなるし、本当の意味での対話が生まれないから。1年間という長期間だからこそ、学べるものの量は多い反面、サマーステイ生であったり、ボーディングプログラム参加者である高校生と別れる経験は他の人たちと比べて回数自体は多くなってしまうかもしれません。けれど、一緒に時間を過ごす中で得られる学びであったり、感じられること、自分の身体に染みつくことはあると思っています。高校生という立場を利用して居住する1年間はきっと貴重だと思うし、高校生活のラスト一年の生活となる今年はここで過ごしたい、そう思ったことが大きな理由です。

BP’23春期生のキャップストーン発表会・集合写真

■カレッジに入居する前のあなたについて教えてください

入居前は家にある閉塞感が嫌で、どこか違う場所に行きたいと思っていました。高校生が暮らすことの出来る場所はどこだろうと思って調べていたときにSHIMOKITA COLLEGEを知りました。実は中学生の頃に1人で訪れるくらい下北沢の街が大好きなんです。古着や舞台、演劇、食といった様々なサブカルチャーに溢れている下北沢という地に身を置いて街の空気感を感じてみたいという思いがあって。また入居を検討していた時期が丁度スランプの時期だったことも決断に起因しています。入居を決めた3月から現在でも、その感覚は残り続けています。だからこそ、より一層自分を高見に連れて行ってくれる場所はどこだろう、と考えたときに刺激的な環境を求めて自分の身を置く、という選択はベストなのではないかと考えていました。

■入居して、最初に感じたことについて教えてください

入居した4月は自分が動かしていた外部のプロジェクトが忙しく、入った週はそれらに追われる日々を過ごしていました。だからこそ、「もっとカレッジ生を知りたい!」という思いが凄く強かったですね。カレッジにはコーヒーチャットという文化があるんですけど、それを口実に対話を重ねていました。「どんな人がいるんだろう、わくわく!」そんな心境だったと記憶しています。

ハウスメンバーのみんなで食卓を囲んだ

■滞在期間中に挑戦したことを教えてください

5月に『下北線路祭』というお祭りに実行運営委員長として参加したことが挙げられると思います。まず大前提として下北線路祭は、下北沢の再開発を行った辺り一帯で去年の5月から開催されている行事の1つです。去年もいなかったし、まだ入居したばかりだったので勝手も分からない状況でした。けれど4月に自身のプロジェクトで大仕事を終えていたので、「まあ、なんとかなるでしょ。やらせてください!」と若干の不安はありつつ、意気込んでチャレンジしました。下北沢がやっぱり大好きだったから、下北沢一体を巻き込んだイベントの創り手になりたかったんです。実際に取り組んでみたからこそ得られた学びや出会いは今ではかけがえのない思い出に変わりました。沢山のカレッジ生と接点を持つこともでき、挑戦してみて良かったなと思っています。

■カレッジの生活で、印象的だった出来事を教えてください

キャップストーンプロジェクトでの発表が特に印象的でした。3か月間のボーディングプログラム生にとっては最後となる成果発表の場で、年間生である自分も発表したんです。ここでの沢山の感情に溢れた生活をそのままに、過去のやらかし話にも触れて、みんなの前で赤裸々に話しました。あれほど本音をさらけ出せたのは、自分にとっては初めての体験で。セクションごとにデザインを意識しながらプレゼン資料を作成したので、熱を込めて話しました。

■カレッジでの滞在を通して変化したことはありますか

フィルターをかけることなく、個人を捉えるようになったことは自身が感じている変化の1つです。人のことを外見で決めつけない想像力を鍛えることが出来ました。また、高校生と一緒に過ごしていく内に同世代に対して抱いていた嫌悪感がなくなってきました。徐々に壁は壊れつつあるのかなと感じています。今までは壁が現れると自らすぐに心のシャッターを閉じてしまっていたけれど、一度閉じた扉を少し開けてみたり、閉まる速度が緩やかになったり、移り変わる変化がありました。

線路祭実行委員会・集合写真

■これから挑戦したいことを教えてください

ある種、カレッジから羽ばたいていく姿を2回も見送らなければならない高校生という立場は精神的に負担になることもあるのかなと思っています。一方で、得られる気付きや感情も沢山増えていく。だからこそ、そうした感謝の意味合いも込めて3か月間のボーディングプログラムを卒業していく高校生たちに思い出動画を贈りたいです。4月からはカレッジでの初めての3か月間だったということもあって、自分自身も手探りなところがあったんですけど、次の3か月はある程度、知り得た上での3か月間なので自分から高校生のみんなに持ち寄ることの出来る価値があれば、「どんと来い!」という形で提供していきたいと思っています。高校生といっても一枚岩じゃないからこそ、今後もよりBP生との時間を大事にしたいです。

キャップストーン発表会にて

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SHIMOKITA COLLEGEでは現在、Boarding Program23年度冬期生を募集しています。参加者は高校に通いながらSHIMOKITA COLLEGEで暮らす大学生・社会人のカレッジ生とともに過ごすことで進路についての気づきやリーダーシップを養います。募集に伴い、説明会や内覧会も実施しておりますので、詳細は、下記をご覧ください。
Boarding Program - 高校生の方へ | SHIMOKITA COLLEGE

また、SHIMOKITA COLLEGEでの普段の様子をInstagramにてご紹介しております。この機会にぜひ、ご覧ください。


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